日本オルガン研究会
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2003年9月例会


マナ・オルゲルバウ 工房見学

「これだけは知っておこう!
     パイプオルガン トラブル対処法 基本編」

日時:2003年9月13日(土曜日)15:00〜17:00
場所:マナオルゲルバウ工房
     〒195-0063 東京都町田市野津田町1832-14
                 地図リンクは下にあります。
講師:松崎 譲二 (オルガンビルダー 会員)
    中里 威  (オルガンビルダー 会員)

残暑の中、参加者は30名を越す盛況であった。
2つの班に分かれて説明を受けた
 木工機械を使った木取りの実演と、製作中のオルガンを例にとって、オルガンのメカニズム調整、とりわけ 空鳴りにオルガニストが自ら対処する方法、についての説明が中里氏の担当。
 一方整音室でリード管の不調を直す方法と調律合わせについての解説 が松崎氏によって行われた。
 
オルガンに不調があっても自ら対処する意欲が無いオルガニストが多くなっていることに対する警鐘でもあった。 対処できなくても、その原因を探るために観察する意欲は持って欲しいものである。 これがお二人が強調したかった点であろう。

 参加者の多くはその後もZwiebelkuchen(玉葱ケーキ)にSauerkraut(キャベツの漬物)とソーセージを頂きながら、歓談の時をすごした。

    須藤 宏記


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