主催:サーティファイ情報処理能力認定委員会
取得級:2級
取得年月日:2005年2月21日
■内容(2級)
小規模のプログラム(500行程度)が適切に(理路整然、簡潔、正しく、速く)書ける。
また各種基本アルゴリズムを理解している。
■私が使った教材
C言語プログラミング能力認定試験 2級 過去問題集
/ サーティファイ情報処理能力認定委員会(編著)・サーティファイ(発行)
答えはあっても解説がなかったり、3回分しかなかったりするケチな教材だが、
雰囲気を掴むのが目的なら1回分で十分かも。
それが無理なら勉強し直した方が良いです。
■出題範囲&合格基準
2級 …… 入門書+初心者が苦手とする分野
(各級ともANSI規格内で出題・解答する)
70点以上/100点満点
筆記からマークシートに変わって問題が簡単になりました。
2級は入門書を理解して経験を積めば合格できるレベルです。
問題の傾向も毎回似通っており、暗記で合格できなくもない。
ただし、経験者でも知識問題には要注意。
特に文字列関数の問題が多く、知識に誤りがあると大量失点に繋がる恐れも。
ポインタや構造体の問題は常識の範囲。
■私の成績
92(/100)点
■説明
類似の検定は無いが、有名ではない。
専門学校生が受験する事が多いようです。
筆記からマークシートに変わったのと同時に、問題の質も落ちてしまったのは残念。
以前の問題は基本情報処理の午後試験によく似ていたのですが。
■結論
腕試しに受験してみるのも悪くない。
でも2級合格したくらいじゃ自慢にもなりませんけどね。
主催:パソコン検定委員会
取得級:3級
取得年月日:2000年10月8日
■内容(3級/当時)
職場内でワープロソフトや表計算ソフトを効率的に利用して、日常業務を遂行できる。
ネットワーク上の共有資源を利用する事ができる。
情報化社会に置けるモラルを理解し、正しい行動をとる事ができる。
■私が使った教材
パソコン検定試験 対策テキスト3級 新版 / パソコン検定委員会事務局(編著)・旺文社(発行)
パソコン検定試験 対策問題集3級 新版 / パソコン検定委員会事務局(編著)・旺文社(発行)
教材のできが悪い。
当時は種類も少なく、全ての教材を丸暗記するのが最良の勉強法だった。
■出題範囲(現在)&合格基準(現在)
タイピング……50%以上 & 選択式……65%以上
当時の合格基準に関する記録が見つからない……。
当時は情報開示も消極的だった。
試験は全てパソコン上で行われます。
■私の成績
総合得点 → 485(/600)点
├ タイピングテスト → 93(/100)点
└ 選択式テスト → 392(/500)点
├ パソコン一般知識 → A
├ OS Windows98 → B
├ LAN → A
├ インターネット → A
├ 情報モラル → A
├ ワープロ応用 一太郎8〜10 → A
└ 表計算応用 Excel2000 → C
■説明
パソコン検定と名の付く検定は数あれど、真のパソコン検定がこの通称P検です。
パソコン全般の知識を試す検定で、技術については不問。
それだけにソフトに関する問題は悪問ばかり。
いったい操作手順や細かい仕様を丸暗記して何ができるというのか?
■結論
取得の価値無し!
この検定を持っていても、私は彼の者の技術を信じません。
■追記
現在は一太郎検定を吸収したようです。
少しは使える検定になったか!?
主催:一太郎検定委員会
取得級:2級/3級
取得年月日:1998年くらい?
■内容(当時)
2級 …… 一太郎を使用して、実践的なビジネス文章を効率的に作成・編集する能力を有する
3級 …… 一太郎の基本的な機能を使い、日常的な文章を作成する能力を有する
パソコン・ソフトウェア・著作権に関する知識、国語力も問われます。
漢字を書く問題がある意味最難関……。
■私が使った教材
一太郎検定テキスト 2級 / 一太郎検定協会(編著)・ジャストシステム(発行)
一太郎検定問題集 2級 / 一太郎検定協会(編著)・ジャストシステム(発行)
一太郎検定テキスト 3級 / 一太郎検定協会(編著)・ジャストシステム(発行)
一太郎検定問題集 3級 / 一太郎検定協会(編著)・ジャストシステム(発行)
非常に良くできているので、教材をマスターすれば自然と合格する。
一太郎の解説書としても利用できます。
■出題範囲(当時)&合格基準(当時)
2級
タイピング …… 380点以上/400点満点
文章作成T …… 70点以上/100点満点
文章作成U …… 70点以上/100点満点
専門知識 …… 70点以上/100点満点
国語常識 …… 70点以上/100点満点
3級
タイピング …… 235点以上/250点満点
文章作成 …… 70点以上/100点満点
一般知識 …… 70点以上/100点満点
タイピングと文章作成は一太郎を使って行われるが、印刷した結果で判定されます。
全体的に良問です。
■私の成績(記録が見つからない……)
殆ど満点!
満点だと別途表彰されます。
■説明
一太郎の使い方のみならず、文章作成全般の知識と技術が問われる検定。
実際に文章を作成するので、知識だけでは合格できません。
また、専門知識や国語常識など一太郎以外の知識も問われるので、
実践的な文章作成能力が合格には必要です。
■結論
非常に実践的な優良検定!
私は信じます、この検定取得者なら実践的な文章作成能力を有する事を。
■追記
残念ながら、現在はパソコン検定試験(P検)に統合されたようです(事実上の廃止)。