妄想ウルトラマン80■ |
■第36話■がんばれ! クワガタ越冬隊 少年・アッちゃんが大事にしているもの…クワガタ虫。越冬させようと熱心に育てていたが、ガキ大将の不注意で死なせてしまうのだった。怒り悲しむアッちゃん。その感情の力が、小さな死骸を巨大な昆虫怪獣グワガンダとしてよみがえらせてしまう。巨大なハサミと怪力で怪獣は暴れ回るが、少年の怒りが解消されると、また土の中に返っていった。そしてまた動き出したクワガタ虫。アッちゃんたちは大喜びするのだった。 クワガタは越冬する力があるのか。アッちゃんは「電話子供相談室」に電話する…。“時代”を感じます。ビバ、TBSラジオ。 ■クワガタの死に悲しむアッちゃん「ヤマ公なんて死ねばいい!」。マイナスエネルギーがびんびん出てる。やっぱり、石堂淑朗氏も「80」を書いている! ■秋の寒気団によって逆転現象が起き、全国各地に現れる蜃気楼。突然現れたドームが蜃気楼であると証明するために、シルバーガルで「突っ込め!」と命令するオオヤマキャップ。自ら「ひどいキャップだ」ともらすが…。素晴らしき石堂節! しかし、怪獣グワガンダも蜃気楼だと思い、突っ込ませてしまったオオヤマ…なんて、やっぱり見たくもなかった。 (2005/8/16) 空前絶後の「80」検証本『君はウルトラマン80を愛しているか』を読む ◆(脚本/石堂淑朗インタビューより)「まさしく当時、僕の息子が『クワガタを越年させるんだ』って苦労してましてね(中略)あるとき、立派なコクワガタが取れて、下の子が『くれくれ』言うもんだからやったら、すぐ泣いて帰ってきて。どうも強いやつに取られたらしいんだな(笑)」 ■もうそのまんまじゃないですか石堂先生、最高です! (2006/7/17) |
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