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かって結婚指輪は、”状況”によって、はめたり外したりしていた。いつの頃からか、はめっぱな しにしてしまった。
そして、最近気が付いた。その指輪が外れないのだ。
一つの理由がわかった。指輪をよく観たら歪になっていた。
円形でなく、楕円になっていた。このままでは、指の血行が悪くなり、指が死んでしまうと、
恐怖に思った。指輪を外そうと試みた。指輪が何で歪になるのかも不思議な気がした。
ところが、どうしても外れないのである。
嫁さんに話したら、指輪を切断するな!とのきついお言葉であった。
本当に死ぬまで、死んでも、指輪は外れない。指を切り落とさない限り、「指輪から逃れられない」
ことになる。
石鹸水に入れて外そうとしたが、それもダメであった。
そこで、鉄ハンマーを買って、木槌とで、楕円を矯正した。
そこそこ指輪は真円に近づいた。改めて、期待して石鹸水に漬けて抜こうとしたが、やはり抜けない。
もう一つの理由があった。左右の手の薬指を比較すると、なんと指輪の方の指が、太っているのだ。
最終的には専門店で指輪を処理(切断等の)してもらわざるを得ない。それまでは、そっとしておこう。
結果得た教訓は、指輪は、大きめに作っておくということである。なんと指も成長するのだ。
そして、たまには指輪を外して、状況を確認しておくことである。
思えば、随分永い間、指輪をはめていることに気づかずにいたものである。
まさか、指が成長し(太くなって)、抜けなくなるとは思わなかった。
孫悟空も、金の冠を、はめっぱなしにして、頭が大きくなって、外れなくなり、圧迫する現象が
発生したのだろう。(孫悟空の場合は、お釈迦様の魔法で、切断も不可になってしまったのだろうが
・・・。)
これで、嫁さんとは、死んでも離れられないことになってしまったのだ。魔法で、指輪が縮んだのかも
知れない・・・。恐ろしい出来事なのだろうか・・・。