COMICS
今までに読んだマンガの偏狂的コレクション。
勝手にALIVE
中学生くらいに立ち読みで出会った最初のバイクマンガ。集○社のフレッシュジャンプという雑誌で連載されていました。
『バイクのマンガ』というよりも、『バイクの出てくる学園コメディもの』と言った方が適当な内容だと思います。
自分にとって、これがバイクに乗りたいと思ったきっかけになった入り口ですね。
よくバイクに乗る人で『バリ伝』とか『あいつとララバイ』とか読んでましたという人は多いと思いますが、この勝手にALIVEが
最初に出てくる人ってのはいないんじゃないでしょうか?うーん、マイナー志向ここに極めり。
このマンガで出てくるバイクって意外とバラエティに富んでいて、主人公がFZ400R(後にFZR400)、他にCBR400F・
V-MAX・GSX-R1100・Eliminater900・db−1・CBR400R・SRX−6・VFR400R・等々が出てきます。
4輪でもコブラ427・ルノー5ターボ・シボレーコルベットとか、個人的好みにジャストミートしていてここでもいい感じ。
話としては走り屋系のマンガでは無いので、そういったモノが好みの方は好きになれないかも・・・・・。
このマンガ全8巻なんですが、前半5巻があればいいでしょう。後半3巻は妙な対決モノになって個人的にも好きじゃない。
妙な対決モノは集○社お得意の戦法のようで、ダラダラ続けるには良い作戦みたい・・・。これは別の話か。
私のバイクライフの入り口となった最初の一歩です。
下の2冊も同じ作者のマンガです。
ペリカンロード
これも中学生くらいに見つけたバイクマンガです。ただし、原作がやってた時をリアルタイムで見たわけではなく、
後に発売された『ワイド版』というヤツを買って読んでました。まあ、何にしても「勝手にALIVE」よりも有名なモノでしょう。
これも出てくるバイクの話題には事欠かないですね。主人公がMBX50から始まってあの有名なMVX250に乗ってたり、
他にもBMWのR90S(これも有名な話)やZ400FX・RZ350R・RG250γ・GPZ250Rなどなど・・・。有名どころはかなりの
確率で出ているマンガだと思います。
このマンガも上と同様にそんなに走りを重視したマンガにはなってないと思います。主人公の生活のなかにバイクがあって、
その他にも学校生活やら友人・対人関係の話だとかが混ざって主人公が成長していく過程を描いている・・・といえば良いか?
個人的な好みで走りなんかはどうでも良いと思ってるので、こういった感覚のマンガを主に蔵書してます。
そうそう、この本の中であるエピソードの最後に、主人公の友人がGPX400Rに乗って登場してます。(それも白)
そのとき主人公が乗ってきたのがCBR400R(ハリケーンと呼ばれたヤツ)。当時は最新機種に乗っている若者だったんでしょうが
今となっては「えらく渋いのに乗ってる若者」にしか見えないのが寂しい。これも時代の流れか・・・・・
このマンガもすごく気に入って、アニメビデオ(放送ではなく販売・レンタル用に作られたアニメ)やサントラCD(そういうのが
売ってた)なんかも買ってみたりしてました。どれも意外と良い出来でした。
本棚にあるマンガと、秘蔵のVTRおよびCD。
逮捕しちゃうぞ&ああっ女神さまっ
上の写真にもちらっと写っておりますけど、これもバイクマンガとしては外せないところでしょう。・・・反論があるかもしれないが。
これを読み始めたのは、一番上の勝手にALIVEよりも昔ですねぇ。友人からの薦めで読んだのが最初です。
ただ、これを読んでた頃はバイクにはさほど興味があったわけでなく、普通のマンガとして読んでいました。
しかしバイクに興味をもってからは、話のなかにでてくるバイク(の描写)とかに目が行くようになりました。
まずマンガに出てくるバイクの姿も綺麗に書かれていてるのが、良いんです。あとその車種のマニアックさが良い。
そもそも作者の藤島康介氏もバイク好きのようで、私生活でも何台ものバイク&車を持ってて羨ましい限りです。
で、これも人気があったのでCDドラマ(配役がほとんどらんま)とかオリジナルアニメが93年ごろ作られたんですが、
これが最高!(CDドラマは別)
声優の配役がばっちり決まって、当時のアニメの中で最高傑作じゃないか!?と思ってます。
それが時が移って2005年。TVシリーズとして再製作されたんですが、ちょっとイマイチ。時が遅すぎた。
息の長いシリーズです。
スペシャルBOYS
バイクに興味を持ち始めてからというもの、バイクマンガといわれるモノにもかなり入れ込んで買い集めたりしました。
