これを聴け!


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オススメの一枚
WAR AND PEACE
Time Capsuel    WAR AND PEACE ウォーアンドピース

 このバンド、活動期間も短く、有名なメンバーと言えば Vo/Gtを担当しているJeff Pilsonくらいなもんで、楽曲に関しても特にこれと言って目立つわけでは無いのですが、このバンドのリードギターRussParish/ラス・パリッシュがテクニック、センスともに抜群です。 ハッキリいって全く無名と言っていいプレイヤーで、この音源自体も日本では廃盤になっているはず。 自分はAmazonで中古として売られているものを入手しましたが、これ以外でもJUDAS PRIESTのボーカル、ロブ・ハルフォードが片手間でやっていたFightと言うバンドの1stでもツインリードの片割れとして参加しており、こちらの方が有名かも知れません。

 基本的にはイングヴェー以降の早弾きに代表されるシュラプネル系と呼ばれる系統ですが、音使いには非常にオリジナリティー溢れたものを感じます。
 http://www.youtube.com/watch?v=kp0fZawv47M

 上にyoutubeでアップされていた激レアな動画が見られます。 これは彼に個人レッスンを受けていた人物が撮影したもので、ピッキングの仕方やプレイ方法を細かく聞いて実践してもらっており、撮影時期が今から約15年くらい前と説明がついています。 今でこそこのくらいのスピード弾ける人は結構居ますが、時期的なモノを考慮してもかなりトンガってますし、大体早く弾くとなるとスケールを上下するだけのプレイが多くなりがちです。 しかし、彼はそれを良しとせず、イロイロのパターンで弾く。 また、常にツボを押さえて弾く事を心がけており、単なる音の羅列とならない様にする事を信条としていた様です。 その証拠に彼のビブラートは超一級品。 なかなかこれだけ上手くビブラートを掛ける人は居ません。 ビデオでは無茶苦茶早くプレイしてますが、そういう風に弾けてもTPOに合わせるのがcoolなんでしょう。 また、彼が当時コピーしていたと思われるエリック・ジョンソンのフレーズが幾つか出てくるのは時代を感じさせます。

 残念と言うか、彼はもうこのスタイルに飽きたのか今はギターがうるさくないごく普通の音楽をやっているそうです。 個人的には「うるさい」方が好きなのでアレですが、これだけは仕方ないですね。 ただ、その反動と言うのか釣り合いを取っているのか、VAN HALEN のトリビュートバンド「The Atomic Punks」というバンドでギターを弾いてます。 このバンドは音的に完コピを狙っているので、そういう意味では全くオリジナリティーのかけらも無く面白味に欠けますが本人は満足してる様です。 このThe Atomic Punksもyoutubeで検索すると幾つかヒットします。

 上の個人レッスンのyoutubeを開くとrelated(関連事項)の所に彼のルームメイトであったPaul Gilbertのこれまたレアなビデオが見受けられるのは凄い。 流れると困るので早速保存しておきました。(笑)

Live from Austin .TX     Eric Johnson  エリック・ジョンソン

 最近手に入れた一枚。 CDも出ていますが自分が入手したのはDVDの方で、実はこのオフィシャル盤が出る以前からマニアには有名なライブ映像で、彼のブートレグではコレともうちょっと前の同じ番組「ライブ フロム オースティン テキサス」が出回ってましたね。 自分も海賊版はかなり以前から持っていたのですが、オフィシャルでしかもDVDって事で見つけた瞬間に購入ボタンをポチ♪ですよ。 国内版では無いものの、リージョンフリーって事もポイント高かったですね。

 で、肝心の映像ですが以前持っていたのよりは当然の事ながらアップしていてよろしいです、はい。 収録曲も1988年収録って事も有り、おいしいところが盛り沢山っていったところでしょうか? マニアぶって言うワケでは無いけども、どうもそれ以降に出された物はあまり魅力的なのが少ない様に思えたり。 ま、この辺は商業的に大成功した作品の後はどうしても2匹目のドジョウと言うか、どうしても「狙ってしまう」感があり、またそう云う風な作品を作って欲しいレコード会社の意向も有るんでしょうね。 一番最後には彼のメイン・インフルエンスであるジミヘンのAre you Experienced ? なんかを持ってきてくれるところは憎らしいです。 多彩なプレイスタイルと、時々「合ってるのか?」と疑ってしまう独特のタイム感が存分に味わえる作品、しかもDVDときたらこらー買わなきゃ損ですぜ旦那!って一枚です。

 蛇足ですが先に言った「ライブ フロム オースティン テキサス」と言う番組は結構有名なカントリー・ブルース系のミュージシャンが多数出演しており、お気にのアーティスト・ブートレグが同題名で有った場合は買いだと思います。 TV番組からのコピーですので余り声高に「買い!」って言ってしまうと著作権侵害を助長している様ですが・・・ほとんど日本でお目にかかる事が無い本物のミュージシャンのプレイが拝める機会ってのは限られてますからねぇ。 よく分かりませんが、ひょっとしたらCSで放送している「ミュージック・エア」では見る事が出来るかも?

Blue Murder     Blue Murder  ブルーマーダー

 個人的に非常に気に入っているギタリスト、ジョン・サイクスのバンド・・・と言うよりも、その後の経緯からすると個人プロジェクト的なユニット。 サウンド的にはホワイトスネークあたりからの流れをよりヘビーにした感じで、ジョン・サイクス独特の「後ノリ」が一層ロック度を増加させている感じ。 また、ジョンのボーカルも案外とマッチしていてバンド・楽曲とものかなりクオリティーの高い仕上がりになってます。 これはバックメンバーにベテランのカーマイン・アピスとロックには珍しいフレットレス・ベースの使い手であるトニー・フランクリンも一役買っているのも一因ですが、以後に発売されるアルバムでバックメンバー入れ替えがあっても同等のレベルを保っているところから、やはりジョン・サイクスの才能によるところが大きいですね。

 ギタープレイは彼のメインインフルエンスであるゲーリー・ムーアのテイストを引用しつつ、それだけでは終わらない独自のテクニックやフレーズを加味し、一発で「ジョン」だと言う事を認識させてくれる。 特に、あの深くてゆったりとしたビブラートや5〜6弦の5フレット以下のポジションで連発させるピッキング・ハーモニクスは強烈で、ザック・ワイルドなんかもかなり影響されているハズです。 この低音域でピッキング・ハーモニクスってのは実は非常に難しくて、彼の様にスムーズかつロングサステインさせるのは至難ワザ。 アンプセッティングや使用ギターがレス・ポールってのも関係していると思われますが・・・謎です。 使用アンプはイロイロで、ヴァン・ヘイレンで有名なホセ改造マーシャル、出荷工場で好みに改良してもらったメセブギー等ですが、ちょっと前まではマーク・キャメロン改造のマーシャルで、このマーク改造のアンプはかなりキテた。 これらに軽くモジュレーション、コーラスとかのエフェクトを掛けるとかなりハーモニクスが出やすくなりますけど・・・どうなんだろ? また、彼は俗にいう「まむし指」でピックのが普通とは逆アングルになるが、これだとピッキング・ハーモニクスを出しにくいんだがこの辺も関係しているのかも知れませんねぇ。

