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中秋の名月のお話

1.お月見とは?
 お月見は旧暦の8月15日に月を鑑賞する行事です。
この日の月は「中秋の名月」「十五夜」「芋名月」と呼ばれます。
月見の日には、お団子やお餅、ススキ、 サトイモなどをお供えして月を眺めます。
お団子を供える場合、普通は12個ですが閏月のある年は13個になります。
 また、8月15日だけでなく9月13日にも月見をする風習があり、
こちらは「十三夜」「後の月」「栗名月」とも呼ばれています。
十三夜には月見団子の他に栗や枝豆をお供えします。

各地には「十五夜をしたなら、必ず十三夜もしなければいけない」という言葉が伝えられており、
片方だけの月見を嫌う風習があったようです。
 十三夜の風習は日本独自のものです。


2.お月見はいつ?
 お月見は旧暦で行う行事です。現行の太陽暦とは日付にはまったく関連がなく、
従って月見の日付は年によって一定しません。
 今年は中秋の名月(旧8月15日)が9月15日、後の月(旧9月13日)が10月13日です。
 
旧暦の日付と月の形とを比べてみると、必ずしも15日が満月になるとは限りません。
だいたい13日〜17日位までの幅を持っています。