[218] 2004/02/28(Sat)23:39 カオル [ダンス・クロニクル]

観てきました〜。はー、ちょっと疲れました。休憩含め、4時間半弱だもの。
個々の感想はまた書きますが、良い公演だったと思います。名古屋のバレエ団もみんながんばってるなあと思いました。
少しでも見劣りがすると、一目瞭然だからどこも気合入ってましたね。
それから名古屋フィルハーモニー。この長丁場を演奏しきってくれてありがとう〜という感じです。
たまに、ん?と思うところもありましたが、全体的に素晴らしい演奏でした。
総勢何人のダンサーがでたのか?というほどたくさんのダンサーが舞台にあがった最後のアンコールは圧巻でしたね。
こんな公演、多分、日本初なんじゃないかなあ。その心意気に拍手です。

[219] 2004/02/29(Sun) 15:21 ゆき [ダンス・クロニクル]

私も観て来ました。疲れたー。長かったですねえ。すごく詰め込んでましたね。でも楽しかったです。ロマンティック・バレエからクラシック、バレエ・リュスからモダン、コンテンポラリーと、時代を体感できました。
特別プログラム<ダンス・オペラ>「悪魔の物語」もよかったです。以前観た「兵士の物語」と比較したりして、興味深かったです。
この「悪魔の物語」に出演されていた舞踏家の笠井さんですが、9、10月の「ルジマトフのすべて」ではこの方の作品が上演されるとか。(ダンスマガジンより)。びっくりしましたが、素敵な感じの方でよかったです。(今月のダンスマガジンは、ルジマートフがたくさん。)笠井さんの若い映像はないらしいのが残念です。舞踏って、写真しかみたことないので。
塚本洋子バレエスタジオは、以前ここの公演を見たときも思いましたが、コンクール入賞者を多く出しているだけあって子供といっていいような子も上手だなあと思いました。荒井さん、榊原さんもここ出身ですしね。ローザンヌファイナリストだった米沢唯ちゃんもかわいかったです。
越智バレエは、コール・ドがいまいちな印象があるのでちょっと心配だったのですが、うーん、どうかな。ちょっと危ないところも見受けられたような気もしました。
他も、やっぱりこれだけ多くのバレエ団が集結すると比べられてしまうので、どこも気合はいってたんじゃないかな、と私も思いました。
コンテンポラリーもよかったです。
島崎徹さん振付の「SWANS」は、これもたしかに白鳥だなあと思いましたし。(ただ、このとき私、かなりくたびれていました)
平山素子さんも素敵でしたが、この曲だとどうしてもプティパの方を思い浮かべてしまいました。その日の第一部でもありましたし。
地元も頑張ってるな。東京だけではない、と嬉しかったのですが、やっぱり上野水香さんはすごいなあと感じてしまいました。順序ではコンテンポラリーの前に位置すると思うのですが、やっぱりトリにせざるを得ないでしょう。ようこそいらっしゃいました。逸見さんも。「シャブリエ・ダンス」は見たことなかったので、見られてよかったです。すっかり会場の人気をさらっていましたね。笑顔もチャーミング。
良い企画だったと思います。ここの学芸員の方は、以前から地元でダンスを発展させていこうという意欲が強くて、その心意気に私も拍手です。アンコール、ダンサーで舞台が一杯でしたね。名フィルのみなさんもお疲れ様でした。

[221] 2004/02/29(Sun) 18:07 ぷちぷち [ダンス・クロニクル]