 フレーズ的にはペンタトニックのボックスパターンが得意ですが、リフで使うダブル・ピッキングの単音フレーズもいかにも「らしい」って感じ。 早いパッセージになると若干スラッピー気味になるんだけれど、そこがまたスピード感を生み出す要因になっております。 つか、なによりカッコいいのですよ。(笑) 

 最近はあまり音沙汰ないですが、ちょっと前は時代の流れには逆らえないのかパンクロック、グランジ調な楽曲にも挑戦していましたけど、個人的にはNWOBHMの流れを継承しつつ弩ヘビーな1st、つまりこのアルバム前後がお薦めだったりします。

Big Sky   Brett Garsed ブレット・ガースド

 Guitarist from DownUnder 第三弾・・・とある有名カスタム・ギターアンプ・ビルダーに「Nelson(ネルソン)のギターを知ってるか?アイツは凄いぞ!」と云われたんですが、ネルソンと聞いても普通のポップ・ロックとしか思い浮かばず正直「はぁ?」てな感じでした。 かのリック・ネルソン の双子の息子のバンドって事で日本でも有名で、確かどっかの缶酎ハイだかなんかのCFにも出てた記憶が有ります。 んで、取り敢えずそんな感じの印象しかなかったので気にも留めなかったのだけれど、その後にとあるオムニバスCDでプレイを聞いてビックリ! 鬼だ! 以下が本人のサイトにあるその音源です。

 http://www.brettgarsed.com/audio/nelsolo.mp3

 早速その音源をコピーしようと思ってギターを手に取ったんですが、早いパッセージになるとこれがどうやって弾いているのか全く解らない。 フィンガリング中心なのは解ったんですけど、兎に角、音程に幅があって飛びまくるんですね。 当時はどちらかと云うと流行りのスケールを上下する様なヤツばっかり聞いており、これはある程度音が取れるとスケールを照らし合わせれば簡単に採譜出来ました。 ですが、彼の様なスタイルはそれこそ1音1音拾っていかないと無理で、しかもどしたら弾けるのかすら想像出来ないもんだから直ぐに断念してしまいました。 諦めたいたところ、この人の教則ビデオが有るって事を知り即注文して見たワケですが・・・「世の中には凄いヤツが居るんだなぁ〜」と呆気にとられましたよ。(笑) ワイドストレッチ&弦飛び・・・ここ迄は予想出来たのだけれど、それプラス「フィンガー・ピッキング」でのプレイでこれが一番のツボ。 ピックとフィンガー・ピッキングを併用するのは珍しくは無いが、彼の場合は中・薬・小指と遊んでいる指は全部使うんですよ。 ちと専門的になりますけど、コードプレイの時に小指まで使うのは普通なんだけれど、アドリブの時にも使う人ってなかなか居なくて、それだけにアルペジオなんかは流れる様にプレイをこなします。 ま、謎が解けたからって実際はコピー出来なかったんですけどね。(笑) インタビューなんかを読むとオリジナリティーって事にかなり拘っていたらしく、この辺が独自のテクニックを身につける結果となったのでしょう。

 音源のBigSkyは本人の様々な音楽性を詰め込んでいてなかなか良いです。 他にもギターバトル的なヤツも出てますが、それはどちらかと云うとマニア色が強くて普段聴く分にはこっちの方が聴きやすい。 ハード・ロック調の曲もあればAOR的なモノ、イージー・リスニング風もありますからね。

 オーストラリア出身のギタリスト3人について書きましたが、各々が自分の個性と云うモノを非常に大事にしており、影響された人物の物真似で終わらずそこから更に派生させてスタイルを作ると云うポイントは同じ。 だからこそギターマスターの様な称号を与えられたんだと思います。 プロだからこそオリジナリティーを追求する。 どうも我々日本人にはそう云う事が下手ですよね。(笑) オーストラリアってさほど大きくない国なのにこんな凄い奴等をポコポコ輩出するなんて・・・まだまだ知らない強者ってのは世の中に居るもんです。

MVP   Truth in Shredding フランク・ギャンバレ

 Guitarist from DownUnder 第二弾・・・80年代初頭から一部で巻き起こったロックギター・テクニック至上の流れでこのフランク・ギャンバレを欠かす事ができないプレイヤー。 本人はJAZZ/FUSIONジャンルで活躍しており、有名なところではチック・コリアのエレクトリックバンドにも参加。 このバンドに招集させれる事はプレイヤーとして「一流」の称号を与えられたも同然で、当時はホールズワース以来の革新的なギタリストとしてかなり注目を集めていたのがうかがえます。 特に独特のピッキングテクニック「Sweeping」や「Economy」と呼ばれるスピードピッキングからくり出される流れる様なフレーズは、今までに無いスタイルで聴く者には衝撃的でしたね。

 実際の事を言うと、このスウィープやエコノミーピッキングってのはかなり以前から使用されており、とある有名ジャズギタリストは「アルペジオ・ピッキング」と云う呼び名でスウィープテクニックを使ってましたし、エコノミーは「サークル・ピッキング」とかの名で一部には知られており、そのプレイもイロイロなジャンルで聴く事が出来ます。 しかし、大概が一部分での使用や短いパッセージなんかで瞬間的に使うだけで、彼の様に終始それを意識してプレイする様な事はありませんでした。 細かいテクニックを自分なりに発展させ、それをプレイの根幹として更に精進した結果、昨今では欠かせない奏法として一般に認識される様になった・・・なんかヴァン・ヘイレンのタッピングと一緒ですね。(笑) やはり天才と呼ばれる人達は誰も見向きもしないモノに何かを感じたりするんでしょう。

 掲載の音源はテクニック面において正反対のプレイをするアラン・ホールズワースとのコラボとなっていて、片やワイドストレッチ&ハンマリング・プリング、片やスピードピッキングでのギターバトルはなかなか面白いです。 このレコーディングで達人ホールズワースから「良い」との御言葉をもらって「自信がついた」とインタビューでも語ってましたが、憧れのプレイヤーのスタイルを丸のまま真似する事無く、あくまでもオリジナリティーを追求した結果が「達人」の仲間入りとなったんだと思います。 他にもイロイロと音源が出ているので・・・ってか、この手は好き嫌いが分かれるので、どれとはオススメしません。(笑) 

 何度かライブも見ましたが、ボサノバ調の曲をプレイするときにGibsonチェット・アトキンスモデル(だったか?)のガット・ギターを使用してたんだけど、アドリブもそのまま流れる様なスピードピッキングを披露していました。 普通ならばガット弦をピックを使って弾く場合にはどうしてもテクニック的に辛くなるんですがねぇ。 先のトニー・エマニュエルもそうですが、本当の意味でギターをマスターするってのはそう言う事かも知れません。 「弘法筆を選ばず」ですよ。

