福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   役員会報告書
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第110回福島県北地区障がい福祉連絡協議会役員会報告書

1.日時 2016年3月16日(水) 10時00分~12時00分 

2.場所 腰の浜会館 1階会議室

3.参加者          もちずり:八幡、父の夢:古川、けやき:舟山、ボネール:阿部、
                 おおぞらの夢:岡崎、旅行考える会:佐藤、なのはな:佐野、
                 ろんど:高田、HANA:桑原

     【配布物】      ①研修会会計報告書  ②第110回定例会レジュメ
                 ③第109回定例会報告書
                   前回記録訂正あり:(なのはなの家)×成蹊高校手話サークル
                                        →○成蹊高校JRCと訂正
                 今回記録:桑原
4.議題
(1)福島障連協の会員の現状について 45団体(3月1日現在)

◇研修会の振り返り
 構成はとてもよかったのではないか。ただ、アンケートの内容を深く説明するには15分では少なかったかもしれない。
 当事者の生の声を聞け、意見交換もできて良かった。差別がいたるところであるということを実感さ
せられた。
 伊達市、福島市の方が3年続けて来ていただき、真摯に受け止められている。
 いろいろな障害の方のいろいろなことが分かってとても良かった。
いろいろな人の実体験が聞けた。法律ができて今までのことが差別だったんだなと気が付くこともある。良い機会だった。
 市の方は差別解消法についておもてなしハンドブックを使い勉強されている。法律が始まることによって具体的な取り組みをされているということが分かって良かった。
 あきらめというのは人生を暗くする。楽しく人生を過ごすことができなくなってしまう。そうならないようにしなくてはならない。
 第2部には大勢の方に参加いただけた。交流を深めながら1部の続きの話などもすることができた。年に1度の良い機会だった。

