top log-index

★牧阿佐美バレエ団 「デューク・エリントン・バレエ」

[1150] 見てきました ゆき 2003/09/07(Sun) 00:57

「デューク・エリントン・バレエ」の大阪公演、行って来ました。東京公演と違って、ベランガールもペッシュもラカッラもいない。パンフレットに東京文化村、とか書いてあって、なんか地方公演はないがしろ?とかつい思ってしまった。また、しつこく愚痴になってしまいますが、名古屋にも来ると知っていたらわざわざ・・。これからは他の地域の公演もありますか?と問い合わせた方がいいかな。

それにしてもフェステバルホールは、横に広いですね。私は端の方だったので、死角になってしまうところがけっこうありました。また、一階の前半部分には傾斜がしっかりついてないので、背の低い私は前の人の頭で視界がさえぎられ、かなり前かがみにならないと何も見えない有様。これでS席とは。二階の後方はけっこうあいていたみたいなので、後半からは二階席に移動してしまいました。こんなことなら一番安い席にしておけばよかった。

上野水香さんの魅力にやられました。プティと相性がいいのですね。最初の白レオタードでのSolitudeも綺麗でしたが、ボニーノとのCottonTailがとてもよかったです。表情が生き生きしていてとても魅力的でした。ラストの全員での「A列車で行こう」も、水香さんに釘づけでした。白いフリルのミニワンピースもよく似合っていてとってもかわいらしかったです。
「A列車で行こう」はとても楽しくて、このラストで今日ずっと楽しかったかのようにさえ思えてきました。(何度目かで三谷さんもご登場)。ということは、それ以外は楽しくなかったのか、と言われてしまいそうですが、うーん・・。私にはジャズもフランスのエスプリも、まだあまり理解できないのかも。プログラム追うのに忙しくてあんまり集中できなかった、というのもありますが。あと2回くらいみればちょっと分かってくるかも。女性陣の美しさや、男性陣の元気にがんばってるところなど、好ましくは思ったのですが。菊池さんのソロとか、「もっと見ていたいなあ」と思うものもありましたし。
フィナーレでは手拍子も出てけっこう盛り上がっていました。前半はあんまり盛り上がっていないように思いましたが。ジャズ好きというわけではない人にとっては、ちょっと退屈だったところもあったのでは、という雰囲気で。名古屋公演ではどうなるでしょうか。

もしルジマートフが夜啼鶯だったら、考えてみたら、ちょっとわけありなキャラになってしまうかも。ほんとは高貴な身分だったのが夜啼鶯に姿をかえられて捕らえられて・・、なぜそうなってしまうのだか。マラーホフとの共演もいいですね。目があっちこっちいってしまいそう。

能はですね、とび回りとか、ちょっと派手なものが入っているものもあるんですよ。話の内容と、謡の意味をあらかじめ知っておくといいと思います。

昔のルジマートフの映像、アイラインがちょっと・・、というものもありますね。「眠り・・」以前みました。たしかに。あと髪型も・・。

[1155] 今日は地元で ゆき 2003/09/10(Wed) 01:23

水香さん、東京公演では高熱だったんですか。びっくりです。今日の名古屋公演も立派につとめられましたよ。かわいくて、大阪でも名古屋でも人気でした。

大阪公演とパンフレットが全く変わっているのでびっくりしました。大阪の方ではただ東京公演のものをそのまま持ってきただけで、オーチャードホールとしか書かれていなくて、なかみも東京公演のもので、なんか地元の人はかなしくないのかなあと思ったのですが、名古屋公演では、ちゃんと名古屋公演用のパンフレットがつくられていました。値段は同じ1500円で、これで1500円は高いでしょう、演劇でこのくらいのものなら800円くらいだし、高くしても1000円くらいでしょうと思ったのですが、うれしかったので買ってしまいました。つまり合わせてパンフレット代3000円も使ってしまった・・。

今日は一番安い席で、ボックス席でした。見渡したとき、3階の前の方のセンターあたり、かなりあいていたので休憩中に移動してみたのですが、うーん、遠い。しかしボックス席だと端の方に死角ができてしまう。私は上手側のボックス席だったので、ダンサーの方が上手よりで踊ると全く見えなくなってしまうのです。でもこっちの方が舞台からは近いんですよね。かなり迷ったすえ、まあ大阪公演では後半から2階のセンターで見たので、と思ってボックス席に帰りました。ラストの、男性ダンサーが一人づつ滑り降りてくるところが全く見えなかったのはちょっと寂しかったですが。

ただここの席って、舞台袖の方をよく見ると、出る準備をしている人がたまに見えちゃったりするんですよね。「あ、今うしろの隙間から誰か通った」とか。まあ、見なければいいのですが。

演目も出演者も大阪公演と変わらないのですが、少し慣れたせいか、2回目の方が余裕を持って楽しめました。今回はソロとか、菊池さんよりドゥガラーの方がよかったかな。菊池さん、ちょっと疲れてるように見えてしまったので。
やっぱり楽しめるかどうかは、曲がよく聞こえるかどうか、かな。知ってる曲の方がのれますし。

2回見るはめになったことについて、さんざん文句をいってしまいましたが、結果的には2回、それも違う場所で見られてよかったです。

<19日分投稿分転載>
名古屋の牧バレエのパンフレットの水香さんのインタビューを今更ようやく読んで、「ソリチュード」は、芸術家というものは、みんなが助けてくれるけど結局は孤独なものなんだという意味があるそうで「そうだったのか」と思いました。あんまりそのあたりは伝わってこなかったように思うので、表現力を磨けばもっとよくなるかも。「コットン・テイル」、A列車はとっても魅力的でしたので。