Tommy Emmanuel   トニー・エマニュエル

 Guitarist from DownUnder ・・・オーストラリアのギタリスト第一弾! オーストラリアには意外とマニア好みと云いますか、かなり凄腕のプレイヤーを輩出している国であります。 このトニー・エマニュエルはメインインフルエンスとして「チェット・アトキンス」を挙げているだけあって、アコースティック・ギターによるフィンガースタイルでのプレイを得意としています。 実はこのギタリストを知ったのは最近の事で、「未だ見ぬ凄腕ってのは居るもんだなぁ〜」なんて思っていたんですけど、この手のプレイ・音楽が好きな方にはかなり有名だったらしく、単に自分の見識の浅さを露見したに過ぎませんでした。(笑) 

 楽曲的にはカントリー風味主体ですが、フォーク、ロカビリー、ブルース等のプレイもかなりキレが良く、音楽の幅はかなり広く、かつ深い。 また、サムピックやスリーフィンガー等のスタイルだけでなく、フラットピックを使ったプレイも鬼でして、これは代表曲でもある「Guitar Boogie 」の画像を見ればお分かり頂けるでしょう。 CD等では先の曲をエレキでプレイしていますが、ステージではその構成上、メインのアコースティックギターでのプレイを強いられます。 しかしながら、その条件をものともせず華麗なアドリブを披露してくれ、そのサウンド・ステージパフォーマンスは圧巻の一言。 スティール弦ってのはエレキのそれとは違いかなり太くてハードですので、同じ感覚で弾きこなす為には相当の実力が必要になるワケで、その点から云っても右手のテクニックはかなりのものなのです。 当然ながらフィンガーピッキングの腕も確かで、チェット・アトキンスをして「後継者」と言わしめた程です。

 音源は幾つか出てますが、この画像のベストアルバムは4枚組にも係わらず、ネットで格安で入手出来ますのでオススメ。 他にも以前発売させていたビデオが新たにDVDで発売されており、これを購入するのも良いでしょう。 また、この手の凄腕には付いて廻る「教則DVD」も出ていますので、自己の限界に挑戦してみるのも良いかも知れません。 自分も教則DVDを入手しておりますが、後半はかなりハードなものの、前半は比較的簡単な曲をプレイしてくれますので安心です。

 ここまで書くとテクニック重視のギタリストと思われるかも知れませんが、音源自体はソフトに仕上がっていますので聞き易いです。 たまにはアコースティック・サウンドで心洗われるのも良いもんですよ。 関係無いですが、見た目は何だか「Back to the Future」のマイケル・J・フォックスに似てる気がする。(笑) 

Albert Collins   アルバート・コリンズ

 実は余りブルースギタリストが好きな方では無いんですが、レイヴォーンとこの「アルバート・コリンズ」は珍しく好きなプレイヤーです。 唄は勿論、ギターもルックスも「バリバリのブルース」で少し乾いた感じのハイトーンサウンドが突き刺さります。 時々「ブルースギターは太い弦じゃないと駄目だ!」なんてワケの分からない事を云う人がいますけど、この人のセットは1弦が008と大変細いゲージを張ってるのを知らないんでしょうねぇ。 別に太い弦を使うと「太い音になる」とか関係無いのにそんな事を云う人が多々おられます。 アコースティックなら考えられなくも無いですがエレキギターですからねぇ〜、アンプで調整した方が早いですよ。(笑) 
 プレイスタイルはピックを使わない「指弾き」で、オープンチューニングにしているのかエレキには珍しく「カポタスト」を使ってプレイしたりして、ストラップを首に廻さず右肩にちょこんと乗せてプレイする泣きのギターは最高! 所謂「下手うま」が多いブルース系ギタリストの中ではしっかりしたテクニックを持ってます。 指で弾くとピックの時よりは「アタック感」が失われるんですけど、テレキャスを使用しているのと黒人プレイヤーが時々好む「トレブリー」なアンプセッティングでプレイしているせいか、そんな感じはしません。 親指を押しつける様にプレイしているので「爪」で弾いてるのでは無い感じ。

 既に他界してるはずですが、調べてみたらプレイを収めた映像も何本か発売されているのでチェックすると宜しいのではないでしょうか? 昔見たヤツはロックギタリストの誰かと一緒にセッションしていたヤツだったはず・・・ゲーリー・ムーアーだっけかな?

Dio   Holy Diver

 
メタルゴッドと呼ばれた1人「ロニー・ジェームス・ディオ」自らのバンド。 「Rainbow」「 Black Sabbath」等、有名バンドを渡り歩いた「小さいおじさん」ですが、ライブでのパフォーマンスはHR/HMでは1、2を争う程の「鉄の喉」の持ち主で、音源通りに完璧に歌い上げる。 これには脱帽で、「CDだと上手いけどライブはね・・・」ってボーカルが多い中で彼はその風貌からも「HM界の北島三郎」と呼ばれる程上手いです。(笑) 
 この時のバンド・ギタリストはヴィヴィアン・キャンベルでして、個人的にこの頃の「ゲーリー・ムアー」仕込みの荒っぽいプレイが非常に好きでしたが、脱退後にはおとなし目になってしまい興味も薄らいでしまいました。 このアルバムの中では「We Rock」なんかがいかにも!って感じで好きですね。

 確かバンドのロゴマークを逆さまにしてみると「Evil」と読めるとか言って裁判沙汰に迄なったみたいですが、この時期はロックの歌詞の中に「自殺を迫る内容のメッセージが入ってる」とか「殺人を煽動する内容だ!」とか受難の時代でしたから、難癖付られたんだと思います。 大体、逆さにして見ても「Evil」なんて読めませんからね。(笑) 

Steve Vai    Flexable

 もう一丁、昨今のギター小僧の憧れの的「スティーブ・ヴァイ」で、これの音源は8トラックのレコーダーで録った自主制作版。 ま、本人がこの頃に比べ大変有名になったので、今ではオフィシャルサイトでも簡単に買え、この続編の「レフト・オーバー」もカップリングしているヤツも売っていたかと思う。
 この人が有名になったのは下段のイングヴェーの後釜としてアルカトラスに参加した事によるところが大きいのですが、もともと作曲に関して非凡のモノが伺えますし「遅かれ早かれ」と言った感じです。 それ以前は巨匠「フランク・ザッパ」のバンドにも在籍していて、とあるライブ画像に姿を見つける事ができますが、フランク・ザッパは自分以外のギターには「ギターっぽくない音を出せ」と要望していたみたいで、変な擬音ばっかり出しているのが目立ちます。 そう言えばエイドリアン・ブリューも似た様な「変な音」を出すのを得意としてましたね。(笑) 

 この音源では噂の「馬鹿テク」ぶりは出てませんが、ワウペダルを使った人間会話の模写や、キーのハッキリしない曲、変拍子等を使っていたりかなり異色です。 これ以降は「テクニシャン」として名を挙げますが、実際のライブではソロを完全に弾ききれない時が多々有り、ビリーシーンからも「スタジオプレイヤーだ」と賞賛なのか嫌味なのか分からないコメントを頂いてましたよ。 レコーディング時にパンチインとかの技を使えば1音1音録音する事も可能ですからね。 但し、コードワーク、歯切れの良いバッキングプレイは流石「ザッパバンド在籍」を感じさせます。

