K100RSにLEDヘッドライト
合言葉は当然「もっと光を(byゲーテ)」





約10年前のHIDヘッドライトから
現代的なLEDヘッドライトに交換します。


本格復帰したK100RSに乗ってあちこち走り回っていると、他のバイクのコトが目につきます。
それは、他人の乗ってるバイクが気になるのではなく、もっと単純に「ヘッドライトが点いてるから」見てしまうんです。
振り返ると、1990年ごろ?(91年とか92年だっけ?)のライトオン運動とヘッドライト常時点灯車両が販売されてから
ライト点灯しっぱなしのバイクが増え、今となってはヘッドライトオフになってるバイク=少数派となっています。

今やショベルヘッドのハーレーとか空冷Zあたりのバイクでも、ライトを点灯させて走ってるくらい。

それに比べて、ウチのK100RSはその少数派のバイクとなってて、復帰後でもライトを点灯させて走っていません。
思い出せば、7年前だってライトを点灯させてなかった。
復活させたK1300Sは、現代的なヘッドライト常時点灯の車両だけれども、持ち主はそれを気にすることなく
走ってるし、多分、車両も常時点灯に対応した電気系統となっているのだと理解してます。

それをK100RSで実行させようとすると、7年間使ってなかったHIDライトの信頼性なり耐久性なりが心配で、
もし点灯させたとしても、その消費電力が電装系に負担になり、せっかく交換したバッテリーがすぐにダメになるのでは?と
不安にもなります。元々ヘッドライトを点灯スイッチでオンオフする時代の車両で、その電気配線もH4のライトバルブも
今の時代では明るさは足りないし・・・だからHIDに交換した・・・・、電力消費量も多いだろう。
ならば、電装系に負担がかからなさそうな(≒消費全力が少ないイメージの)LEDヘッドライトに交換して
常時点灯して走っても良いような車両に仕上げておこうというのが、今回のネタの始まりです。


前にスピードメーターのギアが壊れた際に、メーターを外したついでにメーター照明球を30年前の電球から、
LED球に交換したのも、ヘッドライトを点灯させた時=メーター照明も点灯する時の消費電力を低減させる目的が
あったんです。消費電力の減少幅は微々たるものかもしれないけれど、そのタイミングで交換したんです。



そのLEDメーター照明球の点灯の様子。
ちょっと薄暗い場所で撮ってみたんですが、
純正球に比べたら格段に明るい。
この明るさでも、純正よりかは消費電力は少ない・・・はず。


そう考えてから、ネットでLEDヘッドライトの種類を調べ、H4バルブの接続ソケットと接続させるだけの「ヘッドライトバルブだけの」
LEDライトを選択して、その接続にPAMSのヘッドライトブースターを使って、車体のヘッドライト配線にあまり負担をかけず
LEDライトを点灯させるコトにしました。
もし、失敗したら、ヘッドライトブースターはそのままで、ライトバルブ部だけ交換すれば、他のLEDライトも試せる。



LEDヘッドライトバルブは、こりす堂の商品で
H4タイプの汎用型?みたい。
消費電力は38Wだそう。
PAMSのヘッドライトブースターは新規に購入。
GPXから外してくるコトはしなかった。


     
で、2024年の夏季休暇初日の自宅前が日陰になった頃合いに
K100RSを引っ張り出して
車体からHID配線を撤去して、ヘッドライトブースター配線と
LEDヘッドライトの取り付け作業をしました。



一番苦労したLEDライトの固定。
例のリング状の固定金具で固定するのが大変だった
(LEDライトに先にリングを入れておかないとダメ)
防水ゴムはちょっと開口部を拡大すれば入る。


だいぶ写真を撮るのを省略しての作業でしたが、夕刻までには取り付けが完了し、テスト点灯が出来ました。



点灯したら、こんな感じ。
パッと見た感じでは悪くなさそう。


で、別の日に、エンジン・ミッション・ファイナルにオイル添加剤(今回はGRP)を入れた後の攪拌作業がてら
近所をチョロっと走って、LEDライトの感じを確認してみました。
成田の空港周辺は、一般道がトンネルになっているところがあり、そこを走ればLEDライトの明るさが分かるかな~っと
走ったものの、トンネル内がそこまで暗くないので、良くわからなかった。

途中でコンビニ休憩を取った時、LEDライトのヒートシンク部を触ってみたら、結構な高温になってました。
何か対策しないと、防水ゴムが焼けるかな?


2024年9月追記
ホームセンターへ行った時に、ちょうど良さそうなモノを見つけたんで、それをLEDライトのヒートシンク部と
防水ゴムの距離を稼ぐように取り付けてみました。


     
差し込み口が2個ついているタイプのバンド。
1本で8の字のようにケーブルが固定できます。
これを使って片方はライトステーに固定し
もう片方は大きいループ状にして
防水ゴムをライト側へ押すようにしてみました。
見た目ではヒートシンクと防水ゴムは離れてる。


取付後に自宅からライト点灯させてちょっと走り回ってみた。特に問題になるようなコトにはならず、良い感じ。


とりあえず今夜はここまで。