福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   役員会報告書
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第174回福島県北地区障がい福祉連絡協議会役員会報告書

  日   時    2022年 9月 29日(木) 10時00分~11時40分

  場   所    ZOOM利用によるオンライン開催

   参加者     父の夢:國分 おおぞらの夢:岡崎 ボネール:谷野 静心園:齋藤
            なのはなの家:佐野 ぽけっと:吉田 ILセンター:長澤 もちずりワーク:千葉
            手をつなぐ親の会:佐藤ろんど:丸子 大生信夫の里:木戸 
            旅行を考える会:孝浩 大萱荘:渡部 きらら:黒田

   配布物      ① 第174回定例会次第    ② 第173回定例会報告
             ③ 第17次アンケート(個人・事業者・市町村 最終版)および関係文書
               (各方面依頼文・協力願い・調査結果と提言)
             ④ 福島県手をつなぐ親の会連合会福祉大会案内
                             (本定例会直前にメールにて配布)

議題
○福島障連協の会員の現状について
会員数:50

○報告・確認事項
① 第173回定例会報告書について
訂正を要する箇所等なし。

○協議
① 第17次アンケート調査について(配布資料参照)
アンケート調査票は各方面発送・配布の準備進めている。個人用は会員各事業所から利用者に対し
配布願う。
 事業所向けアンケートの回答が少ないということへの対応としては、会員各事業所から近隣であると
か関係性のある事業所などに声がけしてほしい。回答を依頼するということであれば、訪問してお願い
するという手間も必要。依頼の重複を避けるよう、訪問実施の折には会長に一報のうえで行う。
② 令和4年度研修会について
 現在のところ令和5年2月24日(金) を開催日として設定。
 研修の内容についての提案
↳ 災害時の避難行動要支援者登録制度について、福島市役所危機管理室および伊達市における同様の担当部局を招致しての説明や進捗状況の説明等はどうか (手をつなぐ親の会:佐藤)↓
現在のところこれを第一候補案とし、なお11月中程度をめどに意見をいただいていくことにする。

○その他
福島駅東口再開発事業に関しての進捗状況について、再び問い合わせあり。
障がい者に向けた意見聴取の場の設定などについては情報なく、障連協としても市障がい福祉課に問い合わせたが、動きは見えない。出前講座は継続中であり、この定例会で意見交換ということも考え得るが如何か。

↳ 障連協として是非そういった機会を設けるべき。基本構想は決まっているのだろうが、細部の配慮についての確認やそれに対する意見発信の場は不可欠だ。どこかで情報共有をしたいものだ。
(旅行を考える会:孝浩)

↳ 親の会にも声掛けがなかったのは残念。市役所西棟の設計でのノウハウは活かされるものと思われるが、場が変わればそこでの配慮も変わる。
過日いきいき共生推進会議に於いて、構想に関する情報提供について舟山氏から質問・意見陳述は
されていることから、障がい福祉課を通じて声掛けがあるかと思う。 (手をつなぐ親の会:佐藤)

 いきいき共生推進会議での手応えなど舟山氏に確認しながら、必要であれば障連協においても情
報提供の要請をしていく。

○情報交換
吉田[ぽけっと]
 利用者・職員およびその家族ともコロナ感染はなし。
9/17(土)いきいき福祉マーケットに参加。コロナ対策でワークショップ開催なしも売上まずまず。好天
のおかげか。ほか授産振興会主催の販売会で埼玉県は桶川まで出向いてきた。通常販売は あづま
果樹園 と うぶかの里 で継続している。
 10/6(木)~7(金)には第28回エコクラフト展示会開催する。コラッセ福島1階アトリウムにて。日々制
作しているバッグ・かごのほか、羊毛フェルト作品も展示販売。また今回はドアプレート(ルームプレート
)キットも販売する。ペットを飼っている家庭で不意の来客時など、ペットの飛び出し注意を知らせること
にも役立つ。

長澤[ILセンター]
 9/15(木)運営委員会開催。出席いただいた ぽけっと:吉田氏 旅行を考える会:孝浩氏に感謝申し上
げる。
 9/30第3回バリアフリーパートナーミーティング開催。「心のバリアフリー」をテーマにし、皆で考える
場になるだろう。これについては機関紙 「こすもす」 にて報告したいと考おり、このことから発送が通
常より遅くなる見込み。ご了承いただきたい。

齋藤[静心園]
 4回目コロナワクチンは利用者・職員とも完了。10月にはインフルエンザワクチン接種を予定してい
る、陽性事例や接触事例はだいぶ減少している状況。
 けやき祭は初めて利用者と職員のみで開催。出店は職員が担当。楽しめるゲームや動物(羊・山羊
)との触れ合いなどの企画を取り入れた。外出は飲食や利用施設を限定する条件のもとで10月から再
開の予定。いも煮会も家族は招かず施設内のみで実施も屋外での食事を望む声は多く、園庭を利用
するなどで叶えたい。

