福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   役員会報告書
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第140回福島県北地区障がい福祉連絡協議会役員会報告書

日   時   2018年11月21日(水)  10時00分~11時50分

場   所   腰の浜会館 

   参加者   えいど福島;柴田、難病連;今井、親の会;石川、なのはなの家;佐野、
          新おおぞらの夢;岡崎、旅行を考える会;佐藤(孝)、クリエイティブファクトリー;大室、
          父の夢;古川、つどい;八幡、ボネール;阿部、ろんど;大橋、ポケット;吉田、
           手話通訳;2名、きらら;渡部

   【配布物】    ①第140回定例会次第 ②第139回定例会報告書 
             ③研修会次第(最終案) ④研修会チラシ(最案) 
             ⑤研修会日程・役割分担(案)⑥研修会予算書(案)
             当日配布;研修会講師の立木茂雄様のNHKハートネット記事(今井)、
             しめ縄・オリジナルカレンダー商品紹介と注文票(大橋)

議 題   
○記録報告:渡部  今回記録:渡部
○福島障連協の会員の現状について  49団体
○報告事項
  第13次アンケート調査回収状況(平成30年11月21日現在)
   個人アンケート;446、市町村アンケート;30、事業所アンケート;52
  
○研修会について
  ①研修会次第 
 行政説明の福島市の部分について障がい福祉課がどうしても出席できないので、一度、長寿福祉課 にお願いする、どうしてもだめな時は県北保福の遠藤様にお願いします。
②研修会周知については、消防署、消防団も入れ行政から働きかけてもらう事にします。
③研修会チラシ表題について
平時と災害時における障がい者への配慮を
切れ目なくつなぐ ~求められる地域力~ と改行の仕方を変更します。
④【申込】 別紙申込書にてFAXでお申し込みください(宛先:きらら渡部)FAX 024‐552-5131
とFAX番号も入れるようにします。
⑤研修会予算案について 懇親会負担金は講師とヘルパーの方は全額支出、その他は自己負担と
なります。
⑥懇親会のとりまとめは【吉田】→【佐藤】へ変更となります。
○伊達市福祉避難所開設・受入訓練について
      見学参加13名 意見交換参加12名 見学意見交換会の参加をお願いします。
○役割分担について
  次回定例会に三役で協議の上 原案を示します。

