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★テレビ放送&DVD
2003/01/12(Sun) カオル キリアン・フェスティバル

BS放送を録画して見ました。実はうちのNHKBS、録画すると変な横線が入ってしまって、しょうがないけどでもキリアン見たいし、という感じでとってみたのですが、何故かとてもキレイに入っていた(その代り時計がイマイチあってなかったので、最初が少し切れた)のが嬉しかったのでした。なんかちょっと前に電波関係の人が回ってきてたから、そのおかげかしら。
それにしても嬉しい。そして素晴らしかった〜。うう、なんでわたし、この公演に行かなかったの〜!と思いました。
「ベラ・フィギュラ」ほんと美しいですね〜。パリオペがレパートリーにしているのが良くわかります。NDTのダンサーも素敵でした。キリアンのダンスには色々たくさん思うところがあるのですが、なかなか言葉にしにくいです。やっぱり生舞台を観なければ(いや、生を観たからって言葉にできるとはもちろん限りませんが)と強く思った今日この頃でした。

2003/01/25(Sat)  あすわ 『ライモンダ』ドキュメンタリー

イレールのアブデラム姿がとにかくかっこいいっす!
初演時のギゼリックスやロモリといろいろなアブデラムが見れるのも嬉しいです。
アブデラムは「ライモンダの秘めた官能を呼び起こすもの」という設定で創造されたそうで、オペラ座のダンサーたちがこぞってこの役を踊りたがったというのも納得です。ジャンよりも断然かっこいいもん。ルジマートフのアブデラーマンが見たいというお気持ちもよ〜く分かります。さぞお似合いでしょうね。これは当然キーロフのレパートリーの入っているのかしら。

『白鳥の湖』もいいけれど、たまにはこういうめったに上演されない作品を持ってきてほしいな〜と思うのであります。個人的にはオペラ座もバヤよりも「ライモンダ」を持ってきてほしかったの・・ぶつぶつ。

それから若きルグリとイレールの双子シーンにもびっくり。
同じマッシュルームふうののかつらつけてるせいでほとんど見分けがつかないソックリさん。
19・20歳の彼らが可愛いです。
ヌレエフはじめ、ジュドやプラテル、ルグリの若いころの映像がふんだんに挿入されていて楽しめますが、さらにわずかとはいえデフィレの一場面が挿入されていて得した気分。
うわさに聞くデフィレ、エトワールはこういうふうに歩いてきるのね、ふむふむ。 いつかこの目で見てみたいものですわ。
ライモンダという作品のルーツや歴史にも多く触れミーハー心を刺激するだけでなく、とてもタメになるドキュメンタリーでした。

2003/01/30(Thu) あすわ ライモンダの手打ち

ライモンダの話題に戻るのですが、私は今回発売されたドキュメンタリーで初めてライモンダの手打ちがフランス派(パリオペラ座だけ?)のものだと知りました。
有名なあのライモンダのバリエーション、ギエムの映像で初めて見た私は本来手を打ち鳴らすものなのだと思い込んでいたのです。ですからガラ公演などで鳴らさないのを見るととても物足りなく感じておりました。
『鳴らさない』のが本来の踊り方だそうです。ダンサーの皆様、今まで失礼しました。
 
ヌレエフは手を打つのは「ライモンダの夢をさますもの」という意味付けをして音を出すように指導したそうではじめは非難ごうごうだったとか。byプラテル談。 
アブデラムという野生の魅力についフラフラとなったもののその夢からさめ平凡な幸せを選んだってことかしら。ごめんよ>ジャン。
 
ついでに漫画ネタですが、今月号のダンスマガジンのうしろにオペラ座昇進試験のことが載っていました。髪を切ったモローくんがZ(ツエット)くんに見えてしかたないのです。見かけといいキャラといいまさに踊るZくん。

