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ギリシャで気付いたこと(2)→煙突の雪よけ(?) (自然周吾)


屋根の煙突の雪よけ(?)に”黒いサギ”が留まっている・・・。

この”黒いサギ”はじっとしていて動かない。また、ほとんどの煙突にも留まっていて、不思議に思った。
写真は、アテネ郊外のドライブインでの煙突だが、アテネ市内を走行中にもよく観かけた。
(▼写真:初日のドライブインでの”黒い鳥”→クリック拡大)

ただ、黒いサギが飛んでいるところは観えず、また、煙突の上以外に留まっているのも観えなかった。
実際良く観ると、真に鳥を模した模型ではない。
単に三角形の大小の黒い板を貼り付けているだけなのである。それが、どの角度からも、あたかも鳥がいるように 観える工夫がしてある。

この鳥は、煤で黒くなったのか、黒くなるのを予測して、黒色にしているのか・・・。白色の鳥は観なかった。

確かに雪が多く降る地域では、煙突に上手く蓋をしなければ支障が生じるだろう。この”黒い鳥”は風向きによって 向きを替えるようにも、なっているようである。(風見鶏のように)

風土にマッチした、とてもよい文化品だと思った。
(▼写真:メテオラのホテルからの遠望での”黒い鳥”→クリック拡大)
(14/05/03)