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しかし、いずれも画面を切り替えなければならない。同じiTunes上で画面を切り替えずに3通りの同期をする方法はないものかと考えてみた。
そこで思いついたのが『ジャンル』を任意に変えることだ。iPod touchのうち1台はJ-Pop用、もう1台は洋楽・Jazzその他用なので、JポップのCDをインポートしたら、
プロパティで『ジャンル』を『J-Pop』に変える。
またアルバムをお店でレンタルしてインポートはしたものの、そのうちの1曲しか聴かないという場合もあるだろう。
かといって削除してしまうのももったいないし、iPodの容量も限られているしどうしよう?そんな場合は残りの曲の『ジャンル』を『小島預かり』に変えている。
洋楽・Jazzその他のアルバムでは『ジャンル』を『洋楽小島預かり』に変えている。
『小島預かり』の曲で後日iPodに入れたいときは、その曲のジャンルを『小島預かり』から『J-Pop』に変更して同期すればよい。
※小島預かりとはお笑い番組ボキャブラで、タモさんがおもしろくない投稿はがきをごみ箱にポイしようとするところを、
小島奈っちゃんが預かるという故事に由来する。
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シャッフル時の曲の偏りを防ぐために、iPodと同期する前に『ジャンル』ごとに『再生回数をリセット』する。
そうしないとiPodは偏った曲ばかりを再生し、全然再生してくれない曲が出てくる。
『再生回数をリセット』後にiPodと同期することにより、iPod内の再生回数が上書きされゼロになる。
逆にiPod内の再生回数がiTunesに吸い上げられてiTunes内の再生回数がゼロではなくなるので、続けて別のiPodと同期する場合は同期前に再度『再生回数をリセット』する。
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『J-Pop』ジャンルのみを『選択した項目にチェックマークを付ける』にしてiPod touchと同期すれば、J-Pop用の完成である。
『J-Pop』『小島預かり』『洋楽小島預かり』ジャンルを『選択した項目のチェックマークをはずす』にし、
他をすべて『選択した項目にチェックマークを付ける』にしてiPod touchと同期すれば、洋楽・Jazzその他用の完成である。
※同期の際には『チェックマークのある曲とビデオだけを同期』にチェックしておく。
※iPod touchを接続する前に『選択した項目にチェックマークを付ける』『選択した項目のチェックマークをはずす』を済ませておく。
そうしないと接続と同時に同期が始まり、チェックマークが付いていない曲が消されてしまう。1000曲以上が一瞬にして消えたときの「しまった!」感は計り知れない。
まぁ、一から同期し直せばよいので致命的ではないが。
※iPod touchの初期設定で『診断』は『送信しない』を必ず選択しておく。『自動的に送信する』にしておくと1曲の同期に1分以上かかる場合がある。
私のPC環境で1曲の同期にかかる時間は通常では約2.5秒である。
※曲を何回か追加していると視聴時に「プチッ」とノイズ音が聞こえることがある。その際にはiPod touchを復元し、一から同期し直せばよい。
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iPod nanoは容量が足りないので、プレイリストのみを入れている。
それでもApple ロスレスのままでは容量オーバーなので、『ビットレートの高い曲を次の形式に変換: 256 kbps AAC』にチェックしている。
Apple ロスレス⇒AACに変換しながら同期するので、Apple ロスレスのままの同期よりもかなり時間がかかる。私のPC環境で1曲の同期にかかる時間は約11.5秒である。
『チェックマークのある曲だけを同期』のチェックははずしておく。すでに同期済みの曲を手違いで消してしまうことを防止できる。
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『音楽を同期』『選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、およびジャンル』、同期したいプレイリストにチェックし同期すれば完成である。
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