私も観てきました。いろいろなスタイルのダンスを堪能できて、ちょっと疲れましたが、充実した一日でした。
私的に印象に残ったのは、第一部の「白鳥の湖」、あと第二部の「レ・シルフィード」、「SWANS」、「月は静かに輝く」、「シャブリエ・ダンス」でした。
予備知識をある程度詰めて行ったので、「ああ、三羽の白鳥は、どちらかと言えば背の高い人で、四羽の白鳥は、背が低い人が踊るのね。」とか、いろいろ勉強したことを確認しながら、楽しむことができました。こんどは、一つの物語をフルで楽しみたいです。
「SWANS」は、本当に、白鳥が空を飛んでいるみたいでした。
レオタードのデザインも結構カッコよかったし、今風のアレンジも奇抜じゃなくて、自然に楽しむことができました。
「悪魔の物語」は、かなりメッセージ性の強い、いろいろと考えさせる舞台でした。弁士の方も、すばらしかったです。
ただ、ストーリーとダンスの関連性に「?」がつく場面がいくつかあったのが、ちょっと残念。主要男性ダンサーはみなダイナミックな踊りを披露してくれて、カッコよかったです。
上野水香さんの「シャブリエ・ダンス」は、最初から驚きの連続。どうしてつま先だけで、あんなに長く立てるの?どうしてあんなふうに手足を動かせるの?男性ダンサーに手を取ってもらって、足を上げて回転するシーンなんて、まるでお人形さんみたい。派手な衣装も着ていないのに、とても可愛い。愛が溢れる、楽しいダンスでした。
バレエの技がせいぜい、「グラン・ジュテ」「ピルエット」「アラベスク」程度しか解らないので、これからももっと舞台を見ていきたいな〜、と、思いながら、地下鉄の駅に降りて、電車を待っていたら、「こっちもよろしく」と、言わんばかりに御園座の宣伝看板が目の前に飛び込んできたのには苦笑してしまいました。「春は菊之助、秋は新之助」って・・・。弱ったな。

[222] 2004/02/29(Sun) 19:02 仁菜 [ダンス・クロニクル]

長かったですねー 水香さんも最後まで出番を待ちくたびれたことでしょうね。名フィルメンバーの方々もお疲れでしたし、出番の早かった方々も最後のカーテンコールまでメイクと衣装つけたままで、大変だったでしょう。<br>終演時間を事前にチェックして行かなかった私、会場の終了予定時間の掲示を2回目の休憩の時にやっと見て、目が点でした。第1部終わった時点で3時間たってましたから。
《ぷちぷちさ〜ん、帰らないでねー、って思ってしまいました。(笑) あ、ついでに申し遅れましたが私のHN、仁菜(にな)と呼んでください。ニーナ・アナニアシヴィリのファンで(もありま)す。》
やはり、一つ一つが長過ぎた感じで、プログラムとして盛りだくさんなのは良いとして、ハイライトだけならもう少しカットしてもいいと思うんですけどね。各バレエ団が見せたい所が多くてどうしても長くなってしまったのかもしれないけれど、せっかくの公演が間延びした印象に終わっては逆効果ですね。
私も塚本洋子スタジオはさすがだと思いました。森のセットも同じようなのが4つもあった中で、エメラルドグリーンの背景が美しかったし、ダンサー達も上手でしたね。終わりに近づくほど良い演目になっていったように思います。
水香さんはさすが世界に通用するレベルだけあって素晴らしい踊りでした。ただ、彼女のシンプルな白いレオタードだけの衣装を見ていると、今回の公演のためにかなり衣装を新調したバレエ団が多かったようですが、目新しさを狙うだけがいいとは思えないな、と感じました。「ジゼル」の越智久美子さんの衣装はハンカチーフドレスのような菱形の布が何箇所か付いていましたが、ジャンプしたり足を上げたりしたときのロマンチックチュチュのスカートのラインがあまりきれいに出ていませんでした。カーテンコールで照明が明るくなった時にものすごくきらびやかだったと気づきましたが、王女とかじゃないのになー、と思ってしまいました。他のウィリーやミルタの衣装も(葉っぱが濃くて)結構派手でしたね。あのキラキラはいらないように思うのですが。
ラ・シルフィードのチュチュも新しい素材のような布でしたが、光り過ぎていたし、ラインが美しくなかったです。一番古典の演目なのでちょっと違和感がありました。
白鳥のコールドはチュチュのボリュームがなさ過ぎて貧弱でした。オデットと同じじゃなくても、せめてもう少し立派なのにしてあげてほしかったです。
レ・シルフィードのが一番雰囲気もボリュームもあって良かったと思いました。ヤコブス・ウィルフリッツが、スカートがふわーっとなるように上げていたのが印象的でした。
「SWANS」の衣装がすごく素敵だと思いましたが、あの衣装じゃなかったらコンテンポラリーなので地味に見えてしまい、踊りの良さが出ないのかしら、とも思いました。
衣装のことばかり書いてしまいましたが、本当に衣装一つで舞台の印象って大きく違うんだなぁー、侮れないものだなぁーと今回強く感じました。これも色々なバレエ団の競演でわかったことでした。

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