つぶやく!!つぶやく! つぶやく・・・ |
嫁さんが、突然に聞いてくる、『もやしは、マヨネーズか、ソースをかけるか』と。何のことかと 一瞬止まる。夕食のおかずのことである。
面倒くさいので、『どちらでも良い』と応えてから、今日はソースが良いと応えればよかったと、
反省する。が、まあ、いいか、たいしたことではない、とも思い、黙ってしまう。
結果は、うまい具合に、私のはソースで、嫁さんのはマヨネーズになっている。
結果オーライである。
本当に、どちらか即決できないこともあるが、大概は、どうでも良いことで、”そんなの、自分で 考えてよ!”と言いたくなる問合せが、ほとんどである。
パソコンで、今のように、考えながら作業をしている時は、『どちらでも良い』に、怒りの感情が 乗って大文字の『どちらでも良い!』と声も大きくなる。
質問にまじめに応えても、結局、自分の答えを持っていて、『ああ、そお』との返事が、多い。 くだらないことを質問するなよと、思う。
怒りの感情を抑えて、まじめに決断して返事をした時、”無理しているなー”と、観察者の声が聞こ えてくる。
ああ! こうして、2人の会話は、感情を伴なわなくなり、心が離れていくのだと、確信する。 嫁さんの立場から観れば、こんないいかげんな生返事の年寄りは、”面倒見ないぞ!”という、小さ な決意が浮かび、それが徐々に大きく固まって、ある時、『さよなら!』と確定するのだろう。
(05/06/13)