2003/02/24(Mon)  カオル DVD「ワガノワ・バレエ学校のすべて」

買ってしまったのが、DVDの「ワガノワ・バレエ学校のすべて24 こどものためのバレエ事典」なのだった〜(笑)。好評なパリ・オペの「ライモンダ」ドキュメンタリー・ビデオもあったのに、こっちを選んでしまう自分がおかしい。
何故こっちを買ってしまったか事情を説明しますと、(内容をおわかりの方はおわかりだと思いますが)バレエ事典の「アダージョ」の項目にほんのすこーしだけ、ロパートキナの「白鳥」、ヴィシニョーワ&ルジマトフの「ドン・キ」、ザハロワの「ジゼル」「バヤデルカ」が入っているからなのだった。
しかし、わかってはいたことだが、ほんとにすこーし…。悲しい。うう〜。でもヴィシ&ルジの「ドン・キ」、サポートしながら久し振りにパートナーの首にキスしてるルジが見られてちょっと嬉しい(しかしほんとはこんなこと、やっちゃいかんのであろうなあ、笑)。ヴィシもその後ニコニコ踊ってるのが、可愛いんであった。しかし、いつの映像なのだろうか?見当もつきません。
ロパートキナの「白鳥」いいですね。わたし、彼女の「白鳥」観たことはありませんが、さすがだわ〜。静謐な美しさだわ。パートナーはイワンチェンコ。
んで、一番問題(?)なのが、ザハロワなんですが、「ジゼル」のパートナーはアレクサンドル・クルコフという方でわたしはよくわからないのですが、キーロフのダンサーでよかったのでしょうか。そしてさらにわからないのが、「バヤデルカ」のパートナー、ニコライ・コルスンツェフとなってて、ダニールくんの間違いかとも思って観てみたのですが、どうみても、ABTのカレーニョにみえるの。ザハロワの映像はどちらも、全幕舞台ならコール・ドがあるべき場面にコール・ドはいないのですよね。なので、(「白鳥」と「ドン・キ」はちゃんとある)どこかのガラ・コンサートか何かなのかもとか思いながらも、謎は深まるばかり。
この4つの映像ソースについては全く説明がないという冷たさ…。いや、本来そこを目的にこのDVDを買う人は少ないのかとも思うのですが、極少数のそういう人間の為に、説明を入れておいて欲しいよ〜。
「ジゼル」は2幕のほんっのさわりだけ。「バヤデルカ」はもちろん幻影シーンのPDDでして、少しだけれどザハロワの美しさに酔うわ〜。謎なパートナーですが、どなたかお詳しい方、教えていただけると嬉しいです。(っていっつも皆様に頼りっぱなしなわたし)

あと、肝心な本編、ワガノワ少女達の肢体やポーズの美しさはやはり格別。用語の意味もわかり、それなりに楽しめましたです。
はい。

2003/02/28(Fri) カオル パリ・オペ「ドン・キ」感想

やっときちんとみました。えっとまず驚いたのが衣装の色かな。「ドン・キ」は赤と黒と白のイメージがあるのですが、
今回のパリオペ衣装は中間色が多いというか、バジル1幕の水色タイツにちょっくらびっくりしました。
バジルのお友達の緑色ニッカボッカ風も、うーむ…。脚が短く見えて損なような気が。
皆様せっかくのおみ足なんだから、ここは丈は短くてよいからわたし的には、ぴったりフィットが良いなあ。
今回の衣装製作、ロシアの方なんだそうですね。イメージを一新させる、という意味でああいう衣装になったのかもですが、
ちょっとチャレンジャーな気がいたします。まあ、わたしは結局地味で、ありがちなロシア系衣装が好きなんだということですね。

しかし、ヌレエフ版の踊りはやはり半端じゃないですね。一幕、キトリとバジルはカスタネットのヴァリエーションが有名だし、
かっこいいので大好きなのですが、それ以外にも結構長いヴァリエーションがそれぞれあるし。
2幕の最初もしっとりPDDがあるし(しかも結構長い)、ジプシー達のシーンでも変装して踊っているしなあ。
(この変装ルグリがちょっと笑える、すみません)
ヌレエフ版の主役というのは、ほんとに並な体力じゃ務まりませんね。

