旅装備
「狭いリアシート」と「デコボコタンク」をやっつけろ
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GPXやK100RSで使える装備をK1300Sでも使おう!
2011年の初夏。
久しぶりに北海道へ行けそうな予定が立てられた(実際に行けるかどうかは、まだ分かんない)のに、
主力機種であるK100RSがまたトラブルでダウン→ディーラーで修理中といういつものパターンに。
まったく、タメ息しか出ません。
前回時には急遽GPXを引っ張り出しましたが、今年は急遽K1300Sをツーリング仕様に仕立てることになりました。
ただ、持ち主はこういった長距離・長期間ツーリングで使うことは、全くの想定外。
なぜなら、絶対K1300Sで行ったら、行った先でフラストレーションが溜まるに決まってる・・・・・・・と、思ってるから。
地元でチョイ乗り程度の走行でも、ノロい車とかが居るとイライラするほどのパワー・スピードを持て余すって言うのに、
ツーリング先でそうなったらツラいに決まってる。
逆に、K1300Sで快適な速度で走ったなら、GPXやK100RSよりも快適速度域がもっと高速よりなので、
幾ら広大で雄大な北海道の道路と言えども、免許の点数が危ない。
いや、本当に。
しかし、ナンダカンダ言っても2番手であるK1300Sで北海道を目指すのが一番順当な選択肢だから、
手持ちのツーリング装備を使いまわせる装着方式でK1300Sに取り付けたいと思います。
まあ、やってることはK100RSでやってたコトと大差ありません。
強いて言えば、シートバックが世代交代してちょっと大きいヤツに変わったくらいでしょうか。
まずは、タンクバックから。
K1300Sのタンク(実際はタンクカバーと呼んだ方が正しいか?)は、磁石のつかないプラスチック製。
多分一番多く出回ってる磁石を使ってるタンクバックはそのままでは取り付け出来ません。
でも、K100RSでやってるような方法だったら、また同じように取り付けられるはず。
・・・・・と言う訳で、早速チャレンジ。
前側はちょうど上手い具合にフックの引っかかる部分(デュオレバーの上側支持部?)があるので
そこにフックを引っ掛ければOK。
で、タンクバック後ろ側は、同じようにK1300Sのシート下にゴムロープを引っ掛けて・・・・・・・
ホームセンターで買ってきた1.2mのゴムロープを使ってみます。
シート下のこの部分が使えそう。
ちょうどシート側も、突起物があっても上手く避けれそうだし。
ジャストフィット!
で、ゴムロープが途中で引っかからないように注意しながら、シートを取り付ける。
特注シートとの隙間がこのくらいあるので・・・・・・
余ったフックを使って、こんな感じに仕上げる。
ま、これで、タンクバックは一丁上がり。
で、同じくシートバックも取り付けましょう。
シートバック前側取り付け部は
タンデムステップの適当な部分を使って取り付けます。
引っ掛ける方式も良し、括りつける方式も良し。こっちでの固定は楽です。
後側は「しっかりと固定しても大丈夫そうな場所」がここくらいしかないので
ここのスリットに固定ベルトを通して
こんな感じで。
そうしたら、これにシートバックを装着してみる。
まあ、こんなもんでしょ。
しかし、ちょっと気になる部分が・・・・・・。
このシートバックには収納式サイドバックがあるのですが、
それを出すとマフラーと当たりそうになります。
これじゃ、荷物を入れて重たくなる(=もっとマフラーと近づく)とヤバくなると予想されるので、
30cm角・3cm厚のスポンジシートで高さを稼ぎます。
ついでに「シートバックが簡単にずれないように」と汎用滑り止めシートも購入。
いろんな両面テープを用意して
結構しっかり取り付けられるけど、使った後は簡単に剥がせるテープで固定します。
この仕様でずーっと使い続けるわけではないので、仮固定状態です。
もし、K100RSが帰ってきたらそっちに乗せ換えるから、ガッチリ固定はしません。
このくらいまで距離を広げました。
これだけあれば大丈夫でしょう。
これでバック類の取り付けは完了。
この装備だったら、K1300Sで長距離・長期間ツーリング出来るでしょう。
ただ、「行った先で快適にツーリングが出来る・風景などを楽しみながらゆっくり走るツーリング」が出来るかは、?です。
予想では、「例年以上に停まれない・停まらない移動オンリーツーリング」になりそうです。
後は、レーダー探知機と・・・・・・
これをどうにかしないとねぇ。
(実際の目視では、もっと暗いです)
2011年8月追記。
結局、北海道ツーリング前にK100RSが戻ってきたんで、K1300Sで行く理由が無くなりました。
K1300S用にレーダーとかHIDとかの用意をする必要も無くなった・・・・・・・んですけど、いつかは取り付けることになるでしょう。
ま、とりあえず一安心。