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蚊の生存戦略(自然周吾)

蚊の戦略(生存戦略)は、恐らく単純なシステムで出来ているのだと思う。 蚊の個々が単独で行動するのであり、群れをなしてはいるが、リーダーがいての共同作戦は取っていないだろう。 あくまでも固体独自の生存のことしか”頭”にはない。

私には、昆虫としては、大変身近な存在であり、基本的には遭遇し、近寄れば、躊躇なく叩きつぶすことにしている。 蚊とは敵対関係にある。
蚊について聞いている情報を羅列する。

・血を吸うのは、メスの蚊である。→血を吸わないオスの蚊など、いるのかと思うほど、蚊が寄ってくる。
・炭酸ガスを発生している物体(動物と認識する。)の体にとまり、血を吸う。→炭酸ガスの条件のほかにプラス 何か条件があるとは思うが・・・。
・私の身体に限っては、とまる場所を、特定するのだろうか。→直接炭酸ガスを吐く、口の周りには、来ないで、 足首の辺り、耳、それに2の腕に主にとまる。頭皮にも多い、のである。ランダムとは思えない。 ただし、やぶ蚊の場合は、どこでもとまる。
・手で叩いて、失敗するが(蚊は逃げても)、暫くすると、また、懲りずに戻ってくる。他にも餌があるだろうに、 死を恐れない突撃精神を持つ。蚊には死を懸けた食事とも言える。
・動物であれば、何でもいいのだろうか。固体は識別しないのだろうか。
・動きは敏捷である。→複眼の効用(注1ー以下)を有しているようである。(蚊も複眼だそうだ。)
・羽音は、相当の音であろう。(耳元に飛んでくると、ブーンと音が聞こえる。)
・1日何回の攻撃(食事)なのか。→1度、吸って、うまく逃げると、暫く襲ってこない。1日数回ではないか。
・息を吹き付ける(炭酸ガス)と、暫くして、背後に現れることがある。直接吐き口に向かわないで、回り込むという 戦術を持っているのだろうか。

確かに、固体として、死を懸けての”食事”には驚嘆する。

(05/07/29)

(注1):昆虫の複眼について:以下HP参考。
『昆虫の惑星、おもしろ生存戦略』ー「ヒトの10倍もある超動体視力」
http://homepage2.nifty.com/ToDo/cate1/koncyu1.htm