 この人物もプレイスタイルや機材にムーブメントを巻き起こすほどのプレイヤーで、それまで誰も使用する事すらなかった時代の遺物「ワウペダル」を多用したプレイに皆感化され、今では足下に置いていなギター弾きが見つからない位です。 正確には「マイケル・シェンカー」等の使用はしてましたが、この人ほど多用はしていません。 意外と耳慣れない「ワウペダル」の新鮮さに皆飛びついたんでしょ〜ねぇ。 また、ギターをド派手な色に塗り替えたりするのも流行り、最初からショッキングピンクやライムグリーンとかの蛍光色カラーリングのギターも数多く発売されましたよ。

 兎角、そのテクニックや機材に目が行きがちなんですけど、曲が大変に良くできてまして、特にアルカトラスのアルバムなんかはお勧めできます。 この音源は・・・受け入れがたい人も多いかも知れませんけど。(笑) 
 
Alcatrazz

 
「早弾きギタリスト」と云えば古くは「アルビン・リー」から始まり、昨今はこの人、イングヴェーですね。 余りにも安直過ぎて「お勧め」って感じではないのですがこのギタリストを抜いては80年代以降は語れませんから。(笑) 
 ロックギターの革命児「ジミヘン」以降〜数々のギターヒローと呼ばれるプレイヤーが産まれましたが、本当の意味で「革命児」と呼べる人物は少なく、70年代の「エディー」、80年代の「イングヴェー」は外せません、好き嫌いは有ると思いますが。 これら2人の功績は大変大きく当時のギターシーンを席巻し、プレイスタイルからサウンドメイキングまで広く変革を起こしました。 エディーがシーンに登場した以降は「深く歪むサウンド」と「1ハムバッカー」と云うスタイルの流行が80年代初頭迄続き、このイングヴェー登場後はフロントピックアップ搭載の・・・ま、余り専門的になるのも何なんで割愛!(笑) 兎に角、ギター本体の仕様にすらムーブメントを起こす程、影響力は高かったんです。 その後に「クローン」と呼ばれる輩が死ぬほど出てきましたしね。(笑) 

 テクニック系が好きな人には余りにも有名な話しなんですが、まだ地元のスウェーデンでプレイしていた頃、一説には16歳頃のホームビデオで撮影した様なライブビデオが出回っていて、これが鬼! テクニック的にはもう既に完成されていて、とても10代半ばの餓鬼がプレイしているとは思えません。 4トラックかなんかで制作されたデモテープも出回っていまして、これがマイクバーニーの手に渡って渡米となったワケです。 マイクが持っている米Guitar Player誌のコラム「スポットライト」に1面ぶち抜きで掲載されるほどエポックメイキングなプレイヤーだったんですねぇ。 神童とは彼の様な人物を差すんだと思います。 この掲載された号のGuitar Player誌を本国で死ぬほど探したのですが見つける事が出来ませんでした。 この前後の号は有るのにコレだけが見つからないのですよ!(笑) 皆、このスポットライトが目当てで古本を漁ってたんでしょ〜、彼の人気の高さをココでもうかがえます。(笑) 

 このグループを後にし、現在迄に至るソロプロジェクトを延々と続けているのですが、ギター1本でココまで活動続けているロックギタリストってのは皆無。 有る程度キャリアを積むと「ポップ」な方向やデビュー当時とは別方向に進んでしまい、初期からのファンをがっかりさせる事が多いのですが、イングヴェーだけは未だにスタイルを守り続けています。
 音楽的には大変アクが強く「嫌いな人は受け入れない」とは思いますけど、意外と日本人には人気が有ります。 かく言う自分も最近は殆ど聞かなくなりましたけど・・・だって、似た様な曲が多くて・・・。(笑)  

Michel Jackson  Thriller

 
なにかとお騒がせなマイケル・ジャクソンのモンスターヒットアルバム。 何故これか?と云うと、このレコード自体、すり切れるほど聞きまくった思い出も有るし、なんせゲストでヴァンヘイレンがギターを弾いてるからです。
 リアルタイムで聴いていた時はまだギターを弾いておらず、後になってから改めて「Beat it」を聴いて痺れたワケです。 何かのインタビューで「あのソロは2テイクで録った」っと云ってたのですが、これほど尖ったアドリブソロってのはなかなか有りません。 個人的にFair Warningの「Out Foot Out the Door」とこれの「Beat It」は一番エディーらしいソロだと思っています。
 このくらいからマイケルジャクソンの音源に当時「旬」のロック・ギタリストをゲストとして迎える事が多くなりましたが何でしょ?(笑)  

White Snake

 デビッド・カヴァーデルがパープルを脱退後に中心となり結成したホワイトスネークですが、正直なところ、これ以前の音源は余り詳しくは有りません。 そもそもこのバンドの楽曲自体にそれ程興味が無かったですし、他にもイロイロ良いバンドも同時期に沢山いたのも原因かと思います。 まぁ〜この辺は個人の好みもハッキりしていて「好き」「嫌い」分かれるところです。
 このアルバムは前作から参加しているギターの「ジョン・サイクス」の影響からか、以前のモノよりヘビーな感じが増して「ヘビメタ度」高めな作品となっています。 しかし、何故かこのアルバムを世に出してすぐにバンドメンバーが大幅に交代してしまいますが、シングル・カットされヒットした「Here I go again」なんかのプロモ・ビデオには交代後のメンバーが写っているところを見ると、バンド内の不協和音は意外と早い段階から有ったのかも知れませんねぇ。

 そんな中の作品にも係わらずコレは非常に良く出来て「お気に入り」の1枚となっています。 これはジョン・サイクスによる所が大きく、このアルバムのツアーライブも見に行きましたが、良かったのだけれどギターが他のプレイヤーだったので「イマイチ」感も拭い切れませんでした。 カヴァーデルは音源のままだったんですが、ギタリストがちょっとねぇ〜(笑
 さすがに「ジョン・サイクス」と云うプレイヤーは「オジー・オズボーン」をして「ジョンを獲らなかったのは失敗だった!」と言わしめただけあり、非常に優秀なギタリストです。 この音源の様に「ぶ厚いサウンド」を聴いたのは当時、久々でした。コレを聴いたのを切っ掛けに自分の「ジョン・サイクス」漁りが始まったワケです。(笑

THE WHO   tommy

 ブリティッシュ・ロックバンドの代名詞的存在の「フー」です。 日本での人気は「ZEP」「Purple」に比べるとイマイチって感じですが、このバンドなくして初期ハードロックを語る事は出来ません。「Tommy」もタイトルだけは知っているのでは?
 ギタリスト「ピート・タウンゼント」は「世界で最も下手くそなリードギタリスト」と評された事の有るほど、素晴らしいリズムギターを聴かせてくれます。確かにリードはジミーペイジよりは下手ですねぇ〜。(笑 
 実はステージでギターをぶち壊すパフォーマンスを最初にした人はジミヘンでなくこの人で「ウチのドラムが演奏が気に入らなくてライブの後、セットをぶち壊していた時に『お前もヤレよ、気持ちいいぜ!』と言われたので、壊してみたら気持ちよかった。」と、インタビューで答えていて「イギリス中のSGをぶっ壊してやる!」と息巻いていたらしいです。(笑

