日時:2003年7月5日(土曜日) 15:00 より
場所:玉川聖学院谷口記念礼拝堂
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢 7-11-22
1)オルガン演奏
<演奏> 内海 恵子 氏
(池ノ上キリスト教会・玉川聖学院オルガニスト)
J.P.スウェーリンク(1562-1621)
「わが青春はすでに過ぎ去り」による変奏曲
J.S.バッハ(1685-1750)
前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
Ich ruf' zu dir,Herr Jesu Christ
F.Mendelsshon(1809-1847)
オルガンソナタ 第2番 ハ短調
<オルガン> ボッシュ社製 (1988年9月設置、40ストップ)
2003年 改造・移設(須藤オルガン工房)
2) お話し
「オルガン製作におけるトリック、だましの技法について」
会員 須藤 宏概要:
同じオルガンが演奏者によって異なって聞こえる、直線が曲がって見えるなど、人間の感覚は不思議な要素がある。
オルガニストは意識していないであろうが、聞き手を『騙す』手法で聴衆を楽しませてくれるのだ。
オルガン製作において、緻密な観察をしていくと 聴覚を『騙し』て実在しない音を聞かせたり、 演奏者の指先を『騙し』て弾きやすいオルガンにしたりできる。
風量と鍵盤の重さなど
相反する条件を克服するには 人間の感覚の『騙される』柔軟性をうまく使ってやることで解決ができる。須藤 宏記
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