久しぶりの感触と絶望と 
Photo & Text by  鈴木 拓

釣行日 7月 4日

昨夜から台風4号の影響で雨が降り続いている。風さえなければ良い釣行になりそうな感じがする。翌朝、外を確認すると雨は降っているが風は2mくらいか・・・少し仕事があったので9時半頃までに終わらせて車を走らせる。ポイントは3ヶ所

まずはT川の大物ポイントここは何度も攻めてはいるが、2011年の大洪水後、淵が埋まってしまい潰れていたが、昨年くらいから最高とは言い難いが数匹は貯まるかな程度に戻っては来ている。1時間ほど竿を振るが釣れるのは小さいウグイやハヤばかり・・・水量は申し分なく右岸川の流心の底辺りにいそうな気配がするのだが・・・

太ミミズを2匹、ミミズ通しで1匹とチョン掛け1匹とで粘ると数分後に24cmの綺麗なアマゴがたまらずパクリと食らいついた!難なくタモに入れストリンガーで生かしておく。その後はアタリが無くなるが、時たまミミズがかじられて戻ってくる様になる。流れが複雑で目印のアタリが分かりにくい・・・オモリを少し重くして目印を15cm程下げてアタリをわかりやすくしてみると、前アタリが解る様に・・・今度はミミズを3匹ふさ掛けでアピールさせてゆっくり流すと目印が上流へ向かって引っ張られた!すかさず合わせを食らわすと、その場でトルクの大きな首振り
 間違いない、アマゴだ
引きの感じから尺はありそうだ・・・3分程泳がせて体力を奪うと観念した様で水面に顔を出す。取り込み場所が無く、少しでも魚が降るともう激流になっている。一発で掬わなければバラしてしまう・・・
緊張の瞬間・・・

浅瀬に引き寄せて掬おうとしたがタモに入らず、とっさに上から覆いかぶせる様にしてなんとか止めた。網の上から手で掴みキャッチできた。尺は確実にある。13ヶ月ぶりの尺上だ。


この瞬間がたまらない!

なんとも言えない高揚感に包まれる。そして自然とガッツポーズと声が山にこだまする。 数枚写真を撮り、もう少し粘ってみるが、反応がなくなりポイント移動する事に。



2ヶ所目もまだ今まで釣果が無いところだが、ここも数年前から淵が深く大きくなりかなりいい感じになっている。ただ、外道のオンパレードでサイズも10?15cmと小物ばかりで集中力が切れてしまう少し移動 。

3ヶ所目はまだ少し時期が早いが昨夜の雨で若干水が多いが竿を出せないわけでは無い。降りて竿を振るとやはり少し水が多く流れが早いので攻めづらい・・・もう1ヶ所の選択肢も頭によぎるが、時間が少ないのでここで粘る事にする。1時間ほど粘るがウグイすら反応がない。

そんな時、振り込んだ先に流木が流れてきて・・・仕掛けに絡まってしまった・・・流れが強く早いので、仕掛けを外す選択肢を間違ってしまった・・・流木が流されない様に竿を曲げて止めると乾いた音と共に竿の弾力が無くなった・・・4番の途中で折れたのだ。




穂先は流木と共に流されて行き見る見るうちに見失ってしまった・・・折ってしまったものは仕方がないが、竿の扱いを間違ってしまった反省と修理費の額に絶望しながら帰路につきました・・・

当分ベイシスで頑張ることにします。





体長 33cm 重量334g ♀

・竿 シマノ スーパーゲーム刀
NA90
・ハリス
 シーガーグランドマックス
FX0.6号 通し
・針 オーナー スーパーヤマメ 7
・エサ ミミズ