 この人のトレードマークはギブソンSGとハイワットのアンプですが、初期の頃はロックの代名詞「マーシャル」を愛用していましたが、メーカーと個人的な確執が出来、使用を止めた様です。 ま、極端にサウンドは変化していませんが聴けば分かります。 イギリス人ギタリストにハイワット使用者が多かったのは彼の影響も大きいと思います。
 最近はほとんど活動を聞きませんが、ついこの間、メンバーの誰か死んだようですね。 確かに、この時代に活躍した人達はもう50歳以上のハズですから「訃報」が有ってもおかしくないですねぇ。

ZZ Top  afterburner

 日本での認知度最低のビッグバンドと言えばこのZZ Top でしょう。 本場での人気は想像をはるかに越え、超ビッグ!「ハードブギ」と言えばこのグループ!って感じです。
 このアルバムともう1枚のヤツが全米で大ヒットを飛ばし不動の人気を得ましたねぇ〜。 フロントマン2人の長く伸ばしたトレードマークのアゴ髭が目に焼き付いて離れません。 プロモビデオでZをかたどったエクスプローラーをベルトの所でクルクルと回したり結構ビジュアル的にもインパクト有りました。
 彼等の活動歴はかなり長く音楽的にはストレートな感じなのですが、サウンドは最新のテクノロジーを駆使し古くささは感じない仕上がりになっています。 かたくなに「アナログ」に拘るミュージシャンもいますが、彼等の様に「上手く時代にとけ込む」と言う姿勢が評価・売り上げに表れてます。 楽曲も全体にわたって「明るい曲調」で非常に聴きやすく、どんなシチュエーションでもマッチしてしまう感じ。 個人的にはデカいオープンのアメ車なんかに乗ってガンガンかけたい感じでしょう〜か?
 バンドのサウンドリーダーであるギターのビリーギボンズはピッキングハーモニクスを絡めた独特のプレイで絶大な人気で彼の音楽センスでこのバンドを支えていると言ってもイイでしょう。 かなりのギターコレクターで、1番にお気に入りGibsonオリジナルレスポールは「パーリーゲイツ」と名付けられ、そのサウンドを模して作られたピックアップも「パーリーゲイツ」として販売されてます。 それほど有名なギタリストなんですね。
 しかし、全然人気無いのは何ででしょうか?このタイプの音楽は日本人には受け入れ難いんですかねぇ〜?

Y.M.O  Solid state Survivor

 このバンドが最初に歌謡曲以外を聴く切っ掛けになりました。丁度、小学校の中頃だったと思う。 何故、聴くようになったのかは覚えていません。 兄貴の影響か友達の影響か?どっちにしろ歌謡曲とは一線をひいていましたが結構周りの人間にも好きなヤツは多かった覚えが有ります。
 何分、子供の頃からハマり始めると「とことん!」という性分だったので小学生のくせにY.M.Oのアルバムは全部持っていました。1stアルバムがジャケット違いで2種類有のですが、内容は殆ど変わらないのにもかかわらず両方持っていたり、自分でもかなりマニアだったと思います。
 時々、気が付いた時に探してみるのですが何故かCDの再発が多くはされておらず2〜3枚しか見た事が有りません。 ホントはもっと他のヤツも欲しいのですが・・・。このアルバムがひょっとして過去の売り上げが良かったのかも知れません。
 記憶では「シンセサイザー」と言う言葉を一般的に広めたのはこのグループで、自分も弾けもしないのに親に「買ってくれ」とねだった事がありました。 「シンセサイザー」と言う言葉も今となっては古くさいですが(笑

Deep Purple  Burn バーン

 
「Burn」です。何でしょうか、このアルバムの邦題は?(笑
 パープルと言うと自分はこの「Burn」が1番好きな曲です。 この曲もそうなのですが、パープルで連想するのが「Gのキー」と言う事で、何故かGマイナーとかの曲が多い気がします。 ま、どうでも良い事なんですけどね。
 このジャケットを見ると分かるのですが、バンドの音楽・方向性を決めていたのはリッチーのようですね。 この時期には。ボーカルもデビット・カヴァーデル、ベースもグレン・ヒューズに代わってしまい音楽的対立も有ったみたいです。
 タイトル曲のバーンでは途中の音域の高い所でグレン・ヒューズが唱っていますが、なかなか歌の上手い人で、後の活動の布石になっています。デビット・カヴァーデルは「ロバート・プラント」が大好きな様で、パフォーマンス、容姿はそっくりなのですが本家とは違い、ハイトーンは苦手だったみたいです。 個人的には「カヴァーデル」の方が好みですけど・・・。 後半の方にハモンドでのソロが有るのですが、ギターソロよりもこっちの方が好きで自分はハモンドのパートをコピーしていました。 当時はなかなか弾く事が出来なくてイライラしていた記憶が有ります。(笑
 7曲目の「Mistreated」も人気の有る曲で、それぞれ「レインボー」と「ホワイトスネーク」でプレイされていますが各々曲の解釈が違う様で、聴き比べると面白いですよ。
 ロックギターを弾くなら、取り敢えずバーンの出だしはマスターしておきたいです。あのリフは「Smoke〜」と双璧をなすパープルの体表曲ですからねぇ〜。 親指で6弦3フレットを押さえましょう!  (「Speed King」なんかも痺れますけど(笑)

The Eric Gales Band   エリックゲイルズ・バンド

 このバンドはかなりのお気に入りで、「ジミヘン」好きの人には強くお勧め出来ます。サウンドは全体的な雰囲気として「ゴスペル」を感じさせ、それにジミヘンの影響が「風味」として加わった感じ!(どんな感じだ?(笑))
 このトップに写っている人物がバンド名にもなっている「エリックゲイルズ」で後ろにいるハンチングの男がベース・ボーカル担当で実兄。このボーカルも味が有って良いのだが、何といっても特筆すべきは「エリック」本人。 デビューした時は17歳と言う若さ。でも「ブルース」しています。(笑) アマチュアの頃からかなり評価が高かったらしくライナーノーツには有名ミュージシャンが多数名を連ねています。 このアルバムの2曲目「Sound of A Strme」ではイキナリ、ストラトのフロント・ピックアップを使ったバッキングから始まり、もろに「ジミヘン」。 そして、ジミヘンと同じく普通のギターを「左利き」でギターを構ええますが、エリックは「アルバートキング」「松崎しげる」と一緒で「右利き用のギターをそのまんま左に構えた」状態でプレイしています。 つまり「6弦が下、1弦が上」と言う、余り見ないセッティング弾きます。 多分、最初からそうやってプレイしていたのでしょう。 勘違いしてほしくないのは単に「ジミヘンのコピー」では無い事。 ジミヘン風では有りますが、それを自分なりに消化していて、決して「コピー」で終わってはいません。
 ジミヘン位のビックネームになると、当然「フォロワー」と呼ばれる輩が沢山出てきます。 「ランディーハンセン」と言うジミヘン・フォロワーが昔話題になっていて、これが「声・容姿」そっくり! まさにジミヘンなのですが、ヴァンヘイレンに「アレは音楽的には全く意味が無い。 全く同じ格好をして同じ音楽をしても何も生み出すことは無い。 コピーはコピーなんだ。」と、酷評されてました。 ま、その通り「何も生み出さない」まま消えました。 物見遊山でランディー見ても良いでしょうが(笑
 日本版は出ているかどうか分かりません。 しかし、これはマジでオススメします、自分的には「これを聴け!」です。

