《トップに戻る↑》

情報コーナーに戻る↑

つぶやく!!つぶやく! つぶやく・・・

(バックナンバーに戻る↑)

定員なき定員の話し(テニスサークル)(自然周吾)

テニスサークル活動の事務局最大の問題は、定員なき定員の、当日参加メンバー数確保のことにある。
メンバーの多くは、基本練習より”ゲームしたい”が目的である。従ってゲーム出来る4人以上の 参加数を望んでいる。

すなわち、参加数3人以下では少ないと嘆く。だからと言って、参加数8人以上では多すぎる (2時間コート1面の場合)と嘆くのである。
かって、私は、4人でも参加しないという、メンバーに遭遇したことがある。4人では休めないという のが、理由であった・・・。

活動を企画実行している事務局には、当日の参加メンバー数が、少なくても、多くても、会員からは、 ”クレーム”の声が聞こえてくるのである。
サークル定数が7人であれば、全員参加でも参加メンバーが多すぎるという”クレーム”は、起こら ない、が、今度は、参加メンバーが少ないという”クレーム”が発生する。
事務局は、どうしても4人以上の参加を呼びかけなければならない。

これは、なかなか大変なことである。
メンバーにすれば、自分の都合で、自由に参加・不参加できるのがよいのである。 強制されたくないのである。
参加数が4人に満たない場合、事務局は、不参加各位に、電話等で再度参加を打診することになる。これは結構骨の折れる、 厄介な作業である。
電話するのも、されるのも互いに厄介であり、このことが、サークルの継続しない(事務局のなり手が無い)最大の理由である。

そこで、私は、原点に戻った。
原点は”テニスがしたい”である。ゲームもしたいが、そのためには、”うまく、なりたい”、”練習したい”がある。
ゆえに、事務局の本分はテニスをすることであって、当日のメンバー集めではない、と考え、1人でもできる練習メニュー(以下参考)を 作ったのである。

すなわち、参加者が自分1人でも、コートがあってテニスが出来るという状況ならば、それでよい。 ゲームしたければ、その参加数は、メンバー各位が考えればいいことである。
少なくとも、事務局は、参加できる日程を確保すればよい、と割り切ったのである。
結果、サークルの継続が可能となったのである。
本音レベルでは、事務局あってのサークルである、と断言できる。これがサークル継続の秘訣である。

(05/09/05)

参考:1人でもできる練習メニュー →ここをクリック