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ガソリンスタンドのセルフ方式が流行って(?)いる。私のバイク給油は近所の出○石油スタンドだ。
この出○石油スタンドは、お釣りをバーコードで、これも機械処理である。
単に機械化だけである。店員と話をしないで給油完了である。
ところで、バイク修理販売店近くのスタンドは、事務所がド○ールコーヒー店になっていて、ガソ リンの支払い窓口とコーヒーの注文窓口とが一緒である。どういう作業分担契約になっているかは 分かりませんが、コーヒー等の販売には、有効なビジネスモデルかと思う。
窓口店員のよく教育された標準話法には、売ろうかなと言う商魂は見えるが、好感が持てる。
ベテランの女店員の大きな声は、客に有無を言わせない、心地よい説得力がある。
さりげなく、コーヒーを、それもMサイズ(Sサイズもあるのに)を勧誘し、さらに、ケーキ等の菓子の
追加確認もしている。(Sサイズのあることを知らなければ、イエスになる。)
今日は暑いので、アイスコーヒーを薦めていた。ちょっと1杯に、注文の声が出そうになる。
気が付いた販売促進ポイントを列挙する。
@ガソリンを入れた客は、必ず、店内に入って店員の標準話法(セールス)を聞かざるを得ない。
『お支払は、現金ですか、カードですか。』で、次の言葉が、
A『アイスコーヒーは、如何ですか』『Mサイズでよろしいですか』である。
(最少サイズはSで、@50違う。さりげなく、高い方を提示する。サイズはいかがですか?より、
Mサイズでよろしいか、と問われたら、なんとなく”はい”と言ってしまいそうだ。もちろん、ノー
の客もいるが・・・。)
Bしかし、店内は涼しく、コーヒーの臭いが、プンプンだ。チェアーセットもある。休みたいだろう。
(子供が椅子に据わってしまえば、親はどうしようもない。)→1杯は、飲まざるを得ない。
C『食べ物は?』と追いかける・・・。(ホットドックのようなものもある。)
隣の年配のご婦人は、ホットドックを食べていた。
DAの次に、ガソリンに対する支払明細を、遠方の窓角に居る私にも聞こえる声で、読み上げた。
『ガソリン○○リッター、金額○○円、現金払いです』、『金額○○円受け取り、お釣りは、○○円です』、
他の客にも聞こえる程の声なので、当該客は、現金受け渡し処理を認めざるを得ない。渡したー渡さない、
という、いざこざは回避できるだろう。
ベテラン女店員は、上記会話の合間に、お愛想の言葉を挟むのも忘れない。
頻繁に来るガソリン客に、コーヒーを勧める。1サイズ上を勧める。さらに1品を追加勧める。もちろん片付
けはセルフサービスである。
追伸:コーヒー店の領収書に、『スタッフ募集中!!』の文が載っている。もしかして、あのベテラン女店員 は本部からの、しばしの応援者か・・・。
(05/07/08)