Band Of Gypsys  live at the fillmore east  バンドオブジプシーズ

 ジミヘン、って言うかバンドオブジプシーズ。 死ぬ前に結成したバンドで、より「R&B」色が濃くなっています。 もうこの時期はクスリの影響で体がボロボロになっており、ライブパフォーマンスも日によって善し悪しが有ります。 海賊版等で聴くとハッキリそれが分かる位で、自慢(?)のアフロヘアーも短くなってしまっている。 これは一節によると「クスリの影響で短くなっている」とかイロイロですが、兎に角、死期が訪れていたのでしょう。
 また、この少し前位からバンダナをする様になりますが、これは「額に傷を付け、バンダナにクスリを忍ばせてラリる為」だ!と言う話しです。マネージャーや周り(クスリの「元締め」の脅しと言う話しも有り!)から「ライブをやれ!ライブをやれ!」と急き立てられ心労が祟っていたらしく、自分を
鼓舞する為、ハイになって逃避しなければならない状態だったと思います。 つまり、ジミがライブをやれば必ず人が入る!という事で、当時はもうカリスマの域に達していたミュージシャンの1人。 急忌して伝説になったのもうなずけます。
 ビリーコックスだかミッチミッチェルのインタビューに「ショウが終わってからホテルに帰り、しばらくしてからジミの部屋を覗くと彼はいつも自分のお腹の上にギターを置きながら寝ていた。弾きながら疲れて寝ているんだ。それ程、ジミはギターが好きだった。」と言うのを読んだ事が有ります。 本当に「ギター好き」な人だったようです。

 他にもネタっぽい事は有るのですが、今回はこの辺で「お開き」にしたいと思います。PCで「検索」掛けてもイロイロ面白い情報(本当は右利きだった?とか)が拾えますよ(笑

KISS  キッス

 アメリカンロックバンドの代名詞的存在「キッス」。目をひくド派手なメイク、派手なステージ衣装と1回見たら忘れられないヴィジュアルで日本人にもファンの多いバンド。何年か1度にブームが来る「変な」バンドですね。(笑) 
 全盛期にはヒットもぼんぼん飛ばし、メンバーそれぞれが自己アルバムを出しそれぞれチャートインするという、正に「飛ぶ鳥を落とす勢い」だった。 「デトロイト・ロック・シティー」「ロックンロール・オールナイト」と言ったシングルヒットも多数有り、最近も日本でCFソングとして使われています。
 ライブがこのバンドの売り物でしょう 。当時のビデオを見ると「ライブパフォーマンス」が素晴らしく圧倒されてしまいますがベースのジーン・シモンズが両手を上げて唱っているのに、何故かベースの音が鳴っていたり結構笑える。 ま、この辺は自身で「バックステージでローディーが弾いている」と公言しているくらいなので「細かい事は気にすんな、パ^ティーだぜ!」ってな感じなのでしょう。(笑
 そう言えば日本の「聖飢魔」も似た様なメイクで出てましたね。 本家のコチラも時々来る「ブーム」の時は絶対アノ化粧をしています。 素顔でプレイしている時も有りましたが、やっぱキッスはあの「メイク」ですよねぇ?(笑

VAN HALEN DIVER DOWN  ヴァンヘイレン  ダイバーダウン

 またしてもヴァンヘイレン。 実はジミヘンも好きですがヴァンヘイレンも大好きなので2回目の登場です。 このアルバムは2週間で作ったとか言われている。 確かに演奏自体は結構荒く、ライブ・1発録り的な感じだが、そこがまたたまらない!
 「Oh! Pritty Woman」「Dancing in the Street」等のコピーも有るが、単にコピーでなくバンドでオリジナルっぽく消化している。 ヴァンヘイレンと言えば「ライブバンド」の代名詞。 アマチュア時代からかなりの数をこなしていて、当然オリジナルばかりでなくライブを盛り上げる為、有名バンドのコピーも沢山こなしていたようで、数年前、初来日の手配・世話をしていた人物がテレビで「サウンドチェック・リハーサルをやっている時に『パープル」と言えばパープルの曲、『ZEP』とリクエストすればZEPの曲と有名なバンドの名前を挙げれば全部その場でコピーをやってくれた。」と言っていました。 バンドのまとまりも大したモノです。 この頃からビッグになりすぎ、1ステージ1億円と言われたギャラ(ホントか?)がネックになり来日しなくなりましたねぇ〜。。
 オススメの曲はなんと言っても「Hang 'em High」「Little Guiter」でしょう。 ミニギターで「Little Guiter」弾くなんて洒落が効いていてたまりません!

AC/DC  Highway to Hell  

 これまた日本では不遇のビッグネーム。 何故か日本ではこのタイプのバンドは人気が有りません。アメリカンロックと言うか、何か脳天気な感じのするロックよりは、悲壮感漂う感じのモノが人気が有り、この辺は「浪花節」と言うか何と言うか演歌の影響でしょうか?(笑) 自分はこっちのタイプの方が好きです。
 アルバムタイトルの「ハイウエイ・トゥ・ヘル」が1番有名な曲ですかねぇ? ボーカルのボン・スコットが死んでしまいますがその後も新しいメンバーを迎え「Back in Black」のヒットでビッグネームを不動のモノに。 外国での人気はもの凄いです。
 ギターの「アンガス・ヤング(英語風ではアンガシュ・ヤング)」は小学生の様なブレーザーと短パンと言ういでたちで、SGをかき鳴らし暴れ回るパフォーマンスで見てると結構「こっけい」です。 多分、身長はお笑いグループの「ナイナイ岡村」よりも低いはずで、そんなトコロから「ちびッ子」スタイルなのでしょうか? また、兄貴もサイドギターで一緒にプレイしていますがこれまた「ちびッ子」」です。 しかし、ちびっ子ながらこの兄弟がAC/DCの中核である事は間違いありません。
 「ストレート」と言う言葉が似合うバンドで、あのガツン!って感じの音がたまりません。 ロックしています。しかし・・・ホント、人気無いなぁ〜このバンド。(笑) そう言えば「リッチーブラックモア」にも最悪と酷評されたとか。。(笑

Queen  クイーン

 言わずと知れたクイーン。このバンドは日本でもかなり人気が有り、「パープル派」「ツェップ派」の両方にも人気有りました。最近もテレビのCFソングに使われていたりして根強い人気が。 ボーカルのフレディーマーキュリーがエイズで死んでからは時々フェスティバルに出る程度で、解散しているのと同じでしょう。(解散は宣言されてんのか?)
 「ウィアーザチャンピオン」「ボヘミアンラプソディー」等のシングルヒットも多数有り、イギリス・アメリカでもビッグネーム。ギターのブライアンメイは自主制作ギターとVOX-AC30をトレードマークに「鼻の詰まった」様なあの独特なサウンドで魅了します。 自分は余り好きでは無いのですが、内外のギター弾きにはかなり評価が高いです。 ヴァンヘイレンと一緒にお遊び作ったアルバムも出しており自分も持っていますが今は何処に行ったかわかりません(笑。 ヴァンヘイレンはそう言ったコラボレーションの音源を作らないタイプの人なので、ブライアンメイと言うプレーヤーには敬意をはらっているのでしょう。
 音源は沢山出ているので、まずはこのグレーテストヒッツが無難と言えば無難。。