ああ、しかしバールくんたら、いつの間にあんなおぐしに…おいたわしや(涙、って大きなお世話かしら)。
オーレリのキトリはなんというか元気いっぱい。お転婆を通り越してちょっとじゃじゃ馬にも見えてしまったわたし、すみません。
ルグリはそんなお転婆キトリを優しく見守り、包み込むようなバジルでありました。二人のGPDDは呼吸がぴったり合って見事でした。
しかし、女の子達のコール・ドが、うーん、ロシア・バレエスキーにはちょっと…。
レニングラード国立のそろいまくったコール・ドをずっと見続けていたので、パリ・オペファンの方々どうか許してやってください。
2003/04/13(Sun) カオル ノイマイヤーの「白鳥」

えっと、正式な題名を忘れてしまったので…、すみません。
ビデオ録画で見ました。ルードヴィヒが素材という前知識は一応あったのですが、そして一応ヴィスコンティの映画も見てはいるのですが、彼に対する知識はそれ程ないわたしです。
で、見終わった感想、うう〜、やはりもう少し、史実とかに詳しくないと楽しめないのかも…。いや、十分素晴らしい舞台だったのだけれど、人物関係やルードヴィヒ自体の人となりについ、ひっかかってしまって楽しめきれない自分が情けない、という感じでした。なぜ彼が狂王と呼ばれたか、という根本的なところが自分の知識的バックボーン(ってなんか変だな)にちゃんとないからダメなんだわ。舞台が素晴らしかっただけに余計悔しいわたし。もうちょっとお勉強しなきゃ。
なので、ミーハー感想を(笑)。主役のイリくん、おおっ立派に成長しているな〜。外見もあの有名なルードヴィヒの写真に似せていていい感じ。踊りもそれから難しそうな、心情演技もなかなかなものでした。
そしてお久し振りなポリカルポヴァのオデットを堪能できたのが、嬉しかったです。きれいだった〜。
ノイマイヤーのオリジナルな部分で一番よかったのは、やっぱりラストのナタリア妃(ダンサー名わかりません、すみません)との悲痛なPDDでした。
あと、現実(幽閉されている部屋)と幻想部分の舞台転換とかが、すごくドラマチックな感じでした。生で観たらきっとすごいだろうなあ。
それから、そうかな?と思って気なっていたので今確認しましたが、王の友人カップルを踊った、シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコは今度の世界バレエフェスに来ますね。なるほど〜。
2003/04/15(Tue) サンドラ ノイマイヤーの「白鳥」感激しました

カオルさん、こんばんは。

テレビ放送のノイマイヤーの「幻想〜白鳥の湖のように」(正式名称これでいいと思います)、良かったですね。
感想、とても楽しく読みました。
ずっと昔に観て、もう一度観たいと願っていたので、放送がすごく嬉しかったです。
やっぱり奇麗!&感激しました。
ヴィスコティの『ルートヴィヒ 神々の黄昏』もご覧になっていたんですね。この映画、大好きなので、嬉しいです。
たしかにルートヴィヒ2世について知らないと、分かりにくい作品かもしれませんね。
登場人物、実際の名前と違っているので(レオポルド王子→オットー王子、ナタリア妃→ゾフィー公女など)、ナタリア妃はゾフィー公女の姉のオーストリア皇后エリザベートも少し入っているようなので、ノイマイヤーの創作もあるような気がしました。
王の友人役のシルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ、世界バレエ・フェスに来るんですね。気付きませんでした。楽しみです。

パリオペ名古屋公演の感想も読みました。
私は主役ばかり追っていましたが、きちんといろんな所をご覧になっているんですね。
『ルビー』の所、感情移入して読みました。
本当にルグリ、素敵でしたね。
昔バリシニコフも『ルビー』を踊ったそうなので、タイムマシンに乗って、こちらも観たかったと思いました。

