帯状疱疹ヘルペス

水痘・帯状疱疹ウィルスが原因の感染症で、子供の頃罹った水痘(水ぼうそう)のウィルスが、治癒後も知覚神経の奥の神経節に長い間隠れ潜んでいて(潜伏感染)、過労、加齢、ストレスなどで抵抗力が弱ってくると、再び増殖し、暴れだし、知覚神経を伝わって皮膚に感染します。従って、子供は少なく、成人や老人に多くみられ、好発部位は、体幹部、顔面などに多く現れます。



発病時、痛みを感じ、数日後皮膚に赤い斑点ができ、水泡がぶつぶつと帯状に出て、かさぶた(痂皮)になる経過をとり、痒みは少なく、激しい痛みを伴うのが特徴です。

一般的に、2,3週間でかさぶたは乾燥して剥がれ落ち治癒するのですが、しばしば神経節がウィルスに破壊され、痛みだけが残ってしまうことがあります。この状態が疱疹後神経痛といい、帯状疱疹ヘルペスの患者さんの約半数が、数ヶ月以上痛みが持続します。


帯状疱疹ヘルペスは、単純ヘルペスと違い生涯に一度しか発症しません。





←手の甲に発症した単純ヘルペス







★ アドバイス ★
−比較的短期間でヘルペスを治癒させる秘訣−

・早期に治療を開始し、疱疹をつぶさない事。
・患部を冷やすのは禁物です。入浴などで暖めた方が痛みも和らぎます。
・疱疹後神経痛になっても積極的に体を動かしましょう。