男性ではやっぱりドゥガラーがんばってたかな。パンフレットではあんまりかっこよく見えなかったのですが(失礼)舞台ではかっこよかったです。
一回だけの公演にしては、けっこう空席があったような。
私もけっこうさらさらっと終わってしまったような印象はあったのですが、まあたまにはこういった気楽なものもいいかも。

[1156] D.E.B 仁菜 2003/09/10(Wed) 04:53

お久しぶりです。
ゆきさんもカオルさんも名古屋でデューク・エリントン・バレエの公演を楽しまれたのですね。
東京公演のレポをこちらに書けば良かったです。私は今日は別のものと重なったのですが、そちらはチョット不満だったので、東京で見ておいて良かったと言っておきます。でなかったら、今日のD.E.Bを買わなかったことを後悔していたでしょう。

私も水香さんが東京で高熱だったとは、あとで聞くまで知りませんでした。Solitudeはとってもよかったですし。いつものように足がまっすぐバーに垂直に伸びていて。ホント、びあんこさんのおっしゃる通り、全くそんなことを感じさせませんでした。さすがプロですね。

東京では、ルシア・ラカッラ、ジェレミー・ベランガール、バンジャマン・ペッシュ等来日ダンサーが素晴らしかったので、名古屋や大阪に出てくれないとは残念です。特に、小嶋直也さんが出られなくなったので、幕開けは代わりにベランガールが務め、17演目中5つも踊ってくれたし、彼もペッシュも弾けてました。
ラカッラも美しくて大人の女性の雰囲気が素敵でした。

でもきっと、ボニーノやブラジル系ダンサー達がジャズらしい雰囲気に盛り上げてくれたことでしょうね。私いまだに「A列車で行こう」が頭の中を回っていますから。

>ゆきさん、
名古屋の公演は結構独自のパンフレット作るものが多いですね。
特に春の「名古屋国際音楽祭」はいつも、それ用で、表紙も統一されてますから。今年4月の「ジュエルズ」も東京公演のとは違っていて、私も両方買ってしまったのですが、今思うと、名古屋バージョンのは買う必要なかったです。表紙はさすがに「ジュエルズ」らしくなっていて、他の音楽祭用のとは違いましたが、中味は東京公演の写真や記事と同じ。しかも拡大したためか、ボケていて色も薄かったし。

[1157]デューク・エリントン・バレエ名古屋公演 カオル 2003/09/10(Wed) 22:07

観てきました〜。楽しかったです。牧バレエ団、初めて生舞台をみたのですが、男性ダンサーかっこいい方が多いですね〜。いや、何を今更と言われてしまいそうですが、今回一番楽しかったのはそれだったりして(笑)。
古典に比べてたくさん男性ダンサーが登場するので、いちいちチェックするのに忙しかったわ。オペラグラス覗きまくり。でもお顔と名前はなかなか一致しないのでした。

逸見さんがハンサムなのは存じ上げておりましたが、何しろ生は初めてですから、おおおって感じ。ドゥガラーくんももちろんなかなか〜ですし、菊池くんも良いですね〜。ってお顔の話ばかりではいかんか(笑)。

踊りの方は、古典なら色々と言いたい事も出てくるかもしれませんが、プティだし、ほどよいモダン加減が牧のダンサー達にはちょうどよい感じと思われました。他のキャストを観ていないので比べることもできませんしね。
何よりみなさん楽しそうに踊られていてよかった。

えっと全体に楽しかったけれど、そのかわり、ここがすごかった!という突出したものがないのがちょっと寂しいかな。さらさらっと終わってしまったなという印象。

では東京公演と変わっていたと思われるキャストをざっと書いておきます。

The Opener ドゥガラー
Don't Get Around Much Anymore 平塚由紀子 相羽源氏
Mood Indigo/Dancer in Love ドゥガラー
Sophisticated Lady:Chelsea Bridge/Satin Doll 草刈民代 男性は同じ

あと細かいところも色々変わっているとは思います。ベランガール、ペッシュがいないのでドゥガラーくん大活躍って感じかもです。

[1160]地元の公演etc. 仁菜 2003/09/12(Fri) 05:15

カオルさん
名古屋でのデューク・エリントン・バレエはさらっと終わってしまったのですか。
私は印象に残ったのは、水香さんのSolitude、ドゥガラー君と10人の男性の Hi-Fi Fo Fums、ラカッラの Sophisticated
Lady、等でした。もちろん、最後の男性が一人ずつ滑り降りてきて始まる「A列車で行こう」は、フィナーレのアンコールと共に最高に楽しかったし。

ラカッラの代わりに平塚由紀子さんが Don't Get Around Much Anymore を踊られたのですか。彼女はとても可愛らしい人ですね。来日ダンサーの代わりを色々日本人が務めたのですね。三人が踊った Afrobossa はなくなったのでしょうか。

牧バレエ団は私もその1週間前の「ノートル・ダム・ド・パリ」が初見だったのですが、逸見さん、菊地研さん等カッコイイですね。やっぱり名前と顔を一致させるのが大変でした。

9日の公演は、おっしゃる通り、Bugs Under Groove の「リセット」でした。ダンスはとっても良かったのですが、タイトル「リセット」の元となる演劇がチョット。中学校の同窓会の3次会に集まった8人という設定なのですが、何だか高校生の文化祭みたいで。8人のダンスだけで2時間近くもたせるのは大変だから、しかたないのでしょうけど。演技は悪くないのですが、やはり演出が良くないとね。前のパパイヤ鈴木、西島千博との公演の方がプロデュースがしっかりしていたと思います。

top log-index