「肝っ玉かあちゃん」

梨奈がはじめてアトピー性皮膚炎と診断されたとき、
初めてアナフィラキシーと向きあったとき、
まんぼは強くなりたいと思いました。
二度とこの子の前で泣かないと思いました。

ただ娘を救いたい。
血を出しながらかきむしり、ジクジクの真っ赤な顔で泣く我が子を。
ゼイゼイ言いながら体中腫れてぐったりする我が子を。

まわりの声に傷つかない心をもちたい。
食事に迷ってばかりではいけない。
神経質になりすぎちゃいけない。
分かってもらおうなんて思わない。

母親である私が強くなるんだと。

でも強がっているまんぼには孤独感ばかりが襲いました。
強くなりたいって思ってる私は何より弱いもののような気がしてました。
そんなとき、いろんなアレルギー関係のサイトに出会い
「私だけじゃない」「うちの子だけじゃない」
と思うことが、一番の救いだったような気がしていました。



お友達と遊んでもアレルゲンの混入がないか、
常に気にしながら遊ばせたり、
料理のときにも細心の注意を払う。
一日に何度も傷口を洗って薬を塗りなおす。
でも肌の状態はよくなったり悪くなったりを繰り返すばかりで、
これでいいのか、自信もない・・・・・。
こんな気持ちは誰と共有できるのだろう。



肝っ玉かあちゃんになりたかったまんぼ。

でもやっと気づくことが出来ました。
なんだって一人じゃなし得ない。
一番孤独を感じさせていたのはただ私の心自身なんだ。

娘にもこんな生活を将来させたいわけじゃなかった。
アレルギーだからって孤独な生活を送って欲しくない。

でもわかっていてもやっぱり時間がかかったな。
今でも、まだまだ分かっていないのかもしれない。
こういうの、すごく難しい・・・。



いっぱいの涙と迷いの結果どんな母親もきっと肝っ玉が据わっていく。
子供の成長とともに。
頑張んなくたって私らしくでいいんやな、きっと。
私だって、今からなんやから。

アレルギーと付き合っていくことで
いいこともいっぱい感じられるようになったし
いろんな事を知ることが出来ました。
今では梨奈に感謝したいと思えます。

まんぼの肝っ玉が据わっていく「さま」を是非ご覧ください。
これからまた考え方もどんどん変わっていくと思います。
気がつけばまんぼはきっと「肝っ玉かあちゃん」ですよ!!

最後に、「アトピー」「アレルギー」というものに迷い、涙している人が
ここで少しでいいから元気になれますように!!


2001年12月


HOME