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靖国参拝について考える(1.問題提起)(自然周吾)

首相の靖国神社参拝を、どのように考えるか。賛成か反対かと問われたらどう応えるだろうか。
考えておく必要がある。

個々の事項で今後検討するが、つたない知識だけからでは、今は、『賛成』と応える。

靖国神社とは何か。祖先に敬意を示すことは必要だ。特に戦争で犠牲になった方々のお陰で 今、我々は生きていられる。これは認めなくてはならない。
したがって、戦争犠牲者を祭ってある靖国神社は、参拝するに十分足る。
例え、A級戦犯が合祀されていても、平和を願っての参拝なら、それでよい。死者を生前の行い によって区分はできない。死者は等しく”死者”である。

公的立場のものが、特定宗教に肩入れすることは、許されない。
靖国神社は、特定の宗教か。否、戦死者を祭ったところとだけでは、特定の宗教ではない。
まして、戦争で亡くなった人を祭ってあるなら、国の施政者が、戦争を反省して参拝するのは、 適切である。
先祖を敬い、その犠牲の元に、いま生きていることを感謝し、二度と不幸な戦争を起こさない ように誓い、参拝するのは、良識から合っている。

つまり、日本の風土に適した行動であるといえるなら、中国・韓国からの”首相の靖国参拝” を批判されても、よく説明して理解してもらうことである。批判されたから止めるというレベル ではない。

まとめると以下@Aを前提で、首相の靖国参拝を『よし』と応えている。
@靖国神社は”先祖(特に戦没者)を祭った墓”に該当する。
A靖国神社は”特定宗教のシンボル”ではない。
私は、しばらくは、この前提@Aを自分の問題として独自に検討して行きたい。 靖国神社に行ったこともないのだ・・・。

(05/10/19)

関連資料:「窓-論説委員室から『靖国社説』(朝日新聞05/10/19夕刊)」より以下転載。

『小泉首相がポケットから賽銭を取り出/す。小雨降る靖国神社でその背中をながめ/ながら、 「読売新聞はあした、どんな社説/を載せるのだろう」とふと思った。/
(中略)
結果として、翌18日付の読売社説は、首/相に「もっと丁寧に内外に説明を」と求め/たものの、参拝に 賛成なのか、反対なのか/は読みとれない内容だった。
その真意は定かでない。ただ、確かなこ/とが一つある。読売、毎日、日経、産経、/東京、朝日の 在京6紙でいま、はっきりと/首相の靖国参拝を評価しているのは産経だ/けという事実である。<恵村 順一郎>』