流木対策

 2004年7月13日新潟県を襲った集中豪雨により新潟港に係留しているヨット(新潟海洋帆走クラブ)約30艇に大きなダメージをもたらした。信濃川上流からの大量の流木がヨットのもやいロープに絡み、午後6時過ぎ次々に切断された。約30艇のヨットはひとまとまりになり大量の流木と共に港外に流される寸前の状況に陥る。新潟海難救助隊もヨットクラブのみなさんと共にヨットの避難活動を行いました。長時間に及ぶ作業も午前3時に無事終了しましたことは記憶に新しいことであります。
 また、昨年も幾度か流木がヨットなどの係留索にからむことが幾度かあり、除去作業に参加いたしました。
 このように、最近では梅雨期の大雨による、上流からの多量の流木が必ず発生しております。つきましては、今年もこうしたことが再発することが大いに懸念されます。日々の気象情報の確認と、こまめな船体係留状況の確認などを心がけていきましょう。また、実際に流木などが対策すべき状況となりますれば、これまで通りに互いに広く迅速に連絡を取り合い、皆で協力して対応にあたっていきましょう。どうぞ、よろしくお願いします。

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