例えば「左のオクロック」とか、「GOGO激走ハイスクール」とか、「サムライダー」とか。
いろんなのを買い集めて、楽しんで、そして捨てちゃった。
そういったなかで上記の3作品と共に残った個人的に「お気に入り」のバイクマンガです。
出てくるメインのバイクがカワサキのAR80。これまたマイナーなバイクがメインになっております。
話自体はそんなに「膨らむ」話ではないので(1冊で話が完結。話が未完のままらしい)、なんとなく物足りない気がします。
でも、おもしろいと思う。
作中の所々に出てくる主人公らの気持ちというか感情ってモノが、「そういうのもあるよなぁ〜」と共感してしまったりして
かなり「バイク乗り」の気分が折り込められているマンガだと思ってるんです。
ちなみにこのマンガ、「バイクマンガ」ではマイナーかもしれませんが、意外なことに「マンガの世界」では結構有名みたい。
この作品は昔あるマンガ家の別の作品に「盗作(模写、あるいはパクられた)」された経歴がありまして、その元になった
マンガとして有名だという話を聞いたことがあります。
私も実際にその一部分を見たことがありますが、本当にソックリ。
確かこのデザインの単行本の他に別バージョンの単行本があったはず。
・・・・どこにしまったかなぁ。
士郎正宗氏の本
今までバイク関連のマンガを出してきましたが、今度は本当に個人の趣味を持ち出してみます。
さて、何人の方がこの作者の名前を知ってるでしょうか?こんなことを言っては失礼かもしれないけど、知ってればかなりの
「好きモノ」だと思います。「一部にかなりのコアなファンを持つ作者だ」と勝手に思ってますんで。
確か士郎正宗氏を知ったのは高3頃だったと思います。どっかの本屋で立ち読み(当時は本にビニールがかかっていない)で
見たのをきっかけにしていっぺんにファンになり、早速当時出てたシリーズを全て買い揃えて、楽しんでおりました。
その後大学での漫研入会時に「士郎正宗ファン」であることを言ったら、先輩がたにかなり驚かれました。
まあ、それはともかく。
大学時代にも何冊かの本を買ったりしてましたが、・・・・・・・新刊があまりでないんで、ツライです。
一番好きな「アップルシード」ってマンガがあるんですが、第1巻初版発売が1985年。現在出てる最新刊の4巻の発売が
1989年。その4巻の発売以後「5巻」が出てません。
もっとも、他のマンガとか画集が出てるんでそれらを買ってますが、早いとこ5巻が読みたいを思う今日このごろです。
年単位で出版を待つマンガってのもなかなか無いと思いますが、まあしょうがないか。
関係者の方。もしこれを見てたら
「攻殻」はいいんで、「アップルシードの5巻」を出してください!
本棚の中で増えもせず減りもせず、何年もこんな状態です。
GTロマン
今度は変わってクルマの漫画です。
バイクの漫画と違い、クルマの漫画ってかなり出回ってると思います。ちょっと羅列しても、サーキットの狼から始まって
よろしくメカドックとかイニシャルDとか湾岸ミッドナイトとかカウンタックとかオーバーレブとか・・・・・・・あと何があったっけ?
そんな漫画の中にあって、これはかなりお気に入りです。本棚の中には上記の漫画はありませんが、これはあります。
この漫画の気に入ってるところってのは、「作中の人物が本当にクルマ(その人物自身がもってるクルマ)が好きなんだな」って
雰囲気・気持ちが感じられるのが良いんです。
クルマに限らず機械モノ(メカモノ)の漫画って、何かと数値の上下を気にしてたりとかしてませんか?馬力とかスピードとか。
でも、クルマとかを好きになる理由ってのは、そういったモノばかりじゃないでしょ?
スタイルとかカッコイイってだけじゃなくて、持ってる本人の理由が好きだからの一言で済んでしまいそうなときもあるでしょう?
普通の日常の生活のなかで、作中人物が気に入ってるクルマのドラマ(エピソードでもいいし、トラブルって言ってもいい)がある。
そういった雰囲気がある漫画ってのが、これだと思ってます。私が好きな理由も、簡単に言ってしまえば好きだから。
しかし、気に入ってる漫画なんですが一つ難点を言えば、「作画があまりに変化しすぎ」
どうしたんでしょう?って心配になるくらいに変化していて、読んでて作者が同一人物かと不安になります。
その上、この漫画は同じ出版社の中で連載してた雑誌がいろいろとたらい回しにされた挙句に、消息不明に(連載終了?)。
たまに同じ作者の別の漫画を見かけたりするんですが、何か違っている気がして読む気になんなかったりしてます。
本当は10巻以上あったんですが、作画がガマンできる7巻までです。