TEAMダイナマイト
2016 秋のバイク運動会

終了レポート
2016.10.16

今年の秋田レースイベントは、バイク運動会が最終。

若美MXパークのバイク運動会は、好天に恵まれ、記念すべき30年になった。バイクを降りて10年以上になるメンバーや県外からも多数の参加もあり、賑やかで同窓会のような大会だった。

コンパクトなコースですが、色んな要素を含んだテクニカルコース。例えば、土質もサウンド、赤土、黒土と三種類があり、ライダーを苦しめる。
ドライ、マディによる路面変化もかなり大きく影響し走る度に違う感覚となり、面白いんだと思う。
普段いつも走っている私でも、攻略出来ませんね。笑


コース出口から左に真っ直ぐ行くと100メートルも行かないで梨畑がある。秋の特産である男鹿の梨が収穫時期(豊水・南水)なので景品にした。
数年前までは他方に流通してなくて、幻の梨とまで言われた。
中でも、南水はメロン並みの糖度のある比較的新しい品種。
豊水は、甘みと酸味のバランスが絶妙。地元の誇れる物を案外知らない人が多いと思う。イベントを通じて、もっとこれからも地元産を提供しようと思う。

最高気温23℃   風 微風
晴れ
コース状況 午前ベスコン/午後ベスコン

協賛スポンサー

寺島元工場長さん
飯島の親方
高橋 敏博さん
寺島 巧さん

ピーキー谷さん
鎌田 和代さん
羽賀 幸雄さん
小坂の菅原さん
バッタモン佐々木さん
安部自動車
WAKO'S
Grun Technisch
Mライダース
オートランド秋田

鳥海MXクラブ

いつも景品ありがとうございます

重機提供は鎌田 真樹さん
そして、矢久保ママが鍋
ジュリさんが炊き込みご飯
亀さんから赤飯


皆さん、ありがとうございます


キッズ50
こんなにキッズ50が揃ったのは久しぶり・・・。
中には、今年乗り始めて数ヶ月でレース初参加というライダーも3名いた。それに青森から参戦した6名。
トップ争いは、沼田、佐藤、三上の3名で、安定した強さで2ヒート共に上位を独占した。
キッズ50のヒート2に弾丸スタートを決め、1コーナーで吹っ飛んだ沼田選手が一番の印象だった。あの強い気持ちは、やはりジョパリって言うのかな。

Kids50

1 2 3 4 5 6
ヒート1 沼田 佐藤 三上 野田りく 野田 澤田石
ヒート2 沼田 佐藤 三上 澤田石 野田りく 安部
総合 沼田 佐藤 三上 野田りく 澤田石 安部


レディース50

いつもはキッズ50と混走ですが、今回はオープン50で混走です。
鎌田選手はオープン50全体でもトップに絡む走りだった。

1 2 3 4
ヒート1 鎌田和代 佐藤里奈 佐藤千春 松橋ジュリ
ヒート2 鎌田和代 佐藤里奈 佐藤千春 松橋ジュリ
総合 鎌田和代 佐藤里奈 佐藤千春 松橋ジュリ


オープン50


オープン50の車両規定は50であること、ノークラッチであることそれ以外は、何でもOKってこと。だから、ユニークな車両エントリーある。

ゼッケン9番はCR80の車体にスクーターエンジンを載せた
しかし、リヤサス取り付け部の強度が弱いために壊れやすい
58番はRM80にヴェルデ50のエンジンを載せたチャンプマシン
バランス・強度も問題なく、色んなレースで活躍
今のところは長谷川さんのこのバイクが一番だね。

プレスカブをベースにCRF50に勝てるマシンを作る努力をしているが
ニーグリップ出来ない車体は走り辛いね。イマイチ
1 2 3 4 5 6
ヒート1 長谷川 高橋 原田 近藤 岡田(兄) 岡田(弟)
ヒート2 長谷川 高橋 原田 佐々木 近藤 岡田(兄)
総合 長谷川 高橋 原田 近藤 岡田(兄) 佐々木





キッズ65&レディース
このクラスはキッズ65とレディース85の混走。
青森のランキング1位〜3位の65がエントリーすることで、いつもより引き締まった高いレベルのレースになった。青森遠征してて、キッズ65の速さには驚いたが、ここ若美MXパークでも充分に実力を出し切れるかどうか・・・?