「美神」のノーカット放送が衛星第2でやるんですか?
ハイビジョンは家になくて残念だったので、とても楽しみです(^o^)
「ETVスペシャル/21世紀 現代バレエは今」も。φ(..)メモメモ
情報をありがとうございました。しっかり観ます。

ヌレエフ・フェス、行くことにしました。
久しぶりに生で観るルジマトフ&イレール、とても楽しみです。
5月9日にはマラーホフの『眠れる森の美女』を観に行きます。すごく楽しみです。

[1011] ETVワイドスペシャル「21世紀 現代バレエはどこへ」 カオル 2003/06/02(Mon) 22:34

見ました〜。ルジマトフのインタビューはなかったの?という感じでしたが、番組はまあまあ面白かったかな。しかし「現代バレエはどこへ」という題のわりにはあまりそのあたりを突っ込んではいなかったような。最後の方はモナコのバレエ・フォーラムの映像に終始してましたね。確かに興味深かったですが。
わたし的に一番よかったのは吉田都さんのインタビューと練習風景かな。練習着でも完璧オーロラなのだわ。なんて気品溢れる踊りなんでしょう。素晴らしいです。うーん、都さんの全幕観てみたいです〜。

[1012] Re:[1011] ETVワイドスペシャル「21世紀 現代バレエはどこへ」 チカコ 2003/06/02(Mon) 23:46

>カオルさま

雑誌等の出演者の名前で、すご〜く期待していただけに、がっかりしてしまいました。(笑)ルグリとイレールは、1秒ずつあったでしょうか?ルジ様も、「美神」のときのインタビューももう少し続きがありそうなのに、○HKさんの、いじわる〜

> わたし的に一番よかったのは吉田都さんのインタビューと練習風景かな。練習着でも完璧オーロラなのだわ。なんて気品溢れる踊りなんでしょう。

彼女素敵でしたね!!わたしもみたいです。もちろん全幕で!!最近、フォーサイスも踊ったようですね?!クラッシックだけしか踊らないと思っていたのに、心境の変化でしょうか?彼女ももうベテランですね。相変わらず、かわいいのですが・・・。(*^_^*)

[1013] やっぱり行きます ゆき 2003/06/03(Tue) 14:01

私も「21世紀現代バレエはどこへ」見ましたが、ルジ様のインタビューとかあると思っていたので、その点ではがっかりしてしまいました。吉田さん、素敵でしたね。
オーディション風景もなかなかおもしろかったです。あの中の日本人の女の子の倉永美紗さん、とてもかわいかったので、表舞台で見られる日が楽しみです。あと、プリセツカヤのキトリにびっくり。

[1073] 2003/07/11(Fri) 22:00 チカコ リエパ家の「火の鳥」

昨日、芸文で映像ソフト「エッセンシャル・バレエ」を少しだけみてきました。

ご存知かもしれませんが、「火の鳥」が入っているのです。火の鳥は、春にプティのグランガラで「スペードの女王」をやった、イルゼ・リエパ嬢が兄妹で出演されていました。ゲストで、パリオペのアルボ&ベラルビが「ジゼル」を踊っています。もちろん、ルジ様も踊ってらっしゃいますよね。(*^_^*)ただ、半分はコペントガーデンなのですが、後の半分は野外ステージでちょっとダンサーがかわいそう・・・。着地の音がすごいのです。アルボが必死に音をださないようにしているのが、わかります。

この「火の鳥」は、フォーキン振り付けです。

[1075] 2003/07/12(Sat) 22:43 カオル 「火の鳥」など

情報を書き込んだ手前(笑)「火の鳥」も西島さんもみました。(西島さんは多分全部は見られなかったけれど)