○情報交換
岡崎;11/12福祉新聞で災害時の避難行動要支援者名簿作成状況調査の結果を踏まえ、災害時
の避難名簿作成の徹底を消防庁が通知をしましたと掲載がありました、「避難行動要支援者名簿」の
作成及び名簿情報の平常時からの提供の促進等について、名簿情報については、条例で特別の定
めをすることにより、避難行動要支援者本人の同意の有無にかかわらず、災害の発生に備え、避難
支援等の実施に必要な限度で、平常時から避難支援等関係者に提供できることとされており、市町
村の実情に応じ検討するように通知されました。
 10/14地域バザー終了し、現在礼状作成送付、感染症状況では職員の家族がインフルエンザB型
に感染、市内にも数名発症していることより、感染症対策の清掃を始めました。グループごとの活動(
食事、買い物、ボーリング、カラオケ)など始めています。
古川;山口県の全国知的障害福祉関係職員研究大会で話をしなくてはいけない場面がありました、
その中で皆さんが非常に困っていること3点ほどあり、1点目は厚生労働省の優生保護法で強制避
妊、約16,000人の方(もっといらっしゃるかも)、法的にその時には優生保護法という法律に従って
いた、それは訴追されるものではないと判断が出た、今は母体保護法という名前になっています。皆
さん何に怒っていたかというと、何も責任をとらない 何も知らされないまま避妊をされた男性女性が
いらっしゃるのに責任としては、国で持つべきではないかということと、優生保護法から母体保護法と
なった経緯もありますけども、津久井やまゆり園19人の方を殺傷した植松被告、3年半も施設の職員
をやっていたこともあり、その優生思想に賛成するSNSがたくさんあげられていた、社会的に構造的な
ものとして考えて行かなくてはいけないというご意見が全国的にあります。
 2点目は厚生労働をはじめ中央本庁と地方自治体の障がい者雇用率の水増し問題がありました、
障がい者を2.5%雇用しなければいけないのに実際にはいらっしゃらない方も数にカウントしていた
こと、2019年末までに3,700人の中央本庁と官庁関係、地方自治体でも4,000人近く障がい者
の方たちを雇用します、理由は2.5%にするためだということ、2.5%にするために雇用しますという
考え方、数合わせの論理じゃないかとゆうので人権侵害に繋がるのではないかということ。その雇用
の時に条件を付けて、一人で通勤できる人、その職場の中で誰からも手助けされずに仕事を遂行で
きることの2つの条件をつけていること、福島県の場合は一人で通勤しなければいけない所は外して
あるが、勤務中は誰からも介護を受けない方でないと採用試験も受けられないという条件が付けられ
ており、障がい者差別に当たるというので問題視されています。こうゆう条件を付けること自体が合理
的配慮に欠ける、障がい者差別解消法に抵触します。と皆さん方が怒っていました。
 最後に人手不足の事、福島の立場から話をしたのですが、平成9年白河育成園事件、東京都内に
入所型施設を作れないので、福島に30名の入所型の施設を作る、暴力事件、性的虐待、薬物の過
剰投与、夜間職員1名で夕食後に眠剤を医師の処方なく投与し眠らせるということを出したところ、全
国から中国、山陰山陽大阪などからきた会場の方から手を挙げ、今でもうちはそうです30名夜勤1人
でやっています何とかしてください、と言われました、他の方も2名ぐらい、人がいなく意思決定支援と
か支援とか良い支援ができない状況、雇用出しても人が来ない、一対一で支援を行うことがわかって
いてもどうしてもできない所があると、人手不足があるというのは事業所や福祉施設の報酬単価が低
いので低い金額でしか人を募集できない、今障がい者関係は1か月の給料は平均で26万円、全産
業の平均は36万円、人手不足と報酬単価の低さ連動している、給料分だけ働けばいいではないかと
もありましたが、福祉の職員はそのような考えの人はいないと思う、いたら困る、全国的にも職員不
足、報酬が低く連動しているので人が集まらない。この3点が全国で大きな話題となっている。
父の夢は工事をしていて食堂が使えない、注文弁当にしています、食事の会話がなく15分ぐらいで
皆さん食事終了してしまいます、改めて給食はいいなと感じます。
大橋;11/26運営懇談会(利用者・保護者)29年度の事業報告と30年度の中間報告、31年度の
