COMICS 4
今までに読んだマンガの偏狂的コレクション、第4章
納都花丸氏のマンガ
元々のきっかけは、過去に通っていたコミケでの発見でした。
たまたまうろついていた館内でうっかり見つけたこの人の同人誌を見つけて、『絵柄』で購入したのが最初だったと記憶してます。
で、その『絵柄』に惚れ込んで、コミケに通っていた時期は欠かさず購入していたほど。
その後、この人が商業活動(=普通のマンガ雑誌での連載)をしているのを知り、そのマンガを買いあさるようになりました。
まあ、中々にマイナーなのか手に入れるのに必要以上に難儀したモノもありますが、そこそこの量を揃えられて、非常に満足してます。
そういった中で気がついたのが、「作画のタッチが全て微妙ぅに違って描かれている」こと。
写真では3マンガの単行本を並べていますが、これら全ての画のタッチが違うってことが結構驚きのことでした。
大抵のヤツは、同じ作者なら同じような画で違うマンガを描きそうなものですが(さすがにずっと同じ画で描き続けるのは難しいでしょうが)、
この人はさほど違わない時期に発表したマンガでも、明らかにタッチを変えてるのが『スゴい!』って勝手に感心してます。
で、この他の作品も集めたい気持ちがあるのですが、中々にマイナーなのか、本屋に並んでいないのが寂しい限りです。
絵柄で買っても、買って失敗だと言う作品が無い。
絵柄だけでなく、内容も個人的好みのストライクゾーンに入ってます。
田中むねよし氏のマンガ
かつて自動車雑誌『TIPO』にマンガを連載してた連載分・・・・・・の途中までと、その他の読み切りマンガの紹介です。
この手の自動車マンガにしては、ゆる〜〜い感じの「車にまつわる日常生活」を元にしたマンガになってると思います。
車やバイクに限った話ではありませんが、たいていの場合、このようなマンガは主人公と車などが引き立つように描かれる時が
多いと思われます。しかし、このマンガの場合は、あんまりそういった描写が多くない気がします。
そうは言えど、決してその内容に魅力が無いという訳ではなくて、どちらかといえば「身近にありそうな話」として魅力があります。
いくら車やバイクが好きだからと言っても、その所有環境が必ずしも恵まれるというコトは無くて、それは千差万別だと思います。
そういったコトを納得し、その中でどうやって周囲との折り合いをつけていくか?そんなコトをも考えさせられるマンガかもしれない。
ただ、惜しむべくは、その連載が尻切れトンボ的に終わってしまってた事。気が付いたら(連載を追いかけなくなったら)終わってた。
世の中的には、そういった華の無いマンガに需要を見いだせないのか、終わってましたねぇ。
※連載中に別なエピソードの話になり、別の連載が始まり、それが終わったって感じ?
連載が終わってても、マンガに出てきてた車たちは、元気に走り回ってると思いたいです。
意外に長期連載のマンガだったと思います。