カナダ・ナショナル・バレエの「火の鳥」は振付クデルカでしたね。物語はキーロフ・バレエのフォーキン振付版とほぼ一緒。ロシアの民話が土台です。
火の鳥以外あまり踊らないフォーキン版より、全体的にたくさん踊っていて見ごたえはありました。王子様も王女様も踊ってました。
不死の国の魔王役がレックス・ハリントンで、お、なんかなつかしい名前を聞いたような、と思って確認したら、91年の世界バレエフェスにイブリン・ハートとペアで出演してました。当時のプログラム写真は若々しい青年ですが、さすがにこの魔王は年季が入っておどろおどろしい感じになっておりました。

スタジオ録画なので、映像にエフェクトがかかっていて(実際に火の鳥が飛んでいるようにみせる、とか燃えているようにみせるとか)それはそれでまあ、面白いんですが、がんこものバレエファン的には、踊りや振付で飛んでるようにみせなきゃ、つまらんじゃないか、とか文句をたれたりしてました(笑)。

で、また衣装がクラシックチュチュじゃないのがどうもな…。火の鳥だけでもチュチュでいいじゃん。あれって鳥っぽいと思うのよ。
もちろん白鳥、黒鳥、チュチュじゃなきゃ嫌だ派(どんな派だ?)なわたしです。
チュチュって現実世界を軽く飛び越えて、祝祭空間を生み出す装置だと思ってます。なので古典の王女さまも必ず着用。
御伽噺には必要不可欠だと勝手に決め付けているわたし。

でもまあ、カナダの「火の鳥」は全体的にSFっぽい感じではあったので、チュチュはやっぱり変かな。キーロフのはロシアの土着的民話そのままだから、ある意味古臭い雰囲気がいいのかもしれません。

[1077] 2003/07/13(Sun) 06:44 仁菜 おひさです

「火の鳥」1番最初の部分は、「エッセンシャルバレエ」と同じように、イワン王子が弓を持って登場するのですが、衣装、セット共にやや現代的でシンプルです。
火の鳥の衣装の赤い色がとても鮮やかでした。
リエパ兄妹とは大分雰囲気は違い、ややシュールな演出で、そこはそれでファンタジーぽくはあります。でもイルゼ・リエパの衣装もクラシック・チュチュではありませんが。

私もスタジオ収録の特殊効果はあまり好きではありません。本当にちゃんとした踊りや振付なら、十分飛んで見えるのがバレエのはずなので。キーロフ版見たことがないので、見てみたいです。もちろんクラシック・チュチュの火の鳥で。(でも、昔のキーロフの「ジゼル」等、舞台上でワイヤーでウィリーが飛ぶのもどうかと思います。今はやってないようですが。)

チカコさん
思い出させてくれてありがとうございます。これに「火の鳥」入ってたのをすっかり忘れていました。
「エッセンシャル・バレエ」はとってもおトクなビデオで、オススメですよ〜 副題が「ロシア・バレエのスターたち」なので見て即買いしました。
92年の収録で117分で15演目入っています。私が買ったのはもう10年近く前なので、今も販売されているかどうかわかりませんが、もし探されるなら、PHILIPSから出ていて、当時は\5,800でした。

PHVP-5811 エッセンシャル・バレエ/ロシア・バレエのスターたち

前半はキーロフバレエとワガノワアカデミーのダンサーが中心で、一部ゲルギエフの指揮も入っています。
ルジは「ダイアナとアクティオン」をもちろんレジュニナと踊っています。
後半は赤の広場で、特設ステージなのでちょっと雰囲気はイマイチですが。皆なんとなく踊りにくそう。
後に一段高くオーケストラがいて、その段が黒いため、黒いコスチュームのダンサーがやや見にくいのです。
カデル・ベラルビってあまり見たことなかったのですが、ジゼルの他にアナニアシヴィリとドンキも踊っています。
でも黒タイツなので、足の動きがよく見えないのが残念。とても美しいダンサーなのに。
でも、だんだん夕闇がせまって暗くなっていくといういい雰囲気もあります。

後半はボリショイのダンサーも多く、マクシモーワ・ワシリーエフ夫妻も「アニュータ」を踊っています。
ルジはマルガリータ・クリークともちろん「海賊」を踊っています。とっても若いのでメーク濃いですね。(笑)
ただ、若い時なのに(なので、か?)踊りがそれほど(「ルジマトフのすべて」ビデオと比べるからか)に思えないのは、床のせいなのかしら?
さすが人気があるのか、クリークよりたくさん花束をもらっているのですが、それに気づいて彼女に花束を(跪いて!)捧げるのよ〜!さすがルジ様!

