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結果OKの意外性サーブ打法(自然周吾)

サーブのコントールが悪い、ボールに無意識な回転がかかる、という打球は、試合戦術 の効果としては、有効だと思う。

すなわち、ボールが自分の思ったところには飛ばないということは、相手には予想もつかないとこ ろにボールが来ることを意味する。また、無意識なランダムな回転は、弾んで、どこに行くか分か らないのであり、一定の素直な回転とは違って、相手に計算させない、予測困難な打球となる。
共にヒットし難いはずである。ヒットさせない有効な打法の1つに見える。

皮肉だが、野球では、ノーコントロールのピッチャーの打球は、打つのは難しいと言われている。 反って、制球の良いピッチャーのボールの方が打ち易い。もちろん、厳しいコースにコントロール されれば打てないのだが・・・。

野球とテニスでは、ストライクゾーン&バットと、サービスコート&ラケットとのように、 ストライクの範囲(サービスエリア)と、バットとラケットとのスイートスポットの範囲の相違は あるが、共に、レシーバー(打者)はボールを芯で捕らえることを、よしとする点で共通している。
(野球でも、当たり損ねのヒットはあるし、テニスでも、フレームショットのエースもある。が、 それは、結果OKの『ラッキー』で、たまたまの事なので、評価されるのである。)

自分が予測できない方向への打球を、相手が予測できることは、少ないと思う。そんな意外性の効果 は大きいのだが、長く続く(正当な)”打法”ではないのだろう。
(ただ、ランダムなボールの回転効果は、持続するとは思っている。)

(05/07/20)