佐藤[手をつなぐ親の会]
 本会からもバリアフリーミーティングに出席する。また「まち歩き総点検」にて、福島駅前市街地およ
び飯坂の市街地について、当事者含めバリアフリー推進パートナーの皆さんと点検を行う。
 障連協アンケートは10/6発送で進めている。回収率を上げる取り組みも行っていきたい。
「福島県手をつなぐ親の会連合会福祉大会」の案内を全会員施設に対し配布させてもらった。今回の
大会は福島県保健福祉部障害福祉課長の講演があるほか、多数の議員も出席する。また、このよう
な大会への参加を通して、県手をつなぐ親の会連合会(県連)との関係性を持つことで、車両の寄贈を
受けられるなど事業所のメリットも大きい。ぜひご参加いただきたい。
 親の会福島市部においては、学習会・茶話会を開催する10/31(月) 10:00~12:00 ダイユーエイトM
AX4F A・O・Z(アオウゼ)大活動室にて。ご参加申込は私、佐藤秀子まで。

佐野[なのはなの家]
 通所利用者のご家族の陽性事例が2件あった。利用者自身が陽性となることはなく元気に通所して
もらっている。職員の感染事例はなかった。
 コロナワクチンの接種は少しずつ進んでおり。10月にはインフルエンザワクチンの接種も始めること
にしている。

谷野[ボネール]
 9/2にコロナワクチン4回目の接種を終えた。9/10に予定していたチャリティコンサートは直前に発
熱者が発生し、中止を余儀なくされた。出演を依頼していた団体などとの関りもあり、このコロナ禍での
イベント企画の難しさを感じた。
 学生の実習生受け入れした。福祉大・学院大併せて3名。また、だて支援学校生徒3名の実習も受
け入れている。3年生は進路確定の時期。利用につなげられればと思う。
 10月から送迎サービスを開始する。担当人員の確保はできたが、アルコール検知器はまだ納入さ
れていない。

木戸[大生信夫の里]
 8月下旬から9月初旬にかけクラスター発生。関係各方面にご迷惑をおかけした。今日現在全事業
所通常稼働に戻っている。家庭内に感染者がいた利用者から、送迎を接点にして感染が広がった。こ
れにより聴覚支援学校実習生1名の受入れをキャンセルせざるを得なくなり、実習を楽しみにしていた
生徒には申し訳なかった。経験を振り返り、今後の対策を検討している。10月後半には大笹生支援や付属支援の各学校からの実習が始まるので十分な感染対策を継続したい。
 秋の販売会繁忙ではあるが積極的に参加したい。利用者も一緒に参加できるよう方法を考える。
GHでは今後視覚支援や大笹生支援等各学校の見学受入れ予定。進路のイメージづくりや見極めに
役立てばと思う。これまで「地域生活支援ネットワーク事業」に沿う緊急一時の受入経過はあったが
、今回「自立体験応援事業」に準じた入居受入れも行った。今後積極的に受け入れていきたい。
昨年初めてのアンケートを実施したが、回答への支援などが十分でなかったことで、回収率が低かっ
た。経験を活かし回収数を上げたい。
福島市福祉作品展に関する情報がない。出展に向け準備はしているが…。

↳ 9/16付で応募の締め切りとなっており、これに関しては障がい福祉課への確認を要する。

↳ そのほか福島市障がい者スポーツ大会についても、案内等ないままの状況であり、確認

市障がい福祉から連絡あり、開催に賛成か否かの問い合わせありも”コロナ感染状況を踏まえ中止を検討中“とのことであり、中止となるか。また「おひさまといっしょに」と「クリスマス大会」など、その他のイベントも中止の流れかと思われる。

(手をつなぐ親の会:佐藤氏確認)

岡崎[おおぞらの夢]
 コロナ関係では家庭内感染で職員が発症した事例あり。家庭内に有症状者発生の段階で出勤を控
える対応により感染の拡大は免れた。後遺症は咳が長引くとか味覚・嗅覚の異常などあるようだ。前
回のボネール:谷野氏の話にあるように、換気の徹底や会話の抑制等にも留意が必要と感じた。
 今後は後期実習ということで2名の生徒を受け入れる予定。アルコールチェッカーはまだ入手出来て
いない。活動は引き続き少人数での小ドライブ。恒例のコンサートやバザーは中止。

國分[父の夢]
 9月になり陽性者発生から拡大しクラスターとなった。最初の発症者は利用者だったが症状は声が
れのみ。自らの体調変化を表現できないことや、咳はアレルギー症状によるものとの思い込みもあり
、コロナと結び付けての判断が難しかった。活動自体は作業班に分かれてのものだが、休憩時などは
ランダムな行き来があり、拡大の誘因ともなったか。
 最初の陽性者発生以降一週間の中で利用者・職員計10名の陽性者発生となった。保健所や障が
い福祉課との協議の結果9/15~9/25までの11日間を休業とした。休業期間内でも陽性者は増え、最
終的には25名という数になった。休業期間において一部の職員は毎日の抗原検査とN95マスク着用
にて出勤し、自宅待機の利用者の状況確認等の対応をしていた。
 陽性者発生と同時に、他の全利用者は抗原検査による陰性判定を確認してから帰宅させたが、そこ
から数日後に症状現れ、結果陽性となる事例があり、検査するタイミング次第で結果が変わる抗原検
査を鵜呑みにはできないことが改めて解った。
 9/26からは通常稼働としているが、後遺症は様々あるようで、自らの状態を訴えることが難しい利用
者のことを考え、注意深く原状復帰を進めている。
 アルコールチェッカーは届いたが、衛生面を考え、チェックごとにアルコール消毒など使うと反応してし
まうので、注意が必要。

