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サーブ:ファースト&ファースト打法(テニス)(自然周吾)

サーブはファースト&セカンドで2回打てるというのではなく、ファースト&ファーストの2回で打とう。
つまり、サーブは入れば、それでゲームが成立するので、ファーストだ、セカンドだ、との区分はない。

普通、レシーバーは、ファーストは、受身で構えるが、セカンドでは、攻撃的に構えている。
サーバーが、ファーストとセカンドとで、打球を分けるからである。
ダブルフォルトを恐れて、セカンドを”入れに”いくので、打球が浅く、緩くなりがちである。
すなわち、サーバーが、ファーストは、目一杯の勝負で打つが、セカンドでは、入れてくるという 意識と実態とを、レシーバーも、十分理解し同感しているからである。

そこで、私は、いま、ファースト&ファースト打法を実行している。ダブルフォルトも恐れない (ラブサーティーまでは、恐れない強気の態勢)、常にファーストで打つことを試みている。
私の狙いは、相手のレターンミスを誘い、チャンスボールをもらえるサーブを打つことである。

相手が打ちにくいボールとは、@ボールが速い、Aボールが深い、Bボールがライン際に入る、 の3点といわれる。ストロークでのことだが、サーブにも適応できる。3点揃えば最高に打ちにくいが、 どれか1つでも良い。@は無理なので、AとBを目指している。
つまり、(A)ワイドにコントロールして、深くサーブする。(B)センターを狙う、である。
基本としては、デュースサイド・アドバンスサイドとも、サーブする位置からして、最短距離のセンタ ー狙いをよしとする。センターに入れば距離の上で、レシーバーにとっては最速になる。

(A)と(B)を状況に合わせて、組み合わせて使うのである。
通常のパターンでは、第1ファーストは(A)、第2ファーストを(B)として、共にファーストの意識 で打つのである。
しかし、相手がミスのない上手な人であれは、なかなか勝てません。なぜなら、こちらは攻撃が苦手です。

次回は、どのような時に、”攻撃打法”と”つなぎ打法”とを判断してメリハリをつけるかについて、検討したい。

(05/08/10)

参考:『スマッシュ』2005年9月号:
「絶対ミスしない!つなぎのボレーと決めのボレー(p16-)」、
「あなたの知りたい、 聞きたい、を尾崎コーチが答えます!(p88)」