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聞き伝えで恐縮ですが、面白い話なので、書いてみました。
先日早朝(土曜日?)のNHKラジオ第一放送の番組を聞いての感想です。 調査報告の内容は、聞き違い、記憶間違いにより、正確性に欠けているだろうことと、私見が混ざ っているので、ご注意ください。以下本文。
1階、2階、3階、4階、の発音である。(注:濁り発音部分を赤字にしました。)
それぞれ、『いっ-かい、に-かい、さん-がい、よん-かい』と言う。疑問は@3階のみ、なぜ『がい』
と濁るのか。回答:『ん』の後は濁る。
ならば、A4階は、『よん-がい』と濁らないのはなぜか。回答:昔は、『し-かい』と発音していたが、
『し』が『死』につながるので、『よん』と発音するようになった。正確には、『よん-がい』だろう
が・・・、『かい』が、そのまま残った。
Bこのごろ『さん-かい』と発音する人が多くなった。『ん』の後は濁るという特例を止めて、単純な
法則で、(すべて『○○-かい』の発音で)統一する、傾向が出てきたらしい。
私は、3『がい』も3『かい』も違和感なく、気にしないで使っているようである。どうするか。
同じように、百、2百、3百、4百、の発音は、どうであろうか、それぞれ、『ひゃく、に-ひゃく、
さん-びゃく、よん-ひゃく』で、さん-びゃくだけが、『びゃく』と濁るのである。
上述の『階』と同じ理由である。
ただし、『さん-びゃく』をさん-『ひゃく』と発音する人は少なく、まだ、一般化していないそうだ。
単純規則性を主張して、3『ひゃく』と、発音させようとする輩も、いるとかいないとか・・・。
私も、3『ひゃく』とは、なじめない。
あまり考えずに、発音していたが、日本語の読み方の勉強はまじめに考えなくてはいけないと、思った。
『・・・んが』という『ん』の次は濁る発音は、日本語の特質だろう。大切にしたい。
規則で統一した方が、分かりやすく、覚えやすいと、言う意見もあるだろうが、美しい日本語の
発音レベルでは、残しておかなければならない文化遺産だろう。
私は、この特例法則は、守っていきたいので、これからは、注目して、多いに発音して、記憶に残して
おこう。