Diana Ross & The Supremes  ダイアナロス アンド ザ・シュープリームス

 こちらも大分毛色の変わった1枚を・・・
 何故「ダイアナロス アンド ザ・シュープリームス」かと言うと、昔、夜更かしばかりして「オールナイト・ニッポン」を聞きまくっていた頃、木曜の「ビート・たけし」の時に番組の合間に流れていたのがこのグループで、数年後にそれを思い出し安かったのも手伝って思わず買ってしまった次第です。実際、この手の音楽も結構好きで部屋でもし有線が聴けたら「モータウン・サウンド」か「イジーリスニング」を迷わず選ぶでしょう。コレをイージーリスニングに含めていいのか分かりませんが・・(笑
 詳しい曲名等は全然知らなかったのですが、このCDの中の曲はほとんど聴いた事が有りました。 何て形容していいのか分からないけれど、なんか好きなCDです。

Black Sabbath  Paranoid ブラックサバス パラノイド

 ブラックサバスですが自分の場合は「オジーオズボーン」と言った方が合ってると思います。 このバンド自体は結成30年以上経った今でも「トニーアイオミ」を中心として活動を続けています、息の長いバンドですねぇ〜。
 曲調はほとんどが「おどろおどろしい」感じでブラックメタルと呼ばれる音楽のハシリかも知れません。 このアルバムの題名の「パラノイド」は今でもライブ曲になっているように代表的な曲で、どちらかと言うとポップな仕上がりでしょうか? このバンドはボーカルのオジーが抜けた後も色々名の有る人(パープルのイアンギランも在籍)を入れて活動していますが、人気が有るのはやはりオジーの頃。 歌自体はそんなに上手くないのに支持されているのは本人のカリスマ性でしょう。
 時々見かける昔のライブ映像でトニーアイオミが「オレンジ」のアンプの前で黙々と弾いているのを見ると時代を感じますねぇ〜。 当時としては珍しい位深く歪んだサウンドで、左手の指が一部欠損しているのを補う為に指サックをはめて柔らかい008〜のゲージを使用したり、24フレットのギターを使用したりと結構時代の先駆者でもありました。 SGがトレードマークです。

Spinal Tap  スパイナルタップ

 このグループを知っている人は、かなりの通・オタクです。(笑) ホントは「これを見ろ!」って感じで、ロックスターを扱ったパロディー映画なのですが、何故か音源も出しています。
 映画自体、ロック世代の方ならかなり笑える内容でオススメです。 日本未公開ですが確か日本でも買えるはずで、ひょっとしたら字幕入りの日本版も出ているかも知れません。輸入版で英語が分からなくとも結構笑えます。
 このグループ、本土では絶大な人気が有り、有名ミュージシャンもそのファンに名をつらねるほどで、このキーワードで検索かけるとかなりの数ヒットします。冗談だ!と思ったこのグループも実際ライブもやっておりチケットは即完売状態でした。 確か彼等は映画出演当時プロミュージシャンではなかったはずで、単に俳優だった様な気がします。 内容は「ストーン・ヘンジ」とか、いかにもロック向きのテーマの曲が入っていて、各曲が映画の内容とシンクロしています。
この「ストーン・ヘンジ」の箇所が大爆笑で是非見てもらいたいです。 メンバー3人が皆ベースを弾いていたりとか細かい突っ込み場所が沢山有り、自分は何十回も見て笑いました。 今、手元ビデオが無いのでホントに買おうか?と思っています。

Niacin  ナイアシン

 ほぼオール・インストルメンタルのこのアルバム。
 最初は単なるミュージシャンによるプロジェクトアルバム的に作られた音源だったが、何故かコンスタントにアルバムを発売しています。 バンドの感じは、昔の刑事ドラマ「太陽に吠えろ!」の番組中のBGMと言う感じか?(笑 
 最初はベースプレイヤー目当てで買ったが、ドラムが、かのデニス・チェンバースだったのに後で気が付いた。 このドラムのおっさんが鬼で、「どんなリズム感してんだ?」って聞きたくなる位凄い。ベースはその筋では有名な「ビリー・シーン」で演奏は「まぁ〜まぁ〜っ」て感じ。ハモンドオルガンとの3ピースバンドでギター無しな割にはハードでお気に入りの1枚。
 ナイアシンとはビタミンB3の事で、ハモンドB3と引っ掛けてのネーミングだそうです。 この「Deep」にはYan Halen の「ミーンストリート」のカバーが入っているが、本家で最初にギターから入る部分をベースで完璧に再現しているところからもビリーのエディー好きが分かります。


Huey Lewis and the News  ヒューイルイス アンド ザ・ニュース

 すこし毛色の変わったヤツを・・・。コレは洋楽聴き始めの頃に人気だったバンドで当時はヒットも沢山有りました。 有名なヤツはコレより少し後の発売ですが「Back to the Future」のメインテーマでしょう。 最近は全く活動の話しを聞かないので解散しているのかも知れません。 この音源を聞くと「いかにもアメリカ!」って感じで、決して日本人にはマネ出来ないと思う。(ヒューイはイギリス人だっけか?)特にコレに入っている「If This Is It」と言う曲はプロモビデオでも見られるが、まったりとしたアメリカのビーチが似合う曲で、決して由比ヶ浜辺りでは作曲出来ないだろう〜と思わせる。
 聞きやすいロック!ってな感じで車のCDケースのなかにヘビメタと一緒に入れてます(笑 


Stevie Ray Vaughan And Double Trouble  スティービーレイヴォーン

 このオッサンはバリバリのブルースマンです。余りBlues系のギタリストは好きではないのですが、「アルバート・コリンズ」とこの人は大好きなブルースギタリスト。
 ブルースと言うと日本人は「淡谷のりこ」を想像しがち(?)ですが、あんなのはブルースでは有りません(笑) このカテゴリーはどちらかと言うと「悲壮感漂う歌詞」の方が重視されているので、大御所と呼ばれる人でもギターはそれ程上手くない人が大勢です。しかし、前出の2人のギターはマジでシビレます。
 十数年前にライブ会場の移動の為に乗ったヘリの事故で急忌してしまいました。 「薬中」から復活して脂の乗り切っていた時期だけに残念です。(そう言えば「カントリーロード」で有名なジョン・デンバーも飛行機事故で死んぢゃいましたね。)
 本土の人気は絶大で、かの「ジェフ・ベック」と一緒にツアーをしていましたが、観客の目当てはスティービーの方で日本では想像もつかない程の人気でした。 子供の頃から「神童」ぶりは有名で地元では知らぬ人はいない、いわいる「Hometown Hero」的存在だったようです。
 無名時代にデビット・ボーイの「Let's Dance」と言うアルバムでギターを弾いています。大抜擢と言えるでしょう。それだけキレていたのですぅ。

