Q:治療の「効果あり」の判断基準は?
実は一番回答に困った質問です。
アレルギーアトピー治療ってすごくたくさんあって
それぞれ効果がある治療も違うと思うし
その「効果」の基準も
個人個人の考え方ひとつだと思うので・・・
何ヶ月続けて、どういう状態になったら
これはうちの子に「合っている」「効く」ことになるのでしょうか。
・・・・・・。
それはそれぞれの親やドクターが決めることだと思います。
すぐに効果が出なければ
すぐ他の治療に気が移る方もいますし
粘り強くひとつの治療で効果が出るのを待つ方もいます。
個人的にはアレルギー治療には時間がかかると思うので
ひとつの治療でやると決めたら
最低1年は続けるべきだと思うのですが。
親自身のストレスになっては何にもならないので
大変選択が難しいところです。
ただひとつ言える事は
絶対聞く特効薬なんて無いってことだけです。
あまりにもあいまいなので私の判断基準を書きます。
私の場合はまず
主治医の佐守先生には
生後7ヶ月の時に「3歳まで信じてついていこう」と決めました。
そしてもうすぐ4歳の今も続いています。
先生との治療の中では
リナが嫌がりどうしようもないことはあきらめる
(インタールやザジデンの内服など)
一週間使って「ちょっとでも」改善が見られたら効くと思う、
(塗り薬や消毒、入浴剤や石鹸など)
先生が絶対必要だと言うことは必ず完璧にやる、
複数の治療を組み合わせて
絶対アトピーと分からない肌まで綺麗にする、
という内容。
判断基準というより、ポリシーかな。
治療で大切なのは
自分の中に治療に対するポリシーを持ちながら
ドクターと二人三脚でやっていくことだと私は思っています。
だから報告が必要なことは絶対報告するし
(自分の考えが間違っていることもある)
困ったことは必ず言います。
効果があるかどうかは自分で判断することもありますが
ドクターがするべき時もあると思いますし、
もちろん判断基準はモノ(薬)によってもまちまちなので
専門家の指示が必要なことでもあると思うのです。
あと最後にひとつだけ。
民間療法にご注意を。
大きな効果に期待をしないで
地道にがんばって欲しいです。
2004年5月
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