取り組みについて皆さんに報告しました。保護者の参加13名 利用者26名参加いただき、報酬改定
、工賃支払いの件を話し、安定した通所のお願いをしています。また、職業センターから来ていただい
て就労支援についてお話ししていただきました。12月には職業センター見学を予定しています。
しめ縄を業者に作ってもらい、しめ縄、カレンダーの注文を承ります。
阿部;11月から精神保健福祉士の援助実習ということで東北福祉大から学生さんが来られた76歳
福島市で成年後見人関係の仕事をしている方で精神保健福祉士をとりたいということで勉学に対す
る意欲はすごいなと思いました。
 大笹生支援学校高等部3年の自閉症、なかなかコミュニケーションがとれない方が実習しています
、ボネールは精神の方を受け入れてきたが、去年 一昨年あたりから発達障害の方、知的の方を受
け入れてきているが、対応がちがうので他の事業所でどのような支援をしているか勉強させていただ
くよう計画しています。利用者の年齢が高くなり70歳以上が3人、その中の2名 障がいをもって高齢
化し一部認知も入ってきている ある程度自分のことはできているものの、B型の事業所ではなかな
かきつい 仕事ができなくなってきている、その方達をどうしていくか 市や相談支援事業所等で担当
者会議を行い ケアハウスを見学体験してもらい気に入ったら移行してもらう等対応を考えています。
ボネール自身で共生型とかの対応はできないので、探し紹介していく対応勉強をしていきます。
大室;11/16バリアフリー調査 福島駅西口 障がい者の8割は車椅子利用 新幹線に一部の方は
乗ったことがない どのようにして予約をとったらよいかわからないという方が多かったので、事前に
申し込んで福祉サービス係に2日前までに予約していただければスロープを出します等の説明聞き、
仙台へ行ってみたいなどの意見が聞かれました。
柴田;特にはなかったですが、自分のことですが前の生活パターン起きる時間、寝る時間がつらくなったのでそれを変えようと思ったら事業所とかが足りないと実感がおきました、何とか新しい時間で生活が始まってヘルパーさんも変わり、毎日緊張しながら過ごしています。
今井;国会請願の署名のご協力ありがとうございます、まだお手元にお持ちのかたは12月の定例会
でも大丈夫ですので、ご協力をお願いします。
 難病連としまして11/13 県の担当課との意見交換会があり、難病連で12項目を県のほうに要望
書を提出、それに対して意見交換をする場があります、難病の方々の患者会としての共通の問題とし
ては専門医の不足ということをお伝えしています。お医者さん自体の不足もあり専門医というところま
ではなかなか手が回らないと感じながらも毎年同じことを伝えているところです。
 ヘルプマークの配布継続と周知徹底をお願いしてきました、11/1から各市町村でヘルプマークが
配布になったと聞いております、ただ今年は3,000個、個数が少ないのかもしれません、ヘルプマー
クを他の方々に知っていただかないと何のマークかわからないので周知徹底を継続的に取り組んで
いきたいと回答をいただきました。
 福祉避難所の設置もお願いしているのですが、去年も福祉避難所開設訓練の中でいただいた意見
を直接県の方のお伝えしました、障がいを持った方、車椅子の方、高齢の方が一時避難所まで行け
ないという現実もあるということもお伝えしてみると皆さん「ハッ」とされるところで、県の方は福祉避難
所は増えていますよという回答ですが、そこへ行くこと、たどり着かない障がいのある方もいるんです
と申し上げるとそういう事なんですねと聞いてくださるので、県の方から市町村に福祉避難所の設置
もそうですが一時避難所までどうやって行くか、今回の研修会でもお話聞くような地域の人とどんな
ふうにしてネットワークをつくりながら生活していくかを分かったうえで市町村に指導してほしいという
ことをお願いしてきました。防災訓練とかは、わりと市町村単位で行われているので、防災訓練に障
がいを持った人や高齢者の方も是非一緒に参加できるようなプログラムも作ってもらえるように指導
してもらいたいとお伝えしています。
 網膜色素変性症という患者会も所属しています、前回、えいどの柴田さんが歩行訓練士の設置を県
に求める署名をお願いしていました、網膜色素変性症の患者会も県に歩行訓練士を設けて欲しいと
いうことをずっと要望してきたので、県にその署名活動をしていますということをお伝えしてきています

