K1300Sのタイヤ交換
『K−バイクで行こう!』的な選択肢の提示




     
まずは純正で装着してたM社(像の印)のM3・・・・だったっけ?


かれこれ3年半・18000km弱ほど乗ってるK1300S。その間にタイヤを2回ほど交換しました。
その際の個人的なタイヤ選択の基準なんかについて、GPXやK100RSとの「基準違い」を含めて語ってみたいと思います。


K1300Sの新車に装着されてたのが、上の写真にあるM社(像の印)のM3。
特に気に入った点は無くて、「M社(像の印)」ってネーミングとそのトレッドパターンがイマイチな感じを抱いていました。
過去にどっかでも書きましたが、大した使い方をしない・出来ない持ち主が乗るK1300Sですから、タイヤなんてどんなのでも良いと
割り切っていればいいんでしょうけれど、そこはある程度のこだわりを持っておきたい。
気に入っているバイクですから、その魅力をたかだかタイヤくらいで失いたくないんです。

で、このタイヤ。
新車から使っていて約9000km走行した頃(2011年3月)に交換しました。上の写真は交換直前のものです。
自分の使い方なら、10000kmくらいまでは使えそうな耐久力を持ったタイヤのようでしたが、他のK1300Sオーナー諸氏は
こういったバイクのタイヤをどのくらいの走行距離で交換するんでしょうね?
一般的と思える日常使用でも、もっと短期間・短距離でタイヤ交換するもんでしょうかね?一応、スゴいバイクだし。

この最初のタイヤ交換をする時に、K1300Sに使えるタイヤをタイヤメーカー各社のサイトとかで調べてみたりしましたが、
GPXやK100RSよりも選べる種類が多くて、「やっぱり現行モデルなんだな」と感心しました。





GPXでは、F16インチ・R18インチで細いタイヤサイズしか使えないので、現在手に入るタイヤの中からやっとの思いで探し出し、
気に入ったモノを使うことが出来ているような状態です。
幸いなことに、GPXの場合では「好きなメーカー」「GPX標準サイズ」「好ましいトレッドパターン」のタイヤを
使えていますので、このメーカーがこのタイヤを作ってくれている限りは、このまま同じタイヤを使い続けると思います。
(ちなみに、D社のK155Fの110/90−16とD205の140/70−R18)

GPXよりも新しいK100RS(それでも22年前のモデル)の場合には、人生初の外車ってこともあって
GPXの選択基準とは違った基準でタイヤを選んで使っています。その基準とは「外車に似合うタイヤを使おう」。ミーハーな思考です。
何となく「外車」ってところを念頭に置いて、あえてD社とかB社とかの日本国内で入手し易いタイヤからは選ばずに
半ば盲目的にM社から出ているタイヤを装着しています。

ただ、K100RSの場合には他社(D社とB社)だと「純正指定サイズのタイヤで気に入ったトレッドパターンのモノが無い」という理由で
選んでいない部分もあります。
フロントは今も主流のサイズですが、リアの18インチ・160サイズのタイヤは各社に1種類くらいしか用意していないので、
さほど選択肢はありません。もうリア18インチってのはほとんど必要とされていないんだろうな。
その使っているM社のヤツだって、最新モデルのタイヤのトレッドパターンが気に入らなくて、旧型のタイプを好んで
使っています。タイヤがモダン過ぎてもバイクとのバランスが成り立ちにくいと思うので、もっと古臭いパターンでも良いんですけどね。
(こっちは前後共に、M社のパイロットロード2で120/70−17と160/60−18。多分3回くらい同じのを使ってる)




さて、本編であるK1300Sのタイヤの場合。
1回目のタイヤ交換の時は、K100RSと同じ思考(志向)でM社の中から気に入ったトレッドパターンのヤツを選んで
ディーラーで交換してもらいました。確か、リコール対策の部品交換と一緒の時でした。


     
2011年3月に交換した際の写真。
M社のパイロットパワー2CTで、120/70−17と190/55−17。


「やっぱりK1300Sなのだから、ツーリング寄りのよりもスポーツ寄りのタイヤの方が似合うでしょ?」ってくらいの選び方。
何度も言いますが、大した使い方はしていません


で、このタイヤでおよそ2年・9000km弱ほど走ったところ(2013年の3月)でタイヤを交換しました。
この交換の時は、主に予算と時間の都合で『飯田橋』で交換してもらいました。


     
今回の場合は、特に前側が「ほぼ使い切った」ような感じ。
このタイヤの感想ですが・・・・・・・・・特に無し。変なクセとか傾向とかは無いタイヤだと思います。


この2回目のタイヤ交換の際にも、やっぱりタイヤメーカー各社のサイトで一応調べてみたりしましたが、


     
まったく同じヤツに交換しました。


自分の持っているバイクは、ベタベタとステッカーの類を貼り付けているので、そのステッカーと相反するようなメーカーの
タイヤは装着したくないんです。一応「ドレスコード」は守らないと。