キッズ65

1 2 3 4 5 6
ヒート1 安部 三上 沼田 三上 佐藤 松橋
ヒート2 安部 三上 沼田 佐藤 三上 菅原
総合 安部 三上 沼田 佐藤 三上 菅原
1位の安部は、レディースなので、Kids65の1位は三上、2位沼田、3位佐藤の順になる。





2ストクラス

世の中のバイクが4STに変わる中で今新たに2STが見直されてる。なんと言っても車体が軽くキビキビ動ける、吹け切った時のサウンドがライダーを気持ち良くする。
全開にしたときのスッキリ感がたまらない・・・etc

個人的には、植物性のオイルの甘い香りが好きなんだけど、この日は100パーセント化学合成油しか居なかったね。


1 2 3 4 5 6
ヒート1 佐藤力 菊地 清野 佐藤礼 安部 高橋
ヒート2 菊地 清野 佐藤礼 安部 高橋 佐藤力
総合 菊地 清野 佐藤礼 佐藤力 安部 高橋





トレール&ビギナークラス

若美のビギナークラスは、レーサーフルサイズからタイカブまでいる。
本来、ビギナークラスは本当の初心者やトレール車を乗っている人が出場するクラス。
色んな場所で、ビギナークラスの設定が違うために基準が難しくなってしまう。
言われたままのエントリーでは、殆どこのクラスにエントリーとなる。
今大会でもビギナークラスは、異常なほどの台数となり、二列に分けてハンデスタートのレースにした。

小排気量やトレール車・60歳以上の85や150に乗るライダーが前列、後列はフルサイズのライダー・150で60オーバーでも速いライダーとした。
前列がスタートし、2コーナーを通過と同時に二列目のスタートとなる。
このクラス、今回は上位5位までがジィジィであった。秋田県の年間ランキングでも、トップはジィジィライダーが独占したと思う。
フルサイズに乗る若者よ、次は絶対負けるな。

タイカブでのエントリーしたピーキー谷。ヒート1途中までは5番手を走行してたがRパンクでペースダウン。最後は12位になった。
今回、ピーキー谷くんからオリジナルのピーキーレバーを3セット景品として頂いた。
実は私も愛用しているレバーで人間工学に基づいた握りやすく、力の逃げないレバーで特許を取って販売している商品なんだ。興味のある方はピーキーレバーで検索してみてね。

1 2 3 4 5 6 7
ヒート1 長谷川 松橋 山岡 菊地 三浦 藤田 佐藤
ヒート2 山岡 長谷川 佐々木 三浦 佐藤 三浦俊樹 菊地
総合 長谷川 山岡 三浦 菊池 佐藤 三浦俊樹 藤田





Racer85クラス

今年、最も成長が見られる佐藤力・佐藤礼
ジィジィライダーも彼らの速さには、全く付いて行けなくなった。しかし、安定感と経験それにマシンの故障による安定しない結果が彼らの弱さに成ってる。
ジィジィライダーがそんな彼らに挑戦者として立ち向かう。
結果、佐藤礼が圧倒的な速さでトップとなった。
礼と力は3クラス連続のエントリーだったが体力的には全く問題なかった。
問題があったのは、ジィジィライダーのスタミナだったかもしれない・・・汗

1 2 3 4 5 6 7
ヒート1 佐藤礼 近藤 小原 斎藤 高橋 滝城 山岡
ヒート2 佐藤礼 佐藤力 近藤 滝城 斎藤 小原 山岡
総合 佐藤礼 近藤 斎藤 小原 佐藤力 滝城 高橋
小原賞
今年で3年目、特別に小原賞を企画した
85クラスを半分にAクラスBクラスと2分し、入賞出来なかった選手にも賞を与える事で、もっともっとやる気を出して欲しいとの願いをこめて作ったものである。
Aクラスよりも景品がゴージャスできっと満足してくれたと思う。