THIN LIZZY  シン・リジー
 
 このバンドも日本ではイマイチっぽい評価のバンドですが、本土ではかなり根強い人気が有ります。 有名なギタリストが在籍していた事も有りNWBHMの先駆者的存在。
 音源は結構数が出ていますがココに揚げた「WILD ONE」と言うベストアルバムが良いトコ取りな感じでオススメ。 ライブ有り、フィル・ライノット名義の曲も有りで有名な曲は、ほぼ網羅されてます。
 正直、最初はそれ程好きではなかったのですが、聞くともの凄く「チープ」なこの感じがたまりません。 個人的には後期の激しい曲調の頃が好きですが、「チープ」感が漂う初期・中期も捨てがたいです。(笑) 数年前に公開された映画「トイストーリー」に何故か「THE BOYS ARE BACK IN TOWN」が挿入歌として流れていたのにはビックリしました。
 リーダーであるベースのフィルはロックスター御用達の「薬中」によって(寝ゲロだったか?)死んでしまい、もう存在があり得ないバンドとなってしまいました。 死ぬ直前にリリースされた「19(nineteen)」と言うソロシングルは確か自分の死を予感(?)していたかの様な内容だったと思う・・・・

UFO 
 
 と言うか、マイケルシェンカー。 何でもよかったのだが「Lights Out」「Rock Bottom」等が入っているので、この音源。
 この人(あえて『人』)も一時、日本ではもの凄い人気で武道館の観客動員の記録を作った程だが本土ではギター弾きなら知っている程度と思って差し支え無いです。 しかし、それは言い換えれば「それだけギタリストには有名」と言う事で、ロック系の人には人気高い。自分が初めてライブ見たのもこの人。
 この人はロック系では間違いなく1番のペンタトニック使いで、感激するほどの極上ラインを弾く。クスリ漬けだった時期が有り、頭は「パッパラぱぁ〜♪」らしいが時折見せるクラッシックっぽいフレーズや何かは勉強で得たものでは無く「センス」としか言いようがないです。 チョット前はトレードマークのゼブラ模様のFVが何処のメーカーにも有ったのが懐かしい。


Eric Johnson  エリック・ジョンソン

 この人は最近有名になりましたが、1990年頃までは日本で無名だったと思います。 しかし、本土アメリカ、特にテキサスでは有名でスティービー・レイ・ヴォーンと並び称されていた程です。
 楽曲的にはテキサスと言う土地柄「カントリー」「ブールース」「ロック」「ジャズ」と色々なスタイルを見せてくれます。 この人のサウンド・セットやカバー曲を見れば分かる様に「ジミ・ヘン」のファンでかなり詳しく研究しているのがうかがえまして、ジミもかなり音楽性は幅広かったですが、単に「幅」と言う点ではこっちの方が多彩です。 個人的にはあまり「ブルース」的な泣きは感じませんが、ペンタトニックを使った早いパッセージを連発するスタイルで、このスタイルをパクる連中も一時かなり増えました。 オススメとしてはこのアルバムと、次のアルバムが良いです。 この後に出たヤツ(昔のリミックス以外)は作品の期待度が高かった為か、少々期待はずれな感じが・・・・


Deep Purple  Machine Head

 日本人には一番有名なHard Rock/Heavy Metalバンドでしょう。 Led Zeppelin も有名ですが、日本ではパープルに凱歌があがると思います。 ま、本土アメリカでは全く逆でパープルはそれ程人気は無い。 家は兄貴がZep派で自分はパープル派でした。
 この音源は名曲揃いで「Highway Star」「Smoke On The Water」等の代表的な曲が入っています。 特に「Smoke On The Water」のメイン・リフはギターを弾いた事有る人なら1回は聴いた事有るはず! 最初の頃はあのリフを弾くだけで楽しくて、何時間も弾いていた記憶が有ります。 色気出してソロを弾こうと思うと後半が難しくて挫折した人も多いと思う。(笑 最初に取り組んだ曲がコレだったので今でも完璧に弾けてしまう。
 ビデオを見ると分かるが、リッチーはライブになると決してギターソロを弾かない人物で、無茶苦茶にかき鳴らしたり、壊したりするだけで、見ていて「ホントに弾けるのか?」と思った事も多いですね。(笑
 

VAN HALEN  1st

 「Guiter Player」誌の最も衝撃的だったギターアルバムと言うカテゴリーで1番に選ばれたアルバム。 「イラプション」というギターソロが入っていて、これが正に「衝撃」で、それ以降のギタープレーに多大な影響を与えたと言えます。 ライトハンド奏法(正確にはright hand tapping])や過激なアーミング、「ブラウンサウンド」と称される独特の深く歪んだ音、発売当時を知っている人はどうやって弾いているか分からなかったらしいです。
 今は超ビッグになり滅多に来日しないが、デビュー当時には来日して公演の合間にテレビ番組にも出てます! 海賊版を本国で買った時に店員に内容を聞いたら「多分、日本のテレビだ。客が皆セーラー服みたいなのを着ている」と説明され、その余りにも突拍子無い説明にお願いしてプレビューさせてもらったら「夜のヒットスタジオ」か何かに出ていて、口パクで「You really got me」を見学の修学旅行生の前でやっている内容でしたよ。 当然それを買ったんですが、なんか笑ってしまった。(笑) 


Jimi Hendrix  AXIS: BOLD AS LOVE 

HPタイトルにもなっている「ジミ・ヘン」の1枚。
 ジミのアルバムならなんでも良かったのですが、取り敢えずコレ。 かく言う自分はこのCDを持っていません。 何故なら自身が急忌した為、生前発売の音源が数枚で死んだ後に発売された物が圧倒的に多いミュージシャンであり、リミックスなどの名目により何回も同じ曲がリリースされているので、あえて買う必要が無かったからです 。一番有名なジャケットがコレかな? 最後はロックスターらしく「寝ゲロ」で死んでしまうが後世に残した影響は大きく、アメリカの雑誌「Guiter Player」誌の「最も影響を受けたギタリスト」に全てのカテゴリー(ロック・ジャズ・ブルースetc)プロ・アマチュアを問わずあげられた事でも計り知れます。 何故かギタリスト以外にも人気が有り、この手のミュージシャンでは珍しいです。(マイルス・デービス等のジャズ系ではよく見られるが・・・)
 左利きで普通のギターを逆に構えて弾く姿が有名なんですが、この時期にはすでに左利き用のギターも数多く、「ワザと右利きのギターを使ってる」とか「そっちの方が使い勝手が良い!」だとか色々言われてます。 しかし、フェンダーに死ぬ前に注文した左利き用のギターが何処かのオークションに掛けられ、1千5百萬以上でマニアに競り落とされていた事実も有り、その辺は謎だ・・・普通の人がマネすると鬼の様に弾きづらいが、黒人特有の腕の長さで本人にはそれ程でもなかったのかな?