福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   役員会報告書
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第157回福島県北地区障がい福祉連絡協議会役員会報告書

日 時 2020年9月17日(木)  10時00分~11時30分

場 所 腰の浜会館 

     参加者 なのはなの家;佐野、旅行を考える会;孝浩、新おおぞらの夢;岡崎、
           手をつなぐ親の会;佐藤、ILセンター;長澤、ろんど;大橋、もちずりワーク;千葉、
           ぽけっと;吉田、難病連;今井、大萱荘;渡部、きらら;黒田、
           ボネール;谷野、木村(実習生)けやきの村;佐藤、静心園;菅野、
           けやきの村相談支援;斎藤、舟山、手話通訳;2名

     【配布物】   ①第157回定例会次第      ②第156回定例会報告書、
              ③第15次アンケート調査票(原案)

議 題   
○記録報告:舟山  今回記録:舟山
○福島障連協の会員の現状について 
  51団体
○報告事項
 ①西棟交流スペース設置協議会について(8.24)(舟山より)
   担当部局(財産マネジメント室)との意見交換会の結果、
   ・市担当部局は喫茶コーナーについて大原綜合病院の中にあるカフェをイメージしていること
   ・西棟には市民会館や学習センターの機能が入るので、喫茶コーナーは夜間、土日祝日も営業
    が必要であること
   ・協議会で喫茶コーナーが運営できなければ民間業者に公募する可能性があること
   ・共生社会実現のスペースは無料で場所を貸すというイメージであること
   ・催しの内容によっては、上階の会議室を使用し調整すること
   ・共生社会実現のスペースでやれることとやれないことの整理が必要であること
   以上のことが確認された。

協 議
○第15次アンケート調査について
 ①調査票(原案)をもとに最終確認した。再度修正したものをメールするので、9月23日午前中まで
   に意見をもらい、23日午後には確定版として流すこととする。
   再修正版はメールに添付したものを参照
○その他
  今後、コロナ禍において集まれない場合の対応をどうするのか。今年度前半のように定例会を開
 催しないということだけではどうなのか。ZOOMによるリモート会議の検討も必要ではないか。
  ⇒環境がないとできないので、次回までに環境を整備するための費用について報告する

