日 時 2022年 11月 24日(木) 10時00分~11時30分
場 所 ZOOM利用によるオンライン開催
参加者 けやきの村:舟山 青松苑:野地 ILセンター:長澤 父の夢:古川
ぽけっと:吉田 ボネール:谷野 ろんど:丸子 大生信夫の里:木戸
おおぞらの夢:岡崎
配布物 ① 第176回定例会次第
② 第175回定例会報告
③ 個別避難支援プラン様式(舟山氏よりメールにて配布)
議題
○福島障連協の会員の現状について
会員数:50
○報告・確認事項
① 第175回定例会報告書
○協議
① 第17次アンケート調査について丸子氏より報告
3障がい各担当者で12月末目安に皆さんに確認してもらえるよう集計中。
丸子氏:精神の方のアンケートは、事業所へ個別に声掛けした効果もあり、昨年度より多く集まって
いる。
② 令和4年度研修会について
・ 要援護者支援パッケージプロジェクト会議の詳細について行政の考え方や取り組みについて聞く。
・ 避難行動要支援者登録制度で謳われる「個別避難支援プラン」作成に関する考え方について。
・ 災害の態様により、誰がどう支援するのかといった具体的な計画建てについて、相談支援側の見解
を聞く。
・ 個別避難支援プラン作成への福祉事業者や地域の参画に関して、その考え方や方法論を聞く。
・ 誰一人取り残さない防災…の提唱者である同志社大 立木茂雄 氏を招いて、先進事例について伺
う。
以上の意見あり。大筋のテーマは「避難行動要支援者登録に関する各論を学ぶ」機会とし、希望する
題目などを本会にて絞り込んで行く。
➡以上の点について特に異議なし
立木先生へ講師依頼するにあたり、福島市で作成した災害時の個別避難支援プランについて内容を
見てもらい何かご意見等が無いか事前に確認を願いしていただきたい。
○その他
古川氏より福島市とのやり取りについて情報提供
❶ ・10月 第3次福島市障害福祉計画策定アンケート配布 (無作為1,600名) 締切11/30
・マイナンバーカード出張申請実施中、是非作成をお願いしますとの事。
・福島市障害者計画の報告
入所施設から地域移行された方 令和1年~令和5年度 目標13名 ➡ 移行した方1名
入所施設の利用者を令和5年までに22名減らす目標のところ、令和3年まで14名減った。
ただ、地域移行した方は1名で、13名の方は死亡によるものだった。
理由としては、利用者が重度高齢化してGHに移行できにくい方が多くなってきている為。
今後については、若い方もいらっしゃるので本人の希望を聞き、GHやアパート等への移行を進めてい
く。
・障害者の通所の為の交通費助成事業について
令和4年の見込み393名予定、助成には申請が必要なので福祉事業所利用されている方
は、ぜひ申し込みをしてみてください。
❷10月28日、第3回福島市いきいき共生推進委員会 専門部会
・子供部会:未就学児向けの研修会を今後も保健師と相談員で企画していく
・権利擁護部会:虐待防止の取り組みについて意見交換会を9/8実施(29事業所参加)
・生活支援部会:緊急一時受け入れ対応マニュアルについて検討(緊急一時受け入れ事業所)
自立応援体験事業について利用者がほとんどいない。増やしていく
・地域移行部会:移行進んでいない。精神の方が病院から退院できにくい又、退院後の受け皿
が無い。
福祉と病院の連携が必要。
質疑応答 岡崎:自立体験応援事業があまり周知されていないと思うが、周知の仕方はどうしている
のか?
古川:「信夫の里」でこの事業を行っていると思うがどうですか。
木戸:今年度3件の利用で、コロナの事もあり緊急一時は受けているが、体験は見送りしていたことも
あった。今現在は受け入れしている。
❸11/17福島県から今年秋冬のコロナ感染対策について(通知)
・換気の徹底(活動場所、居室、送迎車など)
・口腔ケアの場面でのN95マスク着用やフェイスシールドの使用
・特に食事の場面はリスクが高いので要注意
・体調不良職員の休暇の徹底 また、利用者の郷居家族が体調不良の方がいる場合も受入
れ注意
・職員の自宅待機について、家族が陽性になっていても本人が待機期間終了したら出勤が可
能
○情報交換
長澤[ILセンター]
11/24 腰の浜会館にて運営委員会開催した。
広報誌「こすもす」に関しては、ナイトヘルプステーションが参加したアロマケア講習会受講の記事、高
齢者の服薬支援(指導)に関する受講の記事、利用者に対する接遇時のコミュニケーション術に関する
受講の報告、
年末年始休みの事、白菜の食べごろ等の記事を掲載予定。
吉田「ぽけっと」
現在コロナは利用者職員、落ち着いている。ワクチン接種も進んでいる。10/17日、半年ぶりにあず
ま運動公園へ外出活動。10/30いきいき福祉マーケット参加、11/5~15いわきのアンテナショップへ
品物を送り販売。11/18市役所11/19道の駅ふくしまの各販売会参加 12/2~4障害者記念週間い
きいき福祉マーケット参加。
木戸[大生信夫の里]
道の駅ふくしまいきいきマーケット、福島市役所販売会参加、11/19 猪苗代の障がい者芸術作品
展に2名出品、1名入選。11/29保護者との意見交換会参加予定。福島市からボッチャ大会参加のお
知らせが来たが当日の動きや練習などについてお聞きしたい。
→ボールを持つことができにくい人に流しそうめんのレールのようなもので投げるのをサポートする道
