Q:普段昼間にカユカユにはまったら?
2歳過ぎくらいまでは
ほんとうにひまさえあれば癖のように掻いていて
ちょっとでも退屈させたら「掻くで〜」って感じでした。
一人遊びが「楽しめる」くらい成長してからは
「混入」がない限りはあまりそういうことはありません。
混入って言っても
中途半場に洗った手で触られたりとか
スーパーの食料品売り場走ってたりするだけでとか
外食に連れて行って、そこのテーブル触っただけでとか
まわりで他の子供がアレルゲンの入っているお菓子食べただけで
「混入」に値して、狂ったように痒がって泣くほどまでになってしまいます。
すぐに蕁麻疹も起きて腫れまくって見た目にもめっちゃ分かります。
そのくらい、今でもまだまだ敏感で悲しいほど「繊細」な我が子…
2歳前後、親の言葉を理解するくらいのころは
普段つかっている軟膏が痒み止めのおまじないでした。
ママがクリーム塗ってあげるから、きっと痒くなくなるよ・・・
そういいながら体中に痒がるたびに塗りました。
そう言ってたら2ヶ月くらいしてからその行為と言葉が効くようになりました。
でも、自我が芽生えると
「自分で塗る〜」「自分で掻く〜」と泣いて怒って手がつけられなくなり
自分で保湿剤を塗らせて、納得させています。
本人も満足するようで、塗ることに熱心であまり掻かなくなります。
でも、塗りながら掻いているようにも見える…(涙)。
保湿剤でべたべたところを掻くほうが
まだ傷になりにくいので、肌もましなんですけどね。
あと、赤ちゃんの頃から効果があるのは「場所を替える」こと。
家の中で痒がったら抱いて外に出る
友達の家ではまったら、帰宅する。
すぐに気分が変わるらしく、何をするより落ち着きを取り戻していました。
そしてしゃべりかけてみたりしました。
言葉がわかるようになると語りかけもちょっとは効果があって
最近では好きな食べ物やキャラの話を切り出すと
はじめは掻きながらやけど話に乗ってきて
だんだん掻かなくなっていきます。
ただ、蕁麻疹が広範囲に出てしまうと、さすがにお手上げ。
蕁麻疹が全身に回って呼吸がおかしくなればアナフィラキシーで危険なので
狂ったように掻いて泣く無残な姿を見ながら
「掻くな」とも言えず、動かすのも危険なので、見守り観察するだけです。
蕁麻疹のみでおさまりそうやなと思ったら
やっと抱いて外に連れ出したり旦那がいればドライブに出かけたりします。
本人の代わりにさすったり掻いたりしてあげることは
赤ちゃん時代のみ、効果がありました。
さすってもらうことで安心したように落ち着くこともありました。
今は逆効果なんですけどね〜
あとアトミトンも導入しましたが2ヶ月くらいで玉砕しました。
いろんなミトンを使ったり作ったりしましたがあかんかったです。
長袖長ズボンもちょっとは効果があるけど
ほんまにカユカユにはまったら、もう服なんて関係ないですもんね〜
手で抑えたって、きりがないし、効果もなく
硬いボール紙で長い筒を作って両腕にはめて
手が顔に届かないように筒と服をピン止めして一日すごさせた時代もありましたが
こういうやり方は、一時凌ぎで効果はありませんでした。
何かに熱中させる
疲れるまで遊ばせる
暗示にかける
ということができるくらいになればいろいろ手があるので
子供に効きそうなあの手この手を使ってみてはいかがでしょうか??
赤ちゃん時代は一時凌ぎでもいいからがんばるしかないんやろうな〜
アレルゲンが特定できれば
それを完全にシャットアウトしてあげられたら痒みがだいぶましになると思うんですが
それでも外的要因には弱いし
ストレスでも体調でも痒みゆアレルギーは悪化するしで
完全に痒みが止まるっていうことはなかなか難しいので
本人にとって痒みより大きい存在になりうる何かを一緒に見つけてあげたい
私はそう思います。
もちろんこのカユカユは「泣くほどひどい」カユカユの時で
「痒いよ〜」バリバリ・・・なんてやつは日常茶飯事なので
そういうのには適当に対処します。
掻くたびに構ってると甘えるし
あまりほおっておいてもストレスためるし
バランスの取り方はとっても難しいんですけど…
掻き傷が増えるのは母としても嫌だから
ついつい、何か手を出したくなるのが本音なんですけどね〜
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