No50  蔵の中の輪 (140×220) 2003年

100枚のキルトを見る機会がありとても感動しました
明治大正昭和初期の蔵に眠っていた布たちです
素敵な色 柄に細かく切るのは心が痛み
大きな丸で作ってみました
絹も沢山集まりましたが私の手には木綿がなじみます
でもいつか絹の布たちも蘇る日を待っています
どんな小さなはぎれも捨てずに使いきる
そんな日本人の心を大切にと思っています

大宮 あるぴの銀花ギャラリーにて個展記念