アンドリエス・リエパについては、以前けいちかさんの情報ではやめられてから太られたということでした。(でも太ったからやめたのか、どちらが先かまでは定かではありません)現在はリエパ財団の仕事をされているそうです。

[1079] 2003/07/13(Sun) 14:38 ゆき 夕刊に

私も「火の鳥」、録画して観ました。金曜日の深夜は「プリンセス・チュチュ」をいつも録画するのですが、時間帯がかぶっていたためアニメの方はあきらめました。それにしても、他の地域は知らないけど、なぜこちらではアニメなのに深夜に放映しているのだろう。
「火の鳥」はSFチックな感じでしたね。私も特殊効果はあんまり・・。火の鳥の赤が鮮やかで素敵でした。(この程度の感想ですみません)
ワイヤーといえば、子供の頃、発表会の後、先生方が舞台でシルフィード(だったと思う)をやったのですが、その時もワイヤーが使われてきて、ちょっとこれはどうかと思った記憶があります。

「エッセンシャル・バレエ」私も芸文で見てきたいです。一時期頻繁に通っていたのですが、最近はなかなか暇がなくて。
リエパは写真でしか見たことがないので、踊っているところが見たいなあと思っていました。マンガでは悪役にされちゃってましたが・・。おもしろかったけど。

[1100]新国立バレエみました カオル 2003/08/04(Mon)12:29
うー、いきなり蒸し暑い名古屋の夏。体がまだ慣れないのでつらいわ〜。

昨日はTVで映画「バイオハザード」を見てその後新国立「ラ・シルフィード」「パキータ」を見ました。並べると我ながら極端な取り合わせなような気がする(笑)。いや、しかし同じ日にやってちょうど見られたからよかったのだった。

「バイオハザード」の感想は気が向いたらあっちの掲示板に書くとして(笑)、新国立の感想いきます。

「ラ・シルフィード」よかったです。志賀さんを初めてみました。いや噂には聞いておりましたが、確かなテクニックが素晴らしいです。軽やかなシルフィードでした。しかしちょっとばかり髪型が気になりました。頭の付け毛(髷?)はなくてもいいのに。シルフィードらしさを出すためだとは、重々わかってはおりますが。
TV映像だから余計にかもしれないけれど、失礼ながら頭が大きくみえて損なのです。こういう細かいことを言うな、という感じですが、一日本人として新国立バレエは応援してますので(あまり観に行けないけれど)あえて書いてみました。
清楚な中にもちょっとしたしぐさ(ジェームズに微笑みかけるようなところ)に雰囲気(色気かな?)があってよかったです。
ジェームズのマトヴィエンコはいかにもジェームズでよかったです。脚捌きも見事。
コール・ドも良く揃っていました。マールイをみすぎているわたしですが(笑)、怒らなくてすみました。変な言い方だ(笑)

「パキータ」は新国立バレエファンの方から、あまり良くなかったからTVでやってほしくなかったと聞いていて、ちょっと覚悟をして見たのですが、そんなに言うほど悪くなかったです。これもTV映像だから、ということかもしれませんが。
こちらは一部カットしてあるようで全編ではなく残念でした。全部みてみたいです。
ヴィシニョーワ、美しかったわ〜。「美神」に引き続きヴィシニョーワのTV登場嬉しいです。あ、コルプもか。しかしコルプの髪型って…。踊りは良いのだが、なんかいろいろと惜しいダンサーな気がするのだった。いや、決して嫌いではないですが。

