工房宮地 オリジナル製品について

素材について

中川町の森の中

「中川町の森のクルミの木」

材料置場

丸太の形に戻す

板材を乾燥後に丸太の形に積み直したところ
こうすることで、同じ木から選んだ板材でテーブルが作れます。


「軽い椅子が欲しい。」という声をよく聞きます。
「北海道産でなるべく軽くて丈夫な木を使おう」と思い
クルミの木を使い始めました。
道産クルミは希少で、安定供給が課題でした。
2013年からは上川管内中川町の協力を得て
「中川町産クルミ材」100%の家具作りに近づきつつあります。

北海道の中でも北に位置する中川町の森は広葉樹の北限です。
その分、成長がゆっくりで木目が密なクルミが育ちます。
「木肌の色合いが濃い」という特徴もあります。

中川町での伐採

サンプル

2013年12月に初めて中川町でクルミの木の伐採を見ました。
 夏に眺めていたまさにそのクルミです。(左上の写真)
木の中ほどに、夏の写真と同じ青いベルトが見られます。
「ピーーーーーッ」、フォレストマイスターの笛の合図で
チェーンソーマンが最後の切れ目を入れると、
「バリバリー、ドッドーーーン」と、倒れました。
樹齢90年のクルミの木でした。