Nicola on Kinesis - 仕様

 
  1. Bullet Nicola on Kinesis は Back Space に左親指シフトキー,Space に右親指シフトキーを割り当てています.

  2. Bullet 小指シフト + ハ行で半濁音(ばぴぷぺぽ)が入力できます.小指シフト + ハ行以外のカナ文字が割り当てられたキーは,原則として単独押しと同じ文字が入力されます.

  3. Bullet 数字キーは,ローマ字モードでは単独押しで数字が入力されます.カナモードでは,”Enter Numerals with Numeric Keys” が有効のときにのみ単独押しで数字が入力されます.無効のときには,一般のカナ入力で数字に割り当てられたカナが入力されます.

  4. Bullet 小指シフト + 数字キーではキーに印字された記号が入力されます.

  5. Bullet 親指シフト(左右問わず) + 数字キーでは,左から順に “?/〜「」[]()、” が入力されます.

  6. Bullet ブラケット “[]” は,単独押しで “「」”,小指シフトで “{}”,左親指シフトで “[]”,右親指シフトで “『』” が入力されます.ただし,カナモードでは “『』” は入力できません(かわせみのカナモードで直接 “『』” を入力する方法がないからです).”「」” を変換して入力するなどしてください.なお,かわせみ側の環境設定の “ローマ字” タブから “記号入力” で “二重カギ括弧” を選ぶと,ローマ字モードに限り “{}” と “『』” の割り当てキーが入れ替わります.

  7. Bullet イコール “=”,バッククウォート “`” の 2 つのキーについては,単独押し,小指シフト押しでそれぞれキートップに印字されたとおりの記号が入力されます.親指シフトとの同時押しでは何も起こりません.

  8. Bullet マイナスキー “-” 単独押しでは長音 “ー” は入力されず,マイナス記号 “−” が入力されます.長音記号が入力されるのは左親指シフト + X を押したときだけです.小指シフトでアンダースコア “_” が入力されます.親指シフトとの同時押しでは何も起こりません.

  9. Bullet セミコロンキー “;” は,単独押しで “ん”,左親指シフトで “っ” が入力されるところまでは Nicola 配列の仕様どおりですが,さらに,小指シフトでコロン “:”,左親指シフトでセミコロン “;”,Option で省略符 “…” を割り当てています.

  10. Bullet バックスラッシュキー “\” は,単独押しで “\”,小指シフトで “|”,右親指シフトで “¥” が入力されます.左親指シフトでは何も起こりません. “Backslash to ESC” が有効になっているときは,単独押しでもちろん ESC が,そして左親指シフトで “\” が入力されます.

  11. Bullet シングルクウォート “‘“ は,単独押し・小指シフト時にはキートップどおり,左右親指シフト時には何も起こりません.”Quote to Back Space” が有効なときは,単独押しで Back Space,左親指シフトで “’” が入力されます.

  12. Bullet スラッシュ “/” キーは,単独押しで中黒 “・”,小指シフトで “?”,左親指シフトで “/”,右親指シフトで “ぉ” です.ローマ字モード時に限り,かわせみの環境設定の “ローマ字” タブの “記号入力” で “スラッシュ”を選択すると, “・” と “/”  の割り当てキーが入れ替わります(同時に親指シフト + 2 も “/” から “・” に替わります).

  13. Bullet 小指シフト + コンマ “,” には “<“ を割り当てています(キートップどおり).しかし,小指シフト + ドット “.” には Nicola 配列で “ぽ” が割り当てられています.つまり,”<“ は入力できても “>” は入力できないということになります. 小指シフト + コンマ で “ね” が入力されるのとどちらがよいか考えたのですが,”<“ が入力できるほうがマシかと考え,少し不格好な実装ですがこのようにしました.