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相性の悪さにも意味がある(自然周吾)

今参加しているテニスサークルは、どれも親睦を目的としている。 だから、ダブルスの試合は、固定ペアは作らない。当日参加のメンバーで順番に組合せを作る。
コートに来た順番が主流だが、30分程の準備運動を兼ねたショートラリーの後、じゃんけん等で順位 を決め、ペアを決めるのである。

試合に勝つためには、本当はペア選定は、大事な要素である。ペアを固定して、作戦を練ることが必 要でもある。試合毎にペアが替わるのでは、細かい作戦も採れない。ペアを固定という方法もある。
この場合、問題になるのが相性である。親睦目的サークルでは、固定ペアには、人数的にも無理がある。

ダブルスペアとしての基本的役割を充分認識し、互いに尊重しあうペアが、結果的には、楽しい結果 →勝利(?)を、得ることになる。

互いに親睦だという立場に立っていれば、問題はないが、(仮定として)相性の合わないペアとなった 時は、どうするか。

そもそも、相性が悪いと感じるには、それなりに意味がある。 相手が自分の”鏡”になっていることも多い。つまり、自分の”いやな面”が、相手の中に、観えるの だ。
しかし、現実に、相性が悪いと思われる人物が居たら、どうするか。 こんな心理的に厳しい状況を、どう調整して、楽しい1日に変えられるだろうか。
自分を偽って、愛想を作って、無理な対応をするのは、健康的でない。

人的レベルによって対応を3つ考えてみる。サークルを辞めないというのが前提だ。

@高度のレベル:相性が悪いのは、自覚し、認める。『まぁいいか』と、勝負に拘らず、自分の対応を 変える。場合によっては、人間関係の勉強だと達観する。
→ペアの回数を重ねる度に、テニスの技能が高まり、同時に、”親睦力”も強まるだろう。

A普通のレベル:『まぁいいか』と、勝負に拘らず、1回はじっと耐えることにする。 同じペアが何度も組むことは少ない。基本的に違う人とのペアを組むことが、現状では、暗黙のルー ルになっている。と、我慢する。
→その場の適応力は、優れるが、人的レベルは現状維持に留まる。

B回避レベル:どうしてもペアを組むことを避ける。そのためには、テニスしたいエネルギーをも削 減させることを辞さない。
・試合が始まってから、状況を見て、遅れて参加する。自分が最終順位になることは確定である。 だが、ペアとなるべき候補の順位が、どこかがほぼ分かる。
・また、途中、自分の出場試合開始直前に、敢えて、用事を作ってコートから抜けてしまう。 1回ずれる位は、たいしたことではない、と考える。これで、現在のペアの組合せからは、確実に外 れてしまうだろう。
→これは、順番の権利を放棄する程に、相当戦略的である。

幸いにして、Bのレベルに相当する人物に、遭遇してはいないが、出来れば、@のレベルで、積極的 肯定の方向で、対応したいものである。

重要なことは、自分が、他のメンバーから、Bのレベルの戦略を採られないように注意することである。 相性のチェックには、気を配る。
たとえ相性が悪くても、人的レベルの”親睦力”を高めるために、今のペア選出方式を有効に活用して、 嫌われずにメンバーに入れてもらえるように、テニス技能向上を目指す。

(05/06/27)