平成18年7月17日(月)当初の予報では、雨の予報がでておりましたが、当日朝は曇り空、雨は降っていませんでした。実はこの日が楽しみで、前日なかなか眠れなかったという隊員、朝早く目が覚めて、雨が降っていないうれしさで朝の6時から現場に来た隊員と、海の日の喜びは格別のものであります。 公式集合時間の午前9時になると、続々と隊員や、協力ボランティアさんが集まりました。そして、ブーステント設営、テント内の配置設定、そのわきに、海の日の大旗をかかげました。また、わしかぜに、万国旗、海の日の旗を掲揚、装飾しました。 その後は、必要品の買い物や、氷・水等の調達、こまごました準備に当たり、午前11時頃にはスタンバイOK!! 当日は、新潟県と、NOSC新潟海洋帆走クラブによる、新潟港内の体験航海も行われ、しだいに、岸壁に人が集まりはじめました。 皆さん、海救隊特製(災害時に炊出経験あり)のおしるこ、焼きそばを召し上がりながら、船の質問や、海のこと、航海のことなどを熱心に聴いておられました。 正午、わしかぜ汽笛をならし、消防ポンプによる2条の放水を実施しました。消防艇も港内で、同時刻、同様の所作により、平成18年の海の日をお祝いいたしました。港内に響き渡る汽笛の合奏はとても力強く、感動的でした。皆さんたいへん喜んでおられました。 昼からは、わしかぜJRへの体験乗船希望者には、港内の航行を楽しんでいただきました。ヨット体験や、シャトルタクシーの体験の方々も、それぞれ楽しそうでした。 また、水難救済会の青い羽根募金活動をNPO新潟海難救助隊も行わせていただきました。なお、県・NOSCブースでも協力いただき、多くの方に募金していただきました。誠にありがとうございます。 心配した雨も私たちのイベントが終わる頃まではもってくれて、本当によかったです。 海はいいですね。そして、そこに発展した港もいい、そこを往来する船もまたいいものだと、あらためて痛感いたしました。 私たちはこうしたものに、深く感謝し、よりよいかたちで未来に受け継いでいかなければならないと、思うしだいです。 お越しいただきました皆様方、また、隣接して、ご苦労なさっておられた県やNOSCの皆様、その他、多くの関係者の皆様に深くお礼申し上げます。そして、海の日を、今後一層、多くの人たちとお祝いできることを願っております。
ちなみに、船と船のコミュニケーションは旗、音、光などが用いられます。
写真をクリックすると拡大されます