[251] 2004/03/23(Tue) 07:33 仁菜 [マシューボーンの「くるみ」]

「Nutcracker!」21日に東京で見てきました。
とっても楽しかったんですけど、席が2階の右端で、東京国際フォーラムCはオーチャードみたいに2階席が前に下がっているんですね。だから結構前だったのですが右側が切れてしまって、よく見えませんでした。こんなことなら優先予約で買えば良かったのですが、迷ってしまったのがいけませんでした。迷いついでにやめておけば、名古屋へも来るから東京で無理して見なくてもすんだのに。
名古屋も買っていますが、こちらはセンターでよく見えそうです。これで同じ値段とはどういうことでしょう、て感じ。
まぁ、予習したということで、今度は右側もよく見えると思います。

実はWOWOWでやってたのをビデオに録ったのに、いつもの如く見てなくて、帰ってきてから少し見ましたが、キャスト以外全く同じでした。
しかも、マシュー・ボーンと玉三郎の対談が入ってて。もっと早く見ればよかったわ。
カオルさんもビデオ見てから公演を観るべきか、悩んでおられたようですね。
もし公演を観られるのが一度だけでしたら、やはり見ておかれた方がいいように思います。ストーリーはHPにも出ていますから、ビデオ見なくてもわかりますが、舞台だと出演者が多い場合、どこを見て良いかわからなくなることがありますよね。ビデオでは、その時のメインのキャストがしっかり映っているので、公演ではそれを確認してもいいし、全体を眺めてもいいと思います。
特に、オープニングの場面では、孤児たちが全員同じ衣装なので、どれがクララとか、メインキャストなのかわからなくなってしまうのです。
でも、最後のオチ(?)は見ない方が感動(というほどでもないけど、なるほどと思う)できると思います。

色はやはりビデオでは少し鮮やかさが劣るので、普通のようですが、実際の舞台はすごく明るくて、(というよりド派手で)ピンクと青と黄色の洪水でした。
最初はモノトーンでAMP白鳥を思わせるセットの雰囲気もあって、マシュー・ボーンてモノクロが好きなのね〜などと思っていたら、後半はすごく鮮やかな配色で、ちょっと歌のないミュージカルみたいでした。
が、さすがイギリス。面白い演出でした。でも振付はバレエっぽくなくて、なにしろトゥ・シューズなんて出てこないんです。裸足か、ハイヒールで、やっぱりミュージカルっぽいです。追加公演もあるけど、一応楽日だからもっと盛り上がるかと思ったけど、それほどでもなく、一部ミュージカル・ファンじゃないかな、と思われる方達は盛り上がっておられました。
昨年のフィーバーぶりは、当日発表のトリプルキャストのせいでしょうし、やっぱり、作品の質として「白鳥」の方が断然いいように思いました。アダム・クーパーのようなスターもいないし。

と書くと、これからご覧になる方を失望させてしまうかもしれませんが、楽しい作品だし、チャイコフスキーの素晴らしい音楽は全曲使われていて、あの音楽でこういう振付、ストーリーもありなのね〜とまた別の楽しみもありますので、私ももう一度見るつもりです。

[255] 2004/03/25(Thu)03:59 仁菜 [ボーンの「くるみ」に補足]

私も今日また「くるみ」のビデオを見て思ったことは、やっぱり先に見ていると、いくつもある小さな驚きが感動の一つ一つの要素なのに、それがなくなってしまうかな〜ということです。と、書くと、「一体どっちなんだ〜?!」と思われるかもしれませんね。スミマセン。
最初の孤児院の場面ではクララと、彼女と親しそうな青年、あとメガネをかけた二人の男女に注目していれば、大体の展開はつかめるかと思います。私はクララを結構見落として、探してばかりいましたが、そうすると他や全体が見られなくなってしまうので困りました。彼女は背があまり高くなく、長めのお下げ髪に注目していればわかると思いますが、キャストが替わることもあるし。(私の見た日はほとんどメインでしたが)
他のダンサー達も色々演技が楽しかったりするので、目がいくつもほしい(?)というような感じです。
後半(2幕)はちゃんとキャストがわかります。
ということで、7:3くらいで見ない方が楽しめるかもです。(あくまで私見なので、↓に書いたことと違ってすみません)
あと、2幕の前にプログラムでお菓子の国のキャラクターを確認しておくといいと思います。日本では知らない名前のお菓子も少しあるので。以上ちょっとお節介でした。

[276] 2004/04/03(Sat) 00:08 カオル [ボーンの「くるみ」名古屋公演]