具があります。 また、当日もわからない方にはサポートしてくれると思う。練習についても福島市か
大笹生支援学校に問い合わせをしてみてください。
谷野[ボネール]
コロナ関連は今の所落ち着いている。インフルエンザ予防接種は各自かかりつけで接種をしてもらっ
ている。
5回目のコロナワクチン接種は、12月ごろ予定。10月から始めた送迎は、なかなか乗れない方がいた
りしたが大きなトラブルなく運行している。 来年度、生活介護を立ち上げ予定、名称「ミモザ」と決定。
12/2忘年会を外で計画中。
古川[父の夢]
障害者の権利条約批准後の審査が行われた。その中で、精神障害者の病院への「収容」や支援学
校の教育について「分離」について改善の勧告がされた。健常者が障害者にやってあげるというパタ
ーナリズムになっている。強制入院がある事、支援学校での分離教育をインクルーシブ教育にと指摘
されたが文部科学省では中止はしないとの事。小学校に入学前に分離教育されて地域生活しにくく
なっているという話がある。
令和5年度から福島市内の生活介護では「医師配置未配置減算」が適用されることになっている。毎
月嘱託医が来ていない所は1人1日12単位減算になり40人の生活介護では年間120万円程減額され
ることになる。 10/28インフルエンザ予防接種29名訪問医に依頼し実施。
野地[青松苑」
職員2名の家族コロナあったがその他は落ち着いている。
コロナ感染対策で買物支援や紅葉を見に散歩やドライブで楽しんだ。10月11月プールを作って釣り堀
を実施。HPをぜひ見てください。
舟山[けやきの村法人]
11/7~相談支援事業所で社会福祉士の実習生受け入れ中。
岡崎[新おおぞらの夢]
「おおぞらの夢」が11月21、22日に職員コロナ陽性者各1名あり24、25日一時休止し自宅待機を
お願いした。現在その方以外には拡散していない状況。11/7~18支援学校から実習生「おおぞらの
夢」に1名「新おおぞらの夢」に1名受け入れ行った。
質問:青松苑さんの釣り堀の魚は本物ですか?→後で食べれるように本物のニジマスで行いました。
丸子[ろんど]
10/30~11/1 第22回全国障害者スポーツ大会(栃木県)で利用者が卓球に参加。 3試合出て1勝
。令和5年度の精神保健援助実習依頼受け入れ2名。 12/3ふれあいの集い販売会に参加予定。
コロナの為、外行事が中止や延期になっている為、忘年会の希望アンケートを取ると外食希望者と施設内での食事会希望者があり、同時開催できないか検討中。
利用者本人ではないがGHや家族の方の陽性の方があり検査中。状況を見て今後の対応検討必要
。
船山氏 避難行動要支援者の個別避難支援プラン作成について(別紙資料参考)
福島市 避難行動要支援者の個別避難支援プラン作成について障害福祉課の菊池係長
が定例会で説明をしていただける予定。昨年度、災害対策基本法が改正されて5年後をめどに個別
避難支援プランを作成するように努めるとされた(市町村の努力義務)。福島市としては障害者のプラ
ン作成を進めたい考え。水害時の福祉避難所の協定を結んでいるので、登録している方の避難プラ
ンを先に作成してほしい。
避難プラン作成の件数に応じて作成料を市として予算化している。現在、11法人17事業所
が水害時の避難所として協定を結んでいるが、地震の際の福祉避難所としても広げ今後数を増やし
たい。ここ数年連続で大きな地震が続いている為、早めにプラン作成をして安心してもらえるようにし
たいとの事。現在登録者は100名弱だが、来年度は500名分の計画作成の為の予算計上している
との事。
古川氏 福島市の避難プランの様式に家族についての情報を記載するところがあまりないの
で、できれば家族の情報も追加してほしいと市の担当者にお話しした。
丸子氏 来年ろんどは、野田町に移転を予定している。水害のハザードマップからも外れてお
り耐震構造をクリアした状態で福祉避難所として登録できるようにしたい。
古川氏 船山さんから来年の研修会でご講演いただく立木先生に、このプランが実際に災害
時に機能するかどうかを検証していただきたいので依頼される際に確認をお願いします。
岡崎 震災などの災害時の受け入れの場合、移動ができにくくなるため、近くの事業所での受け入れも今後必要となると思いますがいかがですか。
船山氏 その場合近くの避難所に避難するという事も必要になり、避難計画も災害の内容によって作る必要が出てくるのでその辺の課題についても立木先生にお話しいただけると思う。
古川氏 洪水の避難プランのポイントは障がいある方にとって安心できるという事がある。知
らない場所で親子が離れ離れになるのは本人にとって強いストレスになる。単に避難するだけでなく
安心できる場所で過ごせることが大事。
長澤氏 自分の事を知らない人のいる場所では安心できず、親子が離れて過ごすのは目に
見えないストレスになる。また、障がいの事を理解してくれる人がいないと不安になる。言語障がいあ
る方の支援をする場合、コミュニケーションには最初、中間、最後があるが中間を伝える事が難しいの
で配慮をしていただけるとありがたい。
次回 第177回定例会;令和4年12月22日(木) ZOOM利用によるオンライン開催とする。
文責 岡崎
以 上
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