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| 〈プログラムより〉 |
時は今から約25年前、私が小学校6年の頃でした。突発性側湾症ということがわかり、長崎県諫早市整肢療育園に2年程入園しました。体や将来への不安にふるえながらも、実家のある五島列島の宇久から施設までの道のりは、今でも頭の中から離れることがありません。
そんな中、施設の音楽の授業で聞いたショパンの曲が、その時の私に希望をもたらしました。今思えば、その時の境遇と不安であった心が、音楽から何かを感じとったと思っています。
それから施設の仲間、先生方。私の恩師、友人に支えられながら、なんとかここまで歩いて来れたことに深く感謝いたしております。また私の夢であり、今後の目標でもある、私と同じようなハンディーを持った人々の前で演奏できることを嬉しく思っております。
今日の音楽が皆様の記憶の片隅にでも残ることができ、何かにつながっていくことができる様に、精一杯演奏します…。 |
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| 第1回 |
ピアノリサイタル |
1997年6月23日(月)
佐世保市民会館大ホール |
| 【曲目】 |
ベートーヴェン
ピアノ三重奏曲“街の歌”他 |
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| 第2回 |
ピアノリサイタル |
1998年9月20日(日)
諫早文化会館大ホール |
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| 第3回 |
ピアノリサイタル |
2001年10月21日(日)
アクロス福岡シンフォニーホール |
| 【曲目】 |
| ショパン |
“ポロネーズ”
“ノクターン”
“幻想即興曲” 他 |
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私たちが生きる上で音楽のない世界は考えられない。生まれた時、母親は愛しさをこめて子守歌を歌い、子は安心して眠りに入る。一歳も過ぎるとリズムに合わせて自然に身体を動かしたり、手拍子をとって音楽を楽しむ術を覚える。そして成長するにつれて、様々な心の内面の変化と共に希望を失った時、苦しい時、悲しい時に聴いた音楽で我々はどんなに救われたことか・・・。
田辺誠さんも12歳の頃、そんな体験に遭遇した。音楽は田辺さんの心を完全に魅了した。彼は 一生音楽にたずさわり、音楽によって救われた自分の体験をひとりでも多くの人々に伝えたいと、ピアノと共に日々の努力を惜しまなかった。
彼の奏でるピアノは真に音楽である。
優しく温かくそして情熱がほとばしる。
心の綾を紡ぐ彼の深い音楽性は感動を覚える。
演奏する彼の音楽で、光と希望と生きるエネルギーを与えられた多くの人々の「また聞きたい」という願う声に、福岡でも実現するコンサートである。
私の心からの声援をお送りいたします。 |
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