クナコワさん指導というわけで、キーロフの映像にある「パキータ」そのもののようでしたですね。(あ、でもコルプのヴァリエーションは違ったか)なので、この曲はレジュニナ、あれ、これはクナコワさんの、とかヴァリエーションでは思いまくりました。比べてはいけないとは思いつつ、まあ仕方がないことですね。
いやしかし、新国立バレエなのだから、ある程度は比べられなければならない、とやはりあえて書いてみたりします。
クナコワさん、アンコールの時舞台端にいるようでしたね。久し振りにお顔がみたかったな、残念です。

[1101] 私もみました ゆき 2003/08/04(Mon) 17:29

ほんとにいきなり暑くなりましたね。いよいよ夏って感じです。

私もテレビで新国立、見たのですが眠くなってうとうとしてしまい(悪かったからではないです)、録画しておけばよかたー、と思いました。
「ラ・シルフィード」は、嫌な話ですねえこれ(笑)。マトヴィエンコのジェームズはあまり憎めない感じだったので、可哀相で仕方なかったです。むしろエフィの方がひどい人に見えてしまって。
志賀さんは軽やかさもあって素敵でしたね。ちょっと色っぽい、大人っぽい感じのシルフィードだなあ、と。
マッジがまたよかったです。こういう役の人がよくないと、盛り上がらないですからね。

「パキータ」は、私もあまりよくなかったという話を聞いて、覚悟していたのですが、それほどでも。でもたしかに、ヴィシニョーワなら、もうちょっとこうぱーっとしたものがいつもはあるんじゃないかなあと、よく分からない書き方ですが。
コルプは、「ははあ、これが問題の髪型かあ」と(笑)。美神の時は、そんなに皆が言うほどでも、と思ったのですが、今回は・・。どんなのが似合うのかなあ。あと、なんだか衣装が重そうに見えてしまいました。ちょっと他にはない個性があると思うので、一皮むけていいダンサーになって欲しいです。
やっぱり日本人としては、新国立にはがんばってもらいたいです。きっとまだまだこれからですね。

[1164]ニコラの番組 茶々 2003/09/15(Mon) 11:00

せっかく録画したのに連休中は家族にテレビを占領されて見られなかったので、今朝早起きしてみました。

結論ーニコラってすてきだ!見たいぞ、見たいぞ!!

今までニコラに抱いていたイメージは肉体派。ご本人もこの前のバレエフェスでちょっと見たっきり。ビデオで見てあんなに表現力のあるダンサーだとは知りませんでした。バレエに対する真摯な姿勢、かいま見せるチャーミングな表情。完全にニコラにたいする意識が変わりましたわ。

それにしても、バレエダンサーとは過酷な職業ですね。皆さん、怪我にはくれぐれも気をつけてほしいです。

そして、この前知ったパリオペのデフィレ。さっそく映像で見られてうれしかったです。エトワールは任命順に登場するそうで、映像ではジュド様がおおとりでしたね。
いろいろな演目やダンサーや振り付けの現場が見られてうれしかったです。バレエダンサーはあの振りを覚えるのだから、身体能力だけではやっていけませんね。

にわかニコラファンになってしまいました。来日熱烈希望!

[1174]見てきました ゆき 2003/09/19(Fri) 10:32

ようやく、録画しておいたニコラの番組をみることができました。「クラヴィーゴ」、素敵でした。マリーの幻影をみる場面、葬列の場面では感動してしまいました。
続くドキュメンタリーでは、怪我の話が痛々しかったです。以前ギエムのドキュメンタリーを見たときも思ったのですが、オペラ座のエトワールって大変ですね。
痛み止めの注射は、あとでかえって悪影響を及ぼすらしいですが、小林さんのことを思い出してちょっと胸が痛みました。
ロシアの大バレエ団にはたいてい専属のマッサージ師がいて、来日公演にも同行、ルジマートフも来日のときも必ず専属のマッサージ師を連れてくるそうで、ダンサーはやっぱり過酷なものなんだなあと思います。怪我には、本人はもちろん周りの人も気をつけてあげてほしいと思います。

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