○情報交換
 新おおぞらの夢(岡崎);
  ・行事全体はやらないが、6~7人のグループで月1回外出活動をしている。
  ・グループで集まる部屋にプロジェクターを設置して音楽やYouTubeを視聴できるように7~9月で
   整備した。
  ・施設内での少人数で活動し、食事についても時間帯を分けて提供してきた。ようやくその環境に
   も慣れ落ち着いてきている。
  ・来年度の報酬改定に向けて施設協会として成果主義を改めてほしい旨要望している。
 ILセンター(長澤);
  ・9月1日コスモ通信発行、9月17日午後から運営会議
 ぽけっと(吉田);
  ・行事ができなくなっているので、主に事業所内での作業が中心になっている
  ・クラフト講習会を10月1、2日とコラッセで予定していたが、感染対策を万全にしないと開催できな
いということで、県の助成金を使って仕切りのパネルやフェイスシールドを発注していたが、開催日に
間に合わないとのことで2月17、18日に延期した。
  ・地活は新型コロナ感染症緊急包括支援交付金の対象とならないのか
   ⇒市に確認します
 難病連(今井);
  ・難病連の会長が長谷川豊に変更になった。
  ・県議会の要望聴取会が9月4日に行われ4会派に要望を伝えた。専門医の配置をお願いした。コ
   ロナ禍において難病をもっていることでの不安は増すばかり、予防接種も副作用のことを考える
   と心配が尽きない。また災害時の避難についても要望した。1次避難所のバリアフリー化と水と
   電気が必要な透析患者があることにも配慮をお願いしたいことを伝えた。
 旅行を考える会(孝浩);
  ・会員からGotoトラベルで個人で旅行をしたいので介護者の手配をお願いできないかとの相談が
   あったが、会としてはできないことを伝えている。
  ・観光地等の受け入れ態勢の確認等をしている。
  ・会員は海外旅行に早くいきたいといっているが、状況は厳しい。ハワイは10月上旬にチャーター
   便を出すとのことだが、夜間はゴーストタウンと化し治安も悪い状況。ニュージーランドは現在感
   染者なしの状態だが、観光客の受け入れはしていない。ヨーロッパは、第2波、第3波が来ている   状態。
ろんど(大橋);
  ・レク活動は4月から中止している。8月末にバスハイクを実施。アクアマリンふくしまに行ってきた
   が参加者は例年より少なく20名であった。
  ・運営懇談会を10月にアオーゼで予定している。
  ・福島民報からの依頼で9月3日の福島民報のタイムの紙面を使ったエコバックを100個制作した
   が500もの応募があったとのこと。作り方も含めて記事になった。7月1日からレジ袋が有料化に
   なりエコバックに注目が集まってきている。会津からも問い合わせがある。
静心園(菅野);
  ・今年度は各種行事を中止せざるを得ない状況である。利用者のストレスを少しでも軽減するため
   、利用者と職員が2対2で2時間程度買い物に出かけるなど工夫している。
  ・けやき祭、芋煮会も中止なので、それに代わるお楽しみ会を園内だけで企画しサービスの質の
   低下にならないようにしている。
  ・新型コロナウイルス感染防止のための支援交付金を活用し、自動検温器等の購入を予定してい
   る。
けやきの村(佐藤);
  ・就労継続B型で60人利用しているが主軸の企業の都合で生産数が半減している。別の仕事を
   開拓しているがまだまだ厳しい状況にある。いい話があればぜひ紹介していただきたい。
けやきの村相談(斎藤);
  ・7月から相談支援専門員が3名体制になった。
なのはなの家(佐野);
  ・利用者の皆さんは分散して作業に取組んでいる。
  ・10月23日に市の実地監査があるが、サビ管が退職したため一人で対応しなければならず不安。
実習生(ボネール);
  ・就活もコロナの影響で環境が大きく変わり不安があるが、実習は頑張ります。皆さんから貴重な
   お話を聞けて感謝しています。
ボネール(谷野);
  ・行事はすべて中止しているが、家族会は10月に開催予定。
  ・新型コロナの影響で施設外就労に行けない状況で工賃が下がっている。
  ・新型コロナの影響でカフェの営業ができていないので、給付金関係で7つ申請している。それで
   ようやくやりくりができている状況で、メンバーのボーナスは支給できない。
  ・新メンバーが増えているが、借金や税金滞納という問題を抱えて、自己破産をした人もいる。住
   まいも確保できない人のために空き家を共同住居として活用している。
  ・PCR検査の対象を利用者にも広げるよう要望している。
  ・メンバーの取材で読売新聞が来たが、ボネールに来てよかったといっていただき本当にうれしか
   った。
  ・アパートで一人暮らしをしているメンバーが、通所してこないので様子を見に行ったら、アパート
   で転倒し家具の間に挟まって身動きが取れない状況で発見された。暑い日だったので熱中症と
   脱水で救急搬送されたが、大事には至らなかった。
もちずりワーク(千葉);
  ・生活介護では、密にならないよう増築した部分も使って別れて食事をしている。
  ・法人単独の作品展をコラッセで開催する予定だったが、中止した・
  ・水害時の避難所にということで市から話があったが、もちずりワークは浸水想定区域内なので、
   グループホームの方で一般避難所への避難困難な利用者を受け入れることとした。やはり避難
   所までの移動に不安があるので垂直避難にならざるを得ない人もいる。
手をつなぐ親の会(佐藤);
  ・9月9日に理事会を開催。
  ・10月1日にふきのとうを発行する予定なので、障連協の第15次アンケートも同封したい。
  ・高齢の茶話会を学習会に変更して11月9日に実施する。市の大泉係長の話を聞く
  ・障がい者の成人式は1月10日に開催予定
  ・福島市主催のおひさまといっしょとクリスマス会は中止
  ・市議会の新生会の議員との話し合いがあり、議員からなぜ行きたい避難所に避難できないのか
   等の質問があった。
きらら(黒田);
  ・事業所内の行事は変わりなく実施できている。
  ・市内の感染拡大に皆さん敏感で、利用者は減少傾向にある。
  ・災害時に避難所まで行くルートをどうするかが課題である。
大萱荘(渡部);
  ・10月9日に芋煮会開催。家族は呼ばずに屋外で職員と利用者だけで開催する。

○その他;
  長澤氏より;個人的な意見として、私たち障がい者には出かけるなと言っておきながら、世の中は
 GOTOトラベル、GOTOイートの利用を進めている。私たちは一人ではできないのに、どうやって行
 けばいいのか。

○次回定例会;
      日  時   令和 2年10月15日(木)  10:00~11:50、
      会  場   腰の浜会館


                                                       以  上
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