福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   役員会報告書
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第141回福島県北地区障がい福祉連絡協議会役員会報告書

日  時     2018年12月19日(水)     10時00分~11時50分

場  所     腰の浜会館

参加者      えいど福島;柴田、難病連;今井、なのはなの家;佐野、新おおぞらの夢;岡崎、
           旅行を考える会;佐藤(孝)、父の夢;古川、つどい;八幡、ボネール;阿部、
           ろんど;大橋、ポケット;吉田、きらら;渡部、手話通訳;2名、けやきの村;舟山

   【配布物】       ①第141回定例会次第    ②第140回定例会報告書
                ③伊達市福祉避難所開設受入訓練報告書
                ④研修会チラシ(確定版)   ⑤研修会日程・役割分担
                ⑥研修会予算書
                当日配布;第26回つばさの夢 チャリティーコンサートチラシ

議 題   
○記録報告:舟山  今回記録:舟山
○福島障連協の会員の現状について  49団体
○報告事項
  第13次アンケート調査回収状況
   個人アンケート;594(第12次661、?10.1%)⇒587件に修正
   市町村アンケート;30(第12次36、?16.7%)
   事業所アンケート;54(第12次34、+58.8%)⇒73事業所に修正
  
○第13次アンケート調査結果報告書作成までのスケジュール
  12月26日;個人用、事業所用、市町村用の各データ集計完了
  01月16日;定例会に「第13次アンケート結果データ編」として提出
  01月19日;研修会時にデータ編をもとに結果報告
  02月末  ;アンケート結果の分析コメント、提言も含めた報告書素案の作成
  03月20日;素案の検討
  04月   ;福島市、伊達市等県北各市町村へ報告書提出
  05月   ;総会時に福島市、伊達市等からの行政説明の際に提言に対する回答

○伊達市福祉避難所開設・受入訓練についての振り返り
  ・毎年やることが大事。
  ・自分で動けない人で独り暮らしの場合、やはり1次避難が大事。
  ・初めて伊達市が社協と協力して実施してくれた。大変勉強になった。障がい者を受け入れるため
   の役所の視点、障がい者が何を望んでいるのかを考えるきっかけになった。
  ・参加者が真剣に取り組んでいたので適度な緊張感がありよかった。
  ・意見交換の内容がすべて。様々な障がいがありそれぞれに配慮することがむずかしかったので
   は。
  ・手話ができる人がいればよかった。書くのは難しかった。
  ・市職員、社協職員がきちんと準備して手際よくやってくれた。細部については改善の余地はあ
   る。障がい特性に応じた対応が必要、早く安心できる場所に移動してリラックスしたところで話を
   聞いてほしい。
  ・何年にもわたって訓練の必要性を訴えてきたので実現してよかった。年に何度やってもいいの
   ではないか。
  ・季節のいい時期に早めて皆さんが参加しやすい時期にできればいい。
  
○研修会について
①行政説明;伊達市と県北保健福祉事務所が行う。
②役割分担について(分担表で確認)
③研修会の周知について
  福島市社協、伊達市社協を通じて民生委員へ周知
  福島市内各消防団へ消防本部を通じて案内を周知
  市内包括支援センターへ周知
  市内特定相談支援事業所へ周知
  県北圏域各市町村へ周知
④講演会予算書(予算書で確認)

