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下賎な話で恐縮ですが、 昔、妹といっしょによく、連れ立って遊んでいた。そんなことで、二人は『金魚のウンコ』だと いわれていたことがあった。
金魚を飼っていたことがある人は、目にしたと思うが、金魚のそれは、長くつながっていて、 なかなか、切れないのである。
よく動いている金魚でも、長い間、それをぶら下げて、泳いでいるのである。
いつもつるんで行動している関係を表して、言うのである。
だから、その状況は金魚以外の、鳥の、でも、象の、でも、かばの、でも、いけないのであって、
金魚の、でなければならなかったのである。
本当に、云い得て妙である。
他に代え難い表現であるが、金魚のそれを見たことのない人には、実感は湧かないだろう。
私には、今、『金魚の・・・』だといわれる程、濃密の関係になる”金魚”は、残念ながらいない。
独立独歩の関係ではなく、共栄共存の関係でもない、どちらかといえば、親方日の丸の関係だろう。
幼い頃の、兄弟姉妹での関係でこそ、ほほえましいが、いい大人ではちょっと・・・という気が
しないでもない。
濃密な友達関係の話を聞いて、ふと思い浮かんだ、言葉であった。
(05/05/18)