今日行ってきました。キャストは主役の皆様は公式HPの発表通りでした。
まだまだ公演は長く続くのでネタバレ感想は書けませんが、うん、まあ、楽しかったかなと。
とこういう書き方をしてしまうのは、やはりわたしが根本的にクラシックの「くるみ」が好きだからしかたがないですね。
実際の舞台は観ていないからあんまり比べてもいけないけれど「白鳥の湖」よりずーっと「くるみ」の方がわたし的には好みでした。
ラストも含めストーリーもなるほど〜そうきたかという感じだったし。雪の精(古典版では)のシーンは、ワイノーネン版の振付のちょっとしたもじりになってたりしますしね。<br>あと、いろいろ疑問なキャラがいたんだけれど、公演が終わったら質問させてもらおっと。
お客さんの入りはいまひとつだったけれど(うーん、やっぱり名古屋で6公演は多いよ)みなさん、のりはよく会場の雰囲気は熱かったです。

[277] 2004/04/03(Sat) 15:12 ゆき [同じくボーンの「くるみ」]

1日の火曜日に行ってきました。
やっぱりお客さんの入りはいまひとつでしたね。平日だったこともあるかもしれませんが。6回は多かったですね。

孤児院のシーンは、「アニー」を思い起こしてしまいましたが、個人的には2幕より1幕の方が好きでした。なんだか妙に感動してしまいました。
2幕は、1幕とは打って変わってカラフルだったのですが、統制のとれたクラシックを見慣れていると、ちょっとごちゃごちゃして見えてしまいました。楽しかったのですけどね。
元を知っていると、あの音楽のあのシーンではどうなるのかな、という楽しみがありました。
ラストはちょっと、唐突な印象もあったのですが、よかったよかった、といった感じかな。でもあの後、どうやって生きていくのだろう・・。
1幕でのキャラが2幕ではこうなっている、といったように、少し入り組んでいるところもあるので、やっぱり予習した方がいいですね。
全体的に、なるほど、歌のないミュージカルといった感じですね。オーバーな身振りや表情が素敵でした。この日のクララのケリー・ビギンさんも可愛かったですし。にこっと笑うところとか、よかったです。

「ザ・カブキ」は、そうですね、本でちょっと否定的に書かれているのを見かけたことがあるので、好き嫌い分かれる作品なのかなあと思ってしまったのでした。これから観られる方は、どちらになるでしょう。私は、どちらとも言えないかも・・。

[278] 2004/04/04(Sun) 23:38 仁菜 [ボーンの「くるみ」名古屋最終日]

今日行ってきました。
キャストはやはりメインは公式HPのキャスト表と一緒でした。
キャスト表のプリントしたものが置いてあって、東京にはなかったので、「中京テレビさん、エライッ!」と思ってしまいました。
クララはシェルビー・ウィリアムズでした。名古屋ではエタ・マーフィットは出ないのがちょっと残念でしたが、エタってもう40才と知って驚きました。とっても可愛いかったので、ずっと若く見えました。シェルビーも可愛くて良かったですが。
センターで全体が良く見えましたが、2階なのでやや遠かったです。と言っても東京文化会館などの1階15列目くらいなのですが。
東京は端でしたが、やっぱり結構前で、表情等も良く見えていたので、あれはあれでよかったのかな、と思いました。
愛知県芸術劇場はステージがやや広いので、セットの壁面の両側が結構空いていました。(黒い壁になっていましたが)セットのサイズはどんなステージでも同じようですね。となると大阪(フェスティバルホール)はもっと両側が空いてしまうわけですね。(端の人は見にくそう)
会場が大きいせいか、ライトがやや暗いように感じ、色彩が東京の時ほどは派手に感じられませんでした。
あらためて見ると、フローズン・レイクのシーンがやはりとても美しくていいですね。雪の精の場面の音楽が好きなので、(合唱つきだったし)とても満足しました。(しかし標識はなんで'FROZEN POND’なんだろう) 色々な面で復習できて良かったです。

日曜のせいか、1〜2階席はほぼ満席でしたが、3階以上はガラガラのように見えました。中京テレビ開局35周年記念ということでいつもより多めだったようですが、名古屋で6公演はやはり多すぎたように思います。
会場で売っていたグッズのジュエリーツリーがとてもきれいで欲しかったのですが、高かったのであきらめました。また、この秋のクラシックフェスティバルのチラシもありましたが、バレエ公演が一つも入ってないんですね。こんなこと、名古屋でバレエを見るようになって初めてではないかと思います。ちょっと淋しいですね。

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