 難病連は福島県総合社会福祉センター1Fにあります、11/19に避難訓練が行われました、今まで
ですと本当に通り一遍の避難訓練でしたが、センターの建物の中には難病連、聴覚障害の団体も入
っています、障がいを持った方がいるという設定で避難訓練を行いました、当日は今井が2Fの印刷
室におり印刷中に火災が発生したという想定で行いました、同じフロアの方が確認し、エレベーターは
動かず、階段を降ろしていただく 昨年は階段を車椅子ごとお神輿みたいに降ろしてもらいましたが、
今年は後ろのタイヤをつけた状態で私は掛け声をかけ「よいしょ、よいしょ」降ろしてもらいました、だ
いぶ軽減できたと思います。いろんな人と避難訓練できたことは良かったと感じました。
八幡;10/27つどいを支援する会主催の感謝祭を行いました、ボランティアのお手伝いもあり、来場
者は近隣住民の皆さんと支援学校の卒業生などもみえられ、たいへん多くの方に来ていただきました
。今年度は3,000㎡の畑に挑戦、秋野菜を収穫、皆様に販売しました。もちずりワークの増築計画
について、12月中に造成工事完了、年明けに建築に入る、業者さんと話しましたが建築単価が坪約
120万でかなり頭が痛い状況、3年前80万、その後100万、今は120万でないとできにと金額を示
され驚いた状況です。GHの整備にも取り組んでいて、国庫補助申請ぎりぎりで、補助の上限が3,2
00万、GHは1億2千万で考えていたのでかなり厳しい借り入れになるという今の状況です。
吉田;エコクラフトつくり、土日には販売会に参加しています、10/21あづまケアホーラムの販売会に
参加、次の週はあづま運動公園で行われた手仕事市に参加しました。そのほか料理教室、ウオーキ
ングをところどころはさんでおります。10/22エイド福島としてりんごっこの子供たちと福祉体験交流
会を開催しました、エイド福島が30名、子供たちが65名の参加がありました。ポケット周辺の道路の
危険個所、私たちがお手伝いをして欲しい信号などのスライドを見ていただきました、車椅子、車椅子
介助の体験、段差を乗り越える、アイマスクをして歩く介助する、車椅子バスケットをやっている方4名
来ていただき見学と電動車椅子の体験をしていただきました。項目を多くしすぎたこと段取りがうまく
いかなかったことから時間を30分位オーバーしてしまった。成果はあったと思います、学習センターの
大ホールをお借りする時に車椅子では困る、何故かと尋ねると車椅子だと床が傷つくからと、開催1
週間ぐらいになり車椅子バスケもやるんですと言ったらそれは話を聞いていないから10/15以降に
書類をもって説明に来いということで15日に伺ったら、今忙しいから駄目だから17日に朝アポを取っ
てから来いというのでりんごっこの理事長と伺ったら駐車場に着いたら計画書を読んだら来なくていい
と電話が入った。当日も支所の車椅子を使ってないかと確認に来たり車椅子バスケのタイヤで傷が
つくからと言いに来たり、他の体育館とか聞いたら学習センターを含めて車椅子も受け入れてくれ大
丈夫だというが北信学習センターだけがそういう対応で残念でもう少し考えてくれたらいいのになあと
思いました。福祉体験は子供たちに私たちの声を直接伝えることができたので意味深い交流会にな
りました。
孝浩;11/14~19日までハワイ旅行実施、車椅子の方3名、1名の知的障がいの方が参加してい
ました、私としては知的障がいの方が旅行中居なくならないかとか、気分をがいさないことを頭に置き
ながら気づかっていましたが反対で心配ご無用、佐藤さん私たちを連れてきてくれて疲れたでしょと
言われたこと、ビーチを歩いていると現地の方と一緒に写真を撮ってくれたことや何気ない会話は日
本では考えられないことが起きているなと思った時に知的障がい者の方を構えて連れてきたなあと
思いました。いい体験旅をさせてもらいました。11回目のハワイ旅行でしたが1回目の旅行のような
初心にかえったいい思い出に残る旅行になりました。
石川;11/9(金)親の会で初めての茶話会を開催しました、参加は25名3グループ7~8名に分か
れ皆さんでお菓子や飲み物を飲みながらフリートークしました、大変好評で毎月理事会をやっていま
すが活動報告と役割分担とか会議的な話が多く本音を話したり近況報告する時間がなく、茶話会で
話すことができ癒されたりみんなで笑えるなど貴重な会と感じました。福祉関係や保険関係の方もい
らっしゃって親亡き後のお金の管理なども話してもらい勉強になりました、また保護者の方から建物で
はなく人だよねという話になました、健康を悪くして頑張るのもいいけど自分の健康にも気をつけなが
らやっていこうねという話になりとても自分を振り返えったり、いろいろ話し合えたことがよかったと思
いました。ヘルプマークですが早速福祉課に行っていただいてきました手帳などの提示が必要なのか
と思っていましたが簡単な聴き取りで障がいの程度と年齢を聞かれて、その手続きだけでいただくこ
とができました。1月に来ていただける研修会の講師の立木先生がNHKにも出演され話しされた方と
いうことで、なかなかこれだけのチラシでは会員の皆さんに興味を持っていただくのは難しいのですが
、理事会で今井さんより頂いた記事をお話しして皆さんにお知らせしたいと思いました。
佐野;11/29に忘年会があります、場所は月の瀬、初めての宿泊です。
渡部;職員の年齢も上がり健康診断の結果、所見の無かった職員はいなかったという状況で大変残
念で職員の健康維持、増進につながるよう取り組んでいきたいと考えています。

 【次 回 】  
      第141回定例会 
           日    時   12月19日(水)    10:00~11:50
           場    所:  腰の浜会館
                                                         以 上                                                      
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