軋間(きしま)
>PC『歌月十夜』(TYPE-MOON)【家名】
遠野家の分家の一つ。分家とはいえ、その血は鬼種との交配をくり返し、遠野家の物よりも濃い。魔と血だけでなく肉まで混じっているこの家の当主は決まって紅赤朱となる。
紅摩が誕生した時に、自分たち混血は破滅への道を歩んでいたのだと知り、彼を隠すことになる。しかし、何者かに頭を銃で撃たれたことに起因して理性を失った紅摩によって、一族は全員圧殺された。
遠野槙久は軋間家の当主に協力してもらい、七夜を滅ぼした。
軋間家に伝わる固有能力は自然干渉系の能力である「灼熱」。
軋間 紅摩(きしま こうま)
>PC『歌月十夜』(TYPE-MOON)【人名】
軋間家の最後の当主。「壊す」という事を究極した赤い鬼神。
生まれた時から異質である自分に気付き、家族を守るために内なる魔を制御してきた。10才くらいの頃、何者かに頭を撃たれた彼は理性を消失。一族全てを殺害し、駆けつけた斎木翁によって保護・幽閉される。
その後、斎木を滅ぼしに来た黄理と出会い、無意識のうちにその後の勝算を用意しようとした彼によって右目を潰される。
6年後、遠野槙久と共に七夜を滅ぼしに来た際には、圧倒的な強靭さを誇っていた。
大木をも圧壊させる魔腕と、鋼の身体は黄理を圧倒し、黄理との戦いで殺人に覚醒した。
ほぼ一人で七夜を滅ぼした彼は、志貴にとっての死の具現である。
鬼種(きしゅ)
>(TYPE-MOON)【用語】
元から鬼と呼ばれる、根本的に人間とは違う存在と、人が変異して鬼となった者達の2種類が存在する。日本においては魔的な存在の代表格と言える。
キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ
>PC『Fate/stay night』(TYPE-MOON)、アニメ『真月譚 月姫Prologue』【人名】
死徒27祖の第4位。現存する4人の魔法使いのうちの一人でもある。
「魔道元帥」「万華鏡」「カレイドスコープ」「宝石のゼルレッチ」など多くの通り名を持つ。
悪に義憤し善を笑うという爺さん。空条承太郎のような人らしい。
気に食わないと言う理由で朱い月にケンカを売った。「月落し」と呼ばれる、朱い月の大岩を落とす攻撃をも力技で押し返したという、ある意味怪物。結局は魔法について勉強不足であった朱い月を滅ぼすも、自らも血を吸われ死徒となる。この戦いの後はめっきり老け込み、全盛期ほどの魔法行使は出来ないらしい。
扱う魔法は第2魔法「平行世界への門の開閉」。そのため、しょっちゅう並行世界に旅行に出ており、滅多に帰ってこない。気まぐれで弟子を取るが、たいていは廃人にされてしまう。「Heavens Feel」のトゥルーでのエピソードで、魔術師協会のお偉いさんが慌てていたのは嬉しいからではなく、「一番見込みあるヤツじゃないと帰ってこないけど、そんな天才が使い物にならなくなったら大損害だ」という理由からだったとか。
凛の6代前の先祖も教えを受けていた事があり、凛は彼のことを「大師父」と呼んでいた。遠坂の家系は弟子の中では一番出来が悪かったようだ。
アルクェイドの成人の儀や第一回目の聖杯召還など、歴史的な場面には顔を出すことが多い。
キチガイナスビ
>PC『月姫』『歌月十夜』(TYPE-MOON)【花名】
チョウセンアサガオ、またはマンダラゲとも呼ばれる。琥珀さんが裏庭で育てている。
ナス科チョウセンアサガオ属の一年草で、学名はDatura(ダチュラ)。
日本へは江戸時代に輸入され、薬用として栽培されたが、今日ではあまり見られない。
全株にアルカロイドを含み、葉と種子は薬用。葉は曼陀羅葉と呼び、ぜんそくに用いる。

また、華岡青洲が手術に用いた麻酔剤には、この種子が含まれていた。
猛毒なので量を誤ると発狂状態となる。
吸血鬼(きゅうけつき)
>(TYPE-MOON)【用語】
人の血を吸うモノの総称。死徒、ないし死徒によって吸血種となったモノを指す。
元から吸血種であったものを「真祖」、後から吸血種になったものを「死徒」と呼ぶ。
吸血鬼は自らの肉体保持のために吸血行動を行うのだが、この際に自分の血液を獲物である人間に送り込むと、その人間は死に切れずに残ってしまう。
通常ならそれでもやがて死ぬが、肉体のポテンシャルが高く、魂のキャパシティさえも優れる人間は現世に留まる。その後、グール、リビングデットといった過程を経て幽体としての脳を形成し、知能を取り戻す。これが吸血鬼と呼ばれるモノである。
吸血鬼は親である吸血鬼の血に縛られるため、親に従いながら、自分だけの下僕を作るべく活動する。
教会は吸血鬼を殲滅する事を目的としている。
吸血種(きゅうけつしゅ)
>(TYPE-MOON)【用語】
生物の血を吸うモノたちの総称。ゲーム中で使われた場合は吸血鬼の事を指す。
吸血行為をするモノは世界中におり、かつその性質は微妙に異なる為このような総称ができた。
そういう意味では秋葉も吸血種になるし、蝙蝠や蛭といった吸血動物も含まれる。
教会の敵は真祖・死徒といった吸血鬼であり、南米の吸血動物(ORT?)や大陸の吸血飛頭などは相手にしないらしい。