     
こんな風に仕上げています。


しかし、GPXやK100RSよりも選べる種類は多いのですから、それを生かさない手は無い。
もしD社やB社、あるいはP社やM社(像の印)のステッカーが手に入ったら、スポンサー変更くらいの気分で
ステッカーごと交換してみても面白いかな〜と想像してます。
となると、いろいろとバイク用品店とかネットでステッカーだけは先行して探しておいた方が良さそうだ。
こんな程度の理由でしかタイヤを選んでいません。ステッカー≧タイヤな関係です。


今回の格言「自分主観での見た目が大事」




2014年9月追記
この年の2回目の車検の際に、前後ともタイヤを交換しました。
ちょうどディーラーでタイヤ交換キャンペーンをしてたのと、何となく「タイヤが減ってたなぁ〜」と思い出したことで
急遽新品タイヤにしました。


     
3回目のM社のパイロットパワー2CTです。
パワー3もあったけど、・・・・・・・注文の際にその存在を忘れてました。


後で使用走行距離を計算してみたら、飯田橋で交換してから6300kmくらいでした。・・・・・・・・・ちょっと早まったか?
ま、減ってたのは事実だから、新品タイヤで気分良く走れる事に免じて、気にするのは止めよう。




2016年3月追記
前回タイヤ交換から約7800km。フロントタイヤ側のスリップサインが見えてた頃合で、前後タイヤを交換しました。
そして、今回はM社からB社のタイヤに変更しました。「今までよりも普段使いやツーリングに快適に走れるように」のが目的です。


     
B社のT30EVOのGTスペック。



で、ステッカーも交換。
のロゴに注目。


メーカーの説明だと、ある程度のスポーツ走行性能とツーリングに求められる耐久性などを両立しているようなので、
それを信じて装着してみました。
さらには、重量車向けのGTスペックなんて銘柄にしてみたり。人生初のB社タイヤということで、いろいろと奮発してます。

で、交換してからは、早朝ツーリングに持ち出したり、GWツーリングなんかに活躍させてます。
その経過での感想ですが、M社のパイロットパワー2CTに比べて、感触が固いのが目に付きます。
今更ですが、GTスペックじゃない方が比較するには良かったかな? その為かどうか判断しかねますが、固く、しなやかとは思えず、
何となくグリップ感に乏しい様に思えてしまいます。

そこへ行くと、前のM社のは3回も使い続けたせいもあってか、B社のよりも柔らか・しなやかで乗りやすかった気がします。
柔らかい(と感じる)分、グリップもある気がして、安心感・安定感があったかなぁ?サイズは同じなのにねぇ。

後はこの先の耐久性(どのくらいの走行距離でスリップサインが出るか?)とかが、気になるくらい。

次に装着するなら、GTスペックじゃ無いT30EVOにしてみるか?
それと・・・・・比較出来なくなるけれど・・・・・・、190/55から180/55にサイズダウンしてみたい。
BS誌で比較テストをやったときのように、多少の軽快さが出るかもしれないし、後付けのカーボンリアフェンダーとの当たりが
減るかもしれないから。


2016年6月追記
ディーラーにバルブクリアランス調整をしてもらうために預ける前に取った写真があったので、それを添付。すっかり忘れてた。


     
GWツーリング後の様子になります。
前はともかく、後は明らかに「コンパウンドが違います」という
色の違いがクッキリと。


メーカーごとに特色が出るんだねぇ〜。




2016年10月追記
今年の9月の長すぎる『秋の長雨』を過ごすのに、過去のBS誌などを読んで過ごしていたんですが、その際に見つけたネタです。
B社のBT−023に用意されていたGTスペック仕様は、乾燥重量250kgを超える車両に合わせて作ってたようです。
という事は、後継商品のT30EVOのGTスペックにも同様のコトが盛り込まれているはず。・・・・・・・じゃないかなぁ〜。

装備重量260kgのK1300Sには少々過剰装備だったかもしれませんが、「大は小を兼ねる」という言葉もありますから
タイヤがいろいろな負荷を楽々と受け止めてくれると考えて、使っていくことにします。
で、偏磨耗とかスリップサインまでの寿命とかの比較材料にしていきたいと思ってます。


2016年10月追記(2回目)
9月の長雨が過ぎ去っていったとしても、過去のBS誌でタイヤを扱ってた記事を思い出し→掘り起こしたネタです。
B社がBT−023の後継のT30を作ったときの記事で、タイヤの特徴を紹介していた中にGTスペックの事も書いてあり、
そこには、「ケース類を除いた車両の公称乾燥重量が250kg以上あるバイク向け」と言う紹介文がありました。
という事は、K1300Sに対してはやはりちょっと過剰装備だった?