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市川塩浜駅のテニス教室からの帰り道、教育会館の横を通っていた時、突然、ふと思いついた。
『ガス・バッカスの”恋はすばやく”』という、言葉だ。
唄も正確には覚えていないが、昔、なけなしの大枚をはたいて、シングルレコードを
買ったのを思い出す。軽快なメロディーであった。何度も聴いたと思う。
こうも突然に無意識の領域から、言葉が出てくるのだ。それを、文字で記録しておかないと、
また、無意識の領域に、帰ってしまう。
そんな予感がして、ともかくも、メモをした。だから、どうなのだ、と問われても、困るが。
こういう訓練をしていて、いつか、やがて、ノーベル賞に値するヒントが得られるのだろう??。
大した事ではないが、書き留めて、意識のレベルに戻して保持することが、大切なのだろう。
そして、家に帰って、やはり、忘れていたが、手帳を見た。
『ガス・バッカスの”恋はすばやく”』がメモされていた。
ともかく、Googleで、検索した。1964年のヒット曲であった。記録の文字は正解であった。
だから、どうなのだ??。
そういえば、数ヶ月前に、NHK・BSで、視聴者が択ぶ、年代別ポピュラーヒット曲集なるものを、
録画した。が、『ガス・バッカスの”恋はすばやく”』は択ばれず、曲も演奏されなかった。
その時、余程、リクエストしようかとも思ったが・・・。それで終わった。
無意識の底から、浮上した、このフレーズは、一体何を、私に、指摘しようとしているのだろう。
1964年、昭和39年は、高校1年生頃である。記憶上、解明したくないような、時期のことである。
そのまま忘れ去ってもよい、些細な言葉でもあろうが、今は、貴重なヒントとして、自己検証に
も使用出来るキーワードなのだと、記憶に残しておこう。