1 2 3 4 5
総合 高橋 山岡 三上 敦賀 安部






RacerOpenクラス

レーサーオープンクラスとは、MFJで言えば国内B級クラス、秋田で言えば脱ビギナークラスに相当する。今回このクラスに青森のランク1位の相馬選手がエントリー
初めてのコースでどう戦うのか・・・?
青森ランク1位に立ち向かったのは、85に乗る力と礼
ヒート1は、虻川が2周トップで3周目から相馬がトップとなり、そのままゴール。しかし、5番手からジワジワ追い上げを見せ、礼が4周目から2位と成って追うレースだった。
ヒート2は、スタートからトップとなった相馬に5番手から浮上した力が追い上げ、ついに最終ラップで逆転するレースだった。
1 2 3 4 5 6
ヒート1 相馬 佐藤礼 虻川 佐藤力 長澤 藤原
ヒート2 佐藤力 相馬 鈴木 藤原 長澤 佐藤礼
総合 相馬 佐藤力 佐藤礼 鈴木 藤原 長澤
RacerOpenクラス スペシャルクラス


スペシャルクラスとは、NA以上あるいはノービスでもそれ相当の速さがあると認められたライダークラス
誰でも勝手にエントリー出来ませんよーーーー。
トップ争いの作佐部親子のバトルはいつ見ても迫力あるね。今年ヨシキは、IB昇格を決めたね。ホント、良かった。


秋田のレースシーンでは、見慣れた作佐部親子のバトル。
スタートからトップを譲らなかったのは父であった。対照的なラインで親子であっても、決して譲らない走りはいつ見ても面白いね。
この日の父は、ヨシキに昇格して浮かれるなよって、走りで教えてたんだと私は解釈した。本当にすばらしい親子だね。
1 2 3 4 5 6
ヒート1 作佐部(父) ヨシキ 安部 西村 鎌田 菊池
ヒート2 作佐部(父) ヨシキ 相馬 西村 鎌田 安部
総合 作佐部(父) ヨシキ 西村 安部 鎌田 相馬




Others
チャラ男(マーシャルけんちゃん)
小さい頃から若美のコースで走ってた彼も今では立派な社会人。でも、バイク乗るとチャラいね。マーシャルなのにアクセル全開で走るからコケたり、コースアウトしたり・・・。
絶妙なバランス感覚は、流石だね。

コーナー近くまでフロント上げて走り、フープスもフロント上げて全開

いたずらして、土ぼこりをかける予定が・・・・・。笑

さらに、誰も見ていない所でコースアウト
レディース賞
キッズ以外の女性ライダーに特別に与える賞です。
スタート係
何も言わなくていつも手伝ってくれる巧くん。彼も若美を小さい頃から走ったライダーです。若美特有のハンディスタートの旗振りもなかなか良い感じになったね。
集計・記録係
小原、高橋、西村の奥様たちに手伝ったもらった。
ビギナークラスは、台数が多く、集計も大変だったと思う。ありがとうございます。
スペシャルゲスト
山形よりIAの小関 元貴さんが参加してくれました。
やはり、テクニシャンですね。
■チーム/Twister Racing
■マシン/YZ250F
■主な戦績2010年:全日本選手権IA2 ランキング 30位
2011年:全日本選手権IA2
2012年:全日本選手権IA2
2013年:全日本選手権IA2
2014年:全日本選手権IA2 ランキング 39位
遠方賞
遥々、遠い若美まで遠征、帰省・・・・?
福島からのケンパパ、岩手から参加の斎藤さん高橋さん、仙台から参加の阿部さん、、
そして、青森からも多数の参加。(一杯いるので省略)
今回は男鹿の梨を準備しました。
何も貰ってないで賞
絶対に手ぶらで帰さないのが、若美のルール。
ジィジィ賞
若美恒例のジィジィ賞は60歳オーバーが対象ですが、今回は60歳オーバーの選手が多くて男鹿の梨も足りないくらいでした。
おもに、トレール&ビギナークラスやレーサー85クラスにエントリーしてますが若いライダーより速かったりするのは、見事です。また、来年もいい走りを見せて下さい。
ママさん賞
レースには、全くと言って関係ありませんが普段ウエアを洗濯したり弁当を作ってくれたりしますよね。そんな、奥さん達に感謝の賞です。


このページの写真や動画を提供してくれた安部さん、戸井田さん、菊池君、佐々木さん、ありがとうございます。良いショットの写真がいっぱいあって、全部載せたいくらいです。

バイク運動会は主催者となってる私一人では、何も出来ません。皆さんとの強力型イベントなのです。
色んな人の協力によって小さなコースでも、良いイベントが出来る事に心から感謝します。「楽しかった・・・。また、来ます。」って言われるのが一番嬉しいです。
来年もまた会いましょう。ありがとうございました。

      

by
kondo honda