救命胴衣着用で大事にいたらず
 
 救命胴衣着用で大事至らず

 17日午後5時ごろ、北蒲原漁協から同漁協所属の漁船が帰港予定時刻になっても戻らない、と新潟海上保安部に通報があった。漁船は同5時半前、陸から約4キロの胎内沖で転覆しているのを捜索中のほかの漁船が発見、1人で乗っていた船長を救助した。けがなどはなかった。

 同保安部によると、漁船は同日午前9時ごろ、たこつぼ漁中にバランスを崩して転覆した。船長は海から自力ではい上がり、船底の上で約8時間半、救助を待っていた。同保安部は「救命胴衣を着用していたため、大事に至らなかった」とみている。

新潟日報2007年1月18日より抜粋

 
 無事でよかったですね。救命胴衣を着けておられていたことで大事を免れたとの報道でした。


 救命胴衣(ライフジャケット)について
 救命胴衣の着用は、海上保安庁の推進する自己救命策確保の基本事項の一つです。着用により生存の可能性が高まります。海上保安部の取り締まりや、処分を免れるためでなく、自分の命を守るために着けたいものです。今回の事例に学びましょう。
 
 私たち海救隊は、今年もライフジャケット着用キャンペーンを実施する予定です。


 さらに、大切な命を自分で守る3つの基本−自己救命策確保を心がけましょう。

  (3つの基本)
  ・ライフジャケットを着ましょう
  ・携帯電話など連絡手段を確保しましょう
  ・118番を有効活用しましょう

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