○情報交換
阿部(ボネール);
 12月20日に避難訓練を実施(年間2回実施)。事前に知らせず、メンバーも上履きのままで避難し
た。皆さんのところではどのように訓練を行っているか聞きたい。
 職員の交流会今週実施。子ども食堂ということではないが民生委員が家族も含めて40名ぐらい連
れてきて、第1・3の土曜日にボネールの地域交流サロンで料理を作って提供している。(障がい者
200円、子供100円、一般300円)。伊達市の子ども支援課を中心に民協、包括、社協が実行委員会を
組織してボランティアサークルが運営している。将来的には食事の提供だけでなく教育までやれるよ
うになればいい。
大橋(ろんど);
 避難訓練は、工賃の支払日に毎月実施するほか、入居しているビル全体の訓練が年1回、通報訓
練年1回行っている。
 12月28日の忘年会を実施(2か所からの選択、こう福やと焼き肉キング)。ボーナス支給12月28日。
12月29日~1月3日まで休み、4日が仕事始め
岡崎(新おおぞらの夢);
 避難訓練は、毎月1回、想定を地震と火災に分けて実施。実施日は職員に周知しているが開始時
間は言わないで行う。総合訓練年2回。
 クリスマス会を先週実施。今まで市の保健福祉センターを借りて実施していたが、今年はクリスマス
会をバイキング方式で施設内で実施し、その後ボウリングを行った。3月3日にはチャリティーコンサ
ートを開催(チラシを配布)
渡部(きらら);
 訓練は毎月1回、総合防災訓練は年2回実施。想定を火災、水害、地震に分けて実施。発電機の操
作確認、AEDの使い方等は職員のみで訓練実施。利用者には事前には伝えないが月曜日を訓練日
に充てている。
 風で休む方が多くてキャンセルが30人にもなり、稼働率も90%を切った。12月21日にクリスマス会
実施。
佐野(なのはなの家);
 訓練は年2回地震と火災を想定し実施。その際利用者には伝えていない。
 インフルエンザの予防接種を行った。現在風邪ひき入るがまだインフルエンザは発症していない。
 12月29日から1月6日まで休みになる。手話言語条例が県議会で議決され4月から施行される。
古川(父の夢);
 訓練は、毎月1回実施。予定表にも入れず職員にも実施日は周知するが発生時刻は言わないで行
っている。最初は大変だったが今は放送をよく聞いて避難している。点呼・確認が難しいので点呼表
をそれぞれの部屋に置いている。
 改修工事が順調に進んでいる。2月中旬に完成予定。工事のため休んでいた給食を再開した。来年
度は4名の新規利用者がある。インフルエンザは予防接種をすると発症率が60%減少するとのこと。
佐藤(旅行を考える会);
 災害時のホテル側の対応を事前に確認してホテルを選んでいる。旅先では、ホテルの避難通路や
非常階段の場所等を確認している。
 4月の南イタリアとローマの旅の募集を始めた。新たなボランティアを確保するため7回目の募集もし
た。
吉田(ぽけっと);
 避難訓練は通報訓練も含めて1度もやったことがない。地活には何の連絡もない。10人の利用者が
いるが、ワンフロアなので一目で確認できるが、これから訓練をやる方向で相談したい。
 11月下旬にコンサートの招待があった。11月29日にはカラオケ大会を開催。ふれあいのつどい作品
展示販売会、福島銀行販売会に参加。福島銀行販売会は参加事業所が86に増えたが売り上げは期
待外れだった。天気の影響もあり人が少なかった。12月26日はぽけっと、27日は法人の忘年会があ
る。12月28日~1月6日まで休み。
今井(難病連);
 事務局のある県総合福祉センターで12月に火災想定の避難訓練を実施。車いす利用者が2階にい
るという想定で実施。障がい者も入っての訓練は3年前から行っているが、来年度は違う場所から非
難す津など訓練を見直してやりたいとのこと。
 国会請願の署名活動に取り組んでいる。難病連としての内部体制の見直し。個人的なことだが
12月15日に埼玉県蓮田市で筋ジス協会の集まりで「被災経験と福祉避難所開設訓練」の報告をして
きた。
柴田(えいど福島);
 クリエイティブファクトリーでは、訓練の義務はないが消防車から来てもらって通報・避難・消火の訓
練を行ったことがあるが、定期的には実施していない。
 障がい者の雇用率も上がっているので障害者にとっては就職のチャンス。一般就労を目指している
が問題は通勤(車いす使用、車の運転はできない)。通勤するのにノンステップバスを走らせることは
可能かバス会社に確認したが、定時運行ができなくなるので無理とのこと。通勤にバスを使えないと
なると運転できない障害者はどうすればいいのか。除雪した雪が道路わきにたまったり、歩道に積も
った雪で車いすの人は動けない。除雪は車道が優先で、歩道の除雪は地域やボランティアに依存し
ている状態で、車いすの人にとっては実生活上の不便がある。
舟山(けやきの村);
 訓練は、毎月1回夜間と昼間の想定で、火災、水害、地震に分けて行っている。年1回は地域防災
協力者や消防団、民生委員や消防署も参加して総合訓練を実施。
 佐藤氏より、インフルエンザ新薬が出た。ゾフルーザという新薬で1回の服用で効き目がある。体重によって2~4錠。1日で熱が下がってほかの人にうつらない。

古川氏より補足。30年春から出回っているが厚労省は動いていない。副作用もまだわからないので、医者も言われないと出さない。

次回定例会
     日   時    平成31年1月16日(水)
     会   場    腰の浜会館                                                    
                                                          以 上
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