千葉[もちずりワーク]
 8月後半より陽性者発生や、家庭内に有症状者いながら利用していた事例などあり、手持ちの抗原
検査キットで安全確認をしていた。しかし9/14に利用者本人の陽性事例発生。その方の利用経過か
ら、他の全利用者に抗原検査実施し陰性を確認した。しかし3~4日後に2人目の陽性者が発生。その
利用者はGHからの通所者だったため、GHは閉鎖し、その利用者との接点を鑑み、嘱託医との協議を
経ながら、大事をとる意味で9/20~9/22の3日間は自主休業とした。結果、拡大することなく凌げた。
最初の陽性者のご家族は発熱なかったことからコロナを疑うことはかったという。見た目の症状で判
断などできないことが解った。GHの利用者は全員濃厚接触者となりホーム内で待機となったが、こち
らからの説明を理解してくれ、自粛生活にしっかり応じてくれた。感謝さえ覚えるほど。
9/26日から通常稼働としているが、予定していた小ドライブは、先延べとしている。感謝祭は中止だが
、一方で野菜の出来は良い。子ども食堂や食材が必要な家庭に届ける取り組みをしている。野菜の
保管に必要な冷蔵庫手配のための助成も決定しており有効に活用しながら続けていきたい。

黒田[きらら]
 クラスター発生など皆さんの話を伺いながら、恐怖を感じたところ。どこで防衛線を設けようが、どこか
ら持ち込まれるかわからない状況。幸いこれまで、利用者・職員とも陽性となった事例は皆無。職員
は当然ながら、利用者各ご家庭でもしっかりと意識されていることが大きいとは思うが、あとは“運”か。
 9月も終わるが、やっと過ごしやすい陽気となったこともあり、小ドライブを今日から行っている。10月
にはいも煮会だが、今回もご家族はお招きせずに行う。

孝浩[旅行を考える会]
 10/12~13県内バス旅行を企画したもののキャンセル
 今月になり全国旅行支援割と言われる観光事業支援策について語られている。これを受け、旅行会
社から来春の企画に向けてのPRが多数寄せられる状況。ただし、現段階では何の返答もできない。
 皆さんの事業所での発生事例など伺うにつけ先の見えなさを感じざるを得ない。このまま収束に向
かってほしいものだ。

丸子[ろんど]
 8~9月において感染事例は無し。しかしながら、皆さんの話から油断禁物の状況には変わらないと
解る。職員のワクチン接種は9月内に完了。利用者はマスコミの情報やオミクロン対応ワクチン供給
の件もあり接種に関して慎重に構える方もいる状況。
 8月に予定していた利用者研修としての他事業所見学は中止。9/4四季の里においての販売会に
参加。
 9/7には先月古川氏からの情報で、急遽にマイナンバーカード出張申請を行った。16日に予定して
いたバス旅行も中止し食事会に変更。
 10月から来年1月まで福島医大実習生受け入れ。10/7に運営懇談会開催。通常は利用者および
そのご家族への活動報告だが、利用者のみで開催。
 10/21いも煮会 立子山自然の家にて開催予定。10/28に磐梯の集い 👈要確認
 7月から請け負っていた草刈りは終わり、運び出しの作業に移る。これに関し、近隣住民からのクレ
ームあり。刈払機による土埃で洗たくものが汚れた… エンジン音がうるさい… というもの。仕方なく
手刈で対応することになる。
 アルコールチェッカーはメーカーごとに使い勝手が違うこともあり色々と試すことにもなるか。一方
、10/1からの義務化は先延べとなっているようだ。

渡部[大萱荘]
 丸子氏仰るように、アルコールチェッカー使用の検査義務は先延べされている。しかしながら、早め
の整備が望ましいだろう。研修・出張時などのことも考えると…運転者それぞれが所持必要か。
法人内では特養でクラスター化し、収束までに1か月を要した。清心荘ではGHでの感染発生があった
。そのGHから大萱荘の通所生活介護事業を利用している方がいるが、どうにか感染者は発生せずに
経過している。
 買い物外出や小グループの日帰り旅行などは再開しているところだが、おっかなびっくりの状況では
ある。いも煮会は昨年までは屋内での実施となっていた。今年は、ご家族の参加はないが屋外での
煮炊きを復活させる。

次回 第175回定例会
      日   時   令和4年10月27日(木)
      場   所    ZOOM利用によるオンライン開催とする。



                                                       以  上
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