(2)平成27年度活動の総括について 
   事業計画にもとづいた予算付け、毎月の定例会、アンケート調査、研修会の実施をしてきた。
○定例会                 その具体的な中身について。
 毎月欠かすことなく実施してきた。主に福祉センターで開催。会員誰でも参加できる会議となった。
今まで通りの形で続けていく 。
○アンケートの取り組み  
 報告書にまとめて市に届けた。個人、行政、事業者向けの3本だてのアンケート
 設立当初から毎年続けている。継続していくということが大事だと改めて思った。市は誠意をもって
受け止めてくれるという仕組みができてきたと思われる。
 労力はいるが必要なことだと思う。さまざまな会議でアンケートの結果を利用していこうという声が挙がっている。
 信用されてきたという実感がある。実態があって提言しているという基盤があるので市も無視できな
い。各部会等に役員が参加しており、この会の提言が記録されていく。この土台ができたことによって
信頼性が高まった。
 9/1~9/30までのアンケート期間に遅れてしまうことがある。11月末までにまとめ提言できるように
するのが今後の課題。
 市の議会でも差別解消法について話題を出してもらった。
 10年やってきた障連協の活動が行政に認知されてきた。伊達市係長から、当事者の声を聞く機会
が我々はなかなかない。生の意見を聞けたというのはとても良かったとのこと。伊達市もそのような
情報を欲しているようである。
 3障害みんなで同じ課題に取り組んできたことが、10年間で積みあがってきた実感がある。
 震災から5年経過したが、まだまだ解決していないことに対して対応できていない所がある。2次、
3次避難所についても進めて欲しく、発言していきたい。
 役所は直接生の声が届きにくい状況であり、こちらから届ける内容は貴重である。
 アンケートはデータの積み重ねという以外に、保護者の方に説明する際などに啓発のきっかけにも
ったのでは。
 自由筆記の部分も市に届いて考えるきっかけになってほしい。
○全体的に
規約 : 現状通り
会費 : 未納の方現年度14事業所(1ヵ所閉鎖)、過年度1か所。催促する準備をしている。会費価
      格は据え置き3,000円とする。
定例会: 役員以外にも参加していただくという形で進めてきた。最初は参加があったがだんだん少
       なくなってしまう。その都度メールで案内は届けているがなかなか参加していただくまでに
       はいたっていない。出席が難しい方も多くいらっしゃるなかで、無理にならないように配慮
       しながらできるだけ多く参加してもらえるような取り組みについて、検討課題としていきた
       い。多くの方に定例会に参加してもらえるような工夫をしていくことが今後の課題である。
○次年度に向けて(役員改選)
会長 : 障がい種別に交代している。次回は精神の領域からお願いする。
      総会は5月なので4月までには決めたい。安部、高田で検討していく。
副会長以下の役員は知的、身体の領域で検討。次回の定例会でお示しできるように準備する。
(3)情報交換
古川     中央情勢
  WAMネット、厚労省HPを是非見てもらいたい。
・障害福祉サービス事業者等の業務管理体制の整備に関する届け出(3月8日)。
・総合支援法見直し関係(3月4日):重度訪問介護を入院時も可能とすること(看護師だけでは対応できないため)、自立生活援助(定期的な巡回訪問などにより、GHから地域生活への移行を支える。高齢や重度の方を受け入れる方針)、高額障害福祉サービス等給付費の支給対象の拡充(介護保険利用者負担を和らげるのが目的。基本的に介護保険優先は変わらない)、障害児支援の拡充、就労定着支援(今までは就労した数だけを実績としていた。長く働いていけるような支援を強化)、サービス事業所の事業内容などの公表制度創設(障がい福祉事業所も高齢福祉事業所許可を取得)のなど。平成30年に向けて進めていく。
・福島:地域生活支援協議会 提言書(案の段階)。差別解消法を地域の中に根差すようにして欲しい。地域生活拠点をしっかりと作っていただきたい。
短期入所を2床設置、GHの増設、多機能型の設置、職場実習を公共団体の出先機関で受け入れて欲しい、防災関係、災害時要援護制度、
登録制度に基づいた方々の避難訓練の実施など。
父の夢
 インフルエンザ1名。施設内で広がらなかった。新年度に向けて体制の話し合いをしている。一人ひとりご意見を聞き決めていく。
おおぞら
  2月28日つばさの夢チャリティコンサート:1000人弱の参加。新年度に向けて皆さんの意見を聞きながらカリキュラムを組んでいる所。
けやき
 インフルエンザ利用者1名。職員2名。全体に広がることなく終息した。特定相談2名換算でやってきた。契約件数は180件。法人で対応できるところは対応してきた。相談系の事業所を一元化して連携をうまくとっていく取り組みを行っていく。GHも再来年位までは整備していく予定。職員はかなり確保できている状態。
旅行考える会
 春旅行4月9~11日:大阪と和歌山21名参加。6月は6日間ハワイ
観光用のリフト付きのバス:福島に1台、郡山に1台あるが老朽化してきている。障連協からリフトバスの導入を県に要望していただきたい。防災関係にも役立つと思うし、様々な時の利用が可能である。→次年度の計画で練っていく。
なのはな
 インフルエンザになった人はいない。家族でなった方は1人いる。1人肺炎になった方はいる。1~3月は月に1度県庁カフェに入っていた。4月からは毎週(火)に行くようになる。職員1名退職のため、募集中。
ボネール
 11月に新しい建物ができた。1~2月は準備、3月7日に開店した。1月に見学会、2月に落成式。食堂
中心にやっていくため、施設外就労(メール便、掃除)を辞めざるを得なくなった。食堂の担当を4つに
分けて2ヵ月間練習してきた。
HANA
 年間通してお金の動きを見た。作業会計が赤字の為、4月からキーホルダーの値上げを検討してい
る。販売に対する取り組みを考え直す。年間を通しての販売の機関をある程度想定し、売り上げ目標
をスタッフ全体で意識していけるような取り組みを行いたい。自主製品の目標は100万円。
ろんど
 GHの展開の仕方。GHは通過型。便利屋:アパート清掃8割、便利屋2割だったのが半々になった
。自分達て仕事を得ることができてきた。食事提供部分を縮小し、他の事業に力を入れたらどうかな
どと検討している。
もちずり
 来年度の活動内容を検討している。決定までにはもう少し時間がかかると聞いている。皆さんが満足する取り組みができればと考えている。

【次回役員会】 
        日  時   4月20日(水)  10:00~ 
        会  場   福祉センター4階 第一保健指導室

【総会】            5月18日(水)                   
                                                  文責 桑原

                                                       以  上
                                                      
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