スピーカーをJBL STUDIO 290 BRNに買い換えて、だいぶ理想の音に近づいたが、耳に刺さる音がまだ存在する。ハスキー系女性ボーカル(AIさん等)を聴くと、鼓膜に響く嫌な感じだ。
やはり電源プラグのメッキの弊害が気になる。
| |
手元にある非メッキの電源ケーブルといえば、プリメインアンプ DENON PMA-2000に使用している ortofon 7N・PSC 2.0S。画像のとおり非メッキで地の真ちゅう色だ。
電源プラグのメッキはデジタル(CDプレーヤー)にはダメだが、アナログ(アンプ)には許されるらしいので、CDプレーヤーとアンプのケーブルを交換すれば解決するかと思いきや、
そうは問屋が卸さない。
| |
赤い矢印の端子に巻きつけてはんだ付けしてある白と黒のケーブルが、背面のACインレットにはんだ付けしてある。
このアンプ内の太いケーブルはプリント基板に直接はんだ付けするのではなく、画像のようにプリント基板に端子を垂直に立て、端子に巻きつけてはんだ付けしてある。
こんな接続の仕方もあるのかと勉強になる。
| |
背面のACインレット側ケーブルを切断。このケーブルは撚り線が使用されている。 | |
直出し電源ケーブルを通す穴をACインレットに開けた。壁の中の配線と同じ1.6mm VVFケーブル(単線)を使用する。自作コンセントボックスに使用したものと同じケーブル。
| |
先ほど切断したケーブルをVVFケーブルに巻きつけるようにしてからはんだ付け。その後、黒い結束テープでしっかりと絶縁処理。 配線の取り回しは結線部分に力が集中しないように、全体にRをつけた。 | |
背面から見たところ。VVFケーブルは何も固定していないので、VVFケーブルを引っ張ったり動かしたりすると内部のはんだ付け部に力がかかる。
第三者がケーブルに足をひっかける可能性がある環